01_ワクチン vaccine COVID-19ワクチン接種後に致死的な多臓器炎を呈した1例(症例報告; Leg Med (Tokyo). 2023) ワクチン接種後の突然死の原因とは? 2022年8月10日、14歳の女子中学生がファイザー製ワクチンの3回目接種を受けました。 女子中学生は翌日、37.9度の発熱を認めましたが、夕方には下がりました。 夜に息苦しさを訴えながらも眠りについてい... 2023.06.01 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine 心血管疾患を有する高齢者におけるインフルエンザワクチン接種率に対する電子ナッジの効果は?(NUDGE-FLU試験の事前指定解析; Circulation. 2023) ナッジ(nudge:そっと後押しする)とは、行動科学の知見(行動インサイト)を活用することで「人々が自分自身にとってより良い選択を自発的に取れるように手助けする政策手法」とされています(環境省の資料より)。人々が選択し、意思決定する際の環… 2023.05.26 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine 高齢者におけるRSウイルスのプレフュージョンF蛋白ワクチンの効果はどのくらい?(AReSVi-006試験; N Engl J Med. 2023) 呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は、新生児や高齢者における急性呼吸器感染症、下気道疾患、臨床合併症、および死亡の重要な原因です。新生児、乳児、幼児に対してはシナジス(筋肉内注射用パリビズマブ(遺伝子組換え)製剤)が重篤な下気道疾患の発症抑制… 2023.05.13 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine SARS-CoV-2 mRNAワクチン接種後の心筋炎の予後は?(北欧のコホート研究; BMJ Med. 2023) SARS-CoV-2ウイルスに対するmRNAワクチンを接種した際に、心筋炎リスクが増加する可能性が報告されています。しかし、COVID-19に伴う心筋炎との臨床転帰の比較については充分に検証されていません。そこで今回は、mRNAワクチン接… 2023.04.13 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine COVID-19ワクチン接種はコロナ後遺症を予防できますか?(システマティックレビュー; BMJ Med. 2023) SARS-CoV-2ウイルスにより引き起こされるCOVID-19の患者数は増減を繰り返し、感染終息の兆しが見えないことから、コロナとの共存(withコロナ)を迫られています。COVID-19に対する治療薬や感染予防対策が講じられ、感染者数… 2023.04.06 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine 日本のオミクロン変異株BA.1およびBA.2流行時のmRNA COVID-19ワクチンの有効性は?(試験陰性症例対照研究; VERSUS試験; Expert Rev Vaccines. 2023) COVID-19ワクチンの有効性(VE)を国内で評価することは、国のワクチン接種方針を評価・決定する上で極めて重要です。日本におけるワクチンの有効性データは限られています。そこで今回は、国内におけるmRNA COVID-19ワクチンのVE… 2023.04.03 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine 安定冠動脈疾患および急性冠症候群の予防治療に対するインフルエンザワクチン接種の効果はどのくらい?(RCTのメタ解析; Am J Med. 2023) インフルエンザは、冠動脈疾患患者に大きな負担を与える可能性があります。したがって、インフルエンザワクチン接種により、冠動脈疾患の発症リスクを低減できる可能性があります。そこで今回は、急性冠症候群と安定冠動脈疾患患者におけるインフルエンザワ… 2023.03.28 01_ワクチン vaccine02_循環器系
00_その他 デンマークにおけるインフルエンザワクチン接種率向上のための電子ナッジの効果は?(クラスターRCT; Lancet. 2023) インフルエンザワクチン接種率は、インフルエンザ感染と関連する合併症の予防に有効であるにもかかわらず、依然として最適とは言えません。ワクチン接種は個々人の任意であることから、個人の意思を尊重した接種向上施策が求められます。今回ご紹介するのは… 2023.03.20 00_その他01_ワクチン vaccine
01_ワクチン vaccine 米国における中等症および重症COVID-19成人に対するワクチンの効果減弱と追加免疫の効果は?(試験陰性症例対照研究; VISIONネットワーク; BMJ. 2022) BNT162b2(ファイザー・バイオンテック)およびmRNA-1273(モデナ)ワクチンのランダム化試験では、成人においてCOVID-19に対する94~95%の予防効果を示し、入院を要するCOVID-19に対する有効性が示唆されました。2020年12月にこれらのワクチンが導入されて以来、ワクチン接… 2022.11.10 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine COVID-19に対する二価オミクロン含有ブースターワクチンの有効性はどのくらい?(非盲検・非ランダム化試験; N Engl J Med. 2022) 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-CoV-2)ワクチンは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して安全かつ有効であることが確認されました。コロナウイルス有効性試験(COVE)において、mRNA-1273ワクチン(Moderna, モデルナ社製)は、100μgプライマリー… 2022.10.02 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine COVID-19ワクチン接種をためらう妊婦は多い?(SR&MA; BMJ Open. 2022) 急性呼吸器感染症であるCOVID-19は世界中に広がり、世界的な公衆衛生上の一大イベントとして知られるようになりました。2019年12月、中国の武漢で新型コロナウイルスが表面化し、その後も近隣諸国に広がり、パンデミックとなりました。それ以降、世界中で幅広い年齢層の人々の間で大規模な流行を引き起こす… 2022.09.10 01_ワクチン vaccine09_感染症20_妊婦
01_ワクチン vaccine 医療従事者におけるCOVID-19ワクチン4回目接種の効果はどのくらい?(コホート研究; JAMA 2022) 2021年12月、イスラエルで第5次COVID-19流行が始まり、ほとんどがオミクロン変異株によって引き起こされ、ワクチン未接種者とワクチン接種者が影響を受けました。ほとんどの医療従事者を含むイスラエルの成人の90%が、2021年9月までBNT162b2ワクチンの3回接種を受けました。3回目の接種… 2022.08.10 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine COVID-19ワクチン接種と急性心筋梗塞および虚血性脳卒中との関連性は?(後向きコホート研究; JAMA. 2022) COVID-19ワクチンは二次的合併症を予防できるのか? COVID-19感染後の急性心筋梗塞(AMI)や虚血性脳卒中の発症率は、血栓症のリスク上昇と関連していることが示唆されています(PMID: 35132265、PMID: 351767... 2022.08.04 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine COVID-19 mRNAブースターとインフルエンザワクチンの同時接種の安全性は?(後向き研究; JAMA Netw Open. 2022) COVID-19ワクチン接種は、米国疾病対策予防センター(CDC)により、米国の5歳以上のすべての人に推奨されています。現在の臨床ガイダンスでは、COVID-19ワクチンと他のワクチンの同時投与など、他のワクチンの接種時期を考慮することなく接種することができることが示されています(CDC)。米国食… 2022.08.03 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine 医療従事者におけるファイザー社製BNT162b2ワクチン接種はコロナ後遺症を予防できますか?(コホート研究; JAMA. 2022) ワクチン接種によりコロナ後遺症を予防できるのか? COVID-19の生存者は、長期にわたる症状を呈することがあります(PMID: 34643720)。入院を含むCOVID後の状態(long COVID、コロナ後遺症とも呼ばれる:PMID: ... 2022.07.28 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine SARS-CoV-2オミクロンおよびデルタ変異株に対するモデルナ社製ワクチンmRNA-1273の有効性は?(試験陰性症例対照研究; Nat Med. 2022) 2021年12月に出現したSARS-CoV-2 オミクロン(B.1.1.529)変異株は、複数の新規スパイクタンパク質変異を含んでおり、自然獲得免疫またはワクチン誘発免疫からの逃避が懸念されています。いくつかのin vitro研究では、オミクロンに対するワクチン誘発中和活性の低下が報告されています… 2022.07.19 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine 母親におけるワクチン接種により乳児のCOVID-19入院リスクを低減できますか?(症例対照試験陰性デザイン; N Engl J Med. 2022) 妊娠中のコロナウイルス症2019(COVID-19)は、重症化、入院、死亡に加え、妊娠中の有害事象や新生児合併症のリスク上昇と関連しています。一般集団におけるCOVID-19の多くの合併症は、ワクチン接種によって予防可能です。研究により、mRNAワクチン(BNT162b2[ファイザー・ビオンテック… 2022.07.03 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine 小児におけるワクチン接種は青年と比較してオミクロンによる感染および入院リスクを低下できますか?(ニューヨークのデータベース研究; JAMA. 2022) 米国では、2022年4月7日までに18歳以下の1230万人の青少年がCOVID-19と診断されました。Omicron(オミクロン)変異株出現前に行われた研究では、BNT162b2ワクチンは5歳以上におけるCOVID-19転帰の予防に安全かつ有効であることが示されています。12~17歳の青年(30μ… 2022.06.05 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine COVID後遺症はワクチン接種で防げますか? (コホート研究; Nature Medicine 2022) SARS-CoV-2感染後の急性期以降の後遺症(post-acute sequelae of COVID-19, Long COVIDとも呼ばれる)は、その特徴が明らかになっています。ワクチン接種者がブレイクスルー感染(Breakthrough SARS-CoV-2感染)の結果、COVID-19と… 2022.06.02 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine 妊娠中のmRNA COVID-19ワクチン接種の安全性と有効性は?(SR&MA; Nat Commun. 2022) 2020年12月に最初のCOVID-19ワクチン接種の有効性が報告され、高所得国では直ちに大量接種が開始され、地域や世界によって接種率にばらつきがあるものの、これまでにないスピードで進行しています。ワクチン接種が十分でないグループのひとつが妊娠中の人々です。COVID-19ワクチンの初期試験から妊… 2022.05.30 01_ワクチン vaccine20_妊婦