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20_妊婦

妊娠中のアセトアミノフェン使用は自閉スペクトラム症やADHDの原因にならない(Lancet 2026)

妊娠中の解熱鎮痛薬として、アセトアミノフェン(カロナール®、パラセタモール)は長年「比較的安全」とされてきました。一方で近年、「妊娠中のアセトアミノフェン使用が、自閉スペクトラム症(ASD)やADHDのリスクを高めるのではないか」という報…
02_循環器系

エナジードリンクは脳卒中のリスクになるのか?(BMJ Case Rep. 2025)

― 高血圧と脳梗塞を引き起こした症例から考えるエナジードリンクのリスクとは?エナジードリンクは、眠気覚ましや集中力向上を目的に日常的に摂取される飲料です。しかしその一方で、高カフェイン摂取が心血管系に与える影響については、十分に認識されてい...
00_その他

「意図」は行動をどれだけ変えるか?|実験的検証のメタ解析で明らかになった関係(Psychol Bull. 2006)

社会心理学や健康心理学では「意図(intention)」が行動の主要な原因と考えられる。しかし多くの研究は相関デザインであり、因果関係を検証できない。この論文は、意図を意識的に操作し、行動変化への因果関係を検証した研究を対象とした メタ解…
02_循環器系

SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬、腎保護効果はどちらが優れる?(標的試験模倣研究; JAMA Intern Med. 2026)

2型糖尿病(T2DM)患者において、慢性腎臓病(CKD)や急性腎障害(AKI)の発症予防は、心血管イベントと並ぶ重要な治療目標です。近年、SGLT2阻害薬(SGLT2i)とGLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)はいずれも腎保護作用を有す…
02_循環器系

急性期脳梗塞後、降圧薬は「すぐ再開」すべきか?(Hypertension. 2025)

急性期脳梗塞(acute ischemic stroke, AIS)発症後の血圧管理は、臨床現場で頻繁に直面する重要な課題です。特に発症前から降圧薬を服用していた患者において、その治療を「すぐ継続すべきか」、「一時中止・延期すべきか」は、…
01_中枢神経系

バラシクロビルはアルツハイマー病を改善するのか?(JAMA. 2025)

アルツハイマー病(Alzheimer disease:AD)の病因については、アミロイドβやタウ蛋白に加え、感染症仮説が近年注目されています。特に単純ヘルペスウイルス(HSV-1/2)は、神経科学的研究、疫学研究、電子カルテ解析などから、…
02_循環器系

LVEFが保たれた心筋梗塞にACE阻害薬・ARBは有効か?(Eur Heart J Cardiovasc Pharmacother. 2025)

ACE阻害薬(ACEi)やARBは、左室駆出率(LVEF)が低下した心筋梗塞(MI)において、予後改善効果が確立している薬剤です。一方で、LVEFが保たれている心筋梗塞(LVEF ≥50%)に対しても同様の利益があるのかについては、これま…
11_皮膚・骨格筋系

プレフレイル高齢者に対する地域運動介入は有効か?(BMC Geriatr. 2024)

高齢者医療において「フレイル(frailty)」は、要介護や入院、死亡リスクと関連する重要な概念です。その前段階であるプレフレイル(pre-frailty)は、可逆性が期待できる状態とされ、近年は早期介入のターゲットとして注目されています…
01_中枢神経系

高脂血症は術後せん妄のリスク因子か?|血中脂質との関連を検討したメタ解析(Front Aging Neurosci. 2025)

術後せん妄(postoperative delirium:POD)は、手術後に出現する意識障害・注意障害を特徴とする合併症であり、高齢患者を中心に転帰不良・入院期間延長・死亡率上昇と関連することが知られています。これまでPODのリスク因子…
02_循環器系

シロスタゾールは心不全入院リスクを高めるのか?|糖尿病患者を対象としたケースクロスオーバー研究(糖尿病患者を対象としたケースクロスオーバー研究; Front Pharmacol. 2019)

シロスタゾール(cilostazol、商品名:プレタール)は、末梢動脈疾患(PAD)に対する第一選択薬として広く使用されている抗血小板薬です。一方で、心不全患者では使用を避けるべき薬剤として米国の添付文書や診療ガイドラインで注意喚起されて…
01_中枢神経系

新規抗うつ薬「アモキセチン(Ammoxetine)」は大うつ病性障害に有効か?(DB-RCT; JAMA Netw Open. 2025)

大うつ病性障害(Major Depressive Disorder:MDD)は、世界的に最も頻度の高い精神疾患の一つであり、日常生活機能の低下や就労障害を通じて大きな社会的・経済的負担をもたらします。現在、SSRIやSNRIなど複数の第一…
01_ワクチン vaccine

1回投与でRSV重症化をどこまで防げるか?|長時間作用型抗RSV抗体クレスロビマブの有効性と安全性(RCT; LEVER試験; N Engl J Med. 2025)

乳児期のRSウイルス(RSV)感染症は、細気管支炎や肺炎の原因となり、特に生後初回のRSV流行期では医療機関受診や入院の主要因となります。近年、RSV予防はワクチンに加え、長時間作用型モノクローナル抗体という新たな選択肢が登場しています。…
02_循環器系

低リスクの2型糖尿病患者にもスタチンは有効か?

2型糖尿病(T2DM)は心血管疾患(CVD)の重要なリスク因子であり、スタチンによる一次予防は多くの診療ガイドラインで推奨されています。一方で、10年心血管リスクが低いT2DM患者にまでスタチンを投与すべきかについては、これまで明確なエビ…
02_循環器系

SGLT2阻害薬は糖尿病性足病変リスクを下げるのか?

SGLT2阻害薬は心不全・腎保護効果を背景に、2型糖尿病治療の中核を担う薬剤クラスとなっています。一方で、糖尿病性足病変(diabetic foot disease)との関連については、過去のプラセボ対照試験で結果が一貫せず、特に「下肢切…
05_内分泌代謝系

フィネレノン+SGLT2阻害薬併用の有益性はGLP-1受容体作動薬使用の有無で差が出るのか?

2型糖尿病(T2DM)を背景とする慢性腎臓病(CKD)では、SGLT2阻害薬や非ステロイド型ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(nsMRA)であるフィネレノンが腎・心血管保護の観点から重要な治療選択肢となっています。一方、近年はGLP-1受…
04_消化器系

P-CABはPPIより危険?安全性をどう評価するか|有害事象と高ガストリン血症を検討したメタ解析(J Gastroenterol Hepatol. 2025)

P-CABとPPIとの違いとは?近年、胃酸分泌抑制薬として P-CAB(カリウムイオン競合型アシッドブロッカー, Potassium-competitive acid blockers) が臨床現場で広く使用されるようになりました。P-CA...
00_その他

創造性は「ひらめき」だけでは生まれない?|人は努力を過小評価し、ひらめきを過大評価する(Trends Cogn Sci. 2022)

「創造性はひらめきだ」、「良いアイデアは突然降ってくる」こうしたイメージは、多くの人が共有している直感的な理解でしょう。一方で、トーマス・A・エジソンの有名な言葉にあるように「創造性は努力の積み重ね」であるという考え方も根強く存在します。…
00_その他

「楽観的であること」よりも「悲観しすぎないこと」が健康に関係する?

「前向きに考える人は健康になりやすい」このような言説は、医療・心理学の分野だけでなく、一般向けの健康情報でも広く語られてきました。こうした背景には、特性的楽観主義(dispositional optimism)と身体的健康との関連を示す多…
02_循環器系

複雑PCIを受けるハイリスクにおける抗血小板療法は最適化できるのか?(Eur Heart J. 2025)

複雑性の経皮的冠動脈インターベンション(complex PCI)を受ける高リスク患者では、虚血リスクと出血リスクの双方が高いことが知られています。そのため、画一的な12か月DAPT(dual antiplatelet therapy)が本…
00_その他

チカグレロルを支えた “根拠” に何が起きているのか?

今回のBMJ記事は、チカグレロルの承認・普及を後押しした「2つの血小板機能試験(Circulation誌に掲載)」について、主要評価項目の誤報告やデータ欠落などの “データ完全性(integrity)” 問題を指摘しています。これは「チカ…
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