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00_その他

「楽観的であること」よりも「悲観しすぎないこと」が健康に関係する?

「前向きに考える人は健康になりやすい」このような言説は、医療・心理学の分野だけでなく、一般向けの健康情報でも広く語られてきました。こうした背景には、特性的楽観主義(dispositional optimism)と身体的健康との関連を示す多…
02_循環器系

複雑PCIを受けるハイリスクにおける抗血小板療法は最適化できるのか?(Eur Heart J. 2025)

複雑性の経皮的冠動脈インターベンション(complex PCI)を受ける高リスク患者では、虚血リスクと出血リスクの双方が高いことが知られています。そのため、画一的な12か月DAPT(dual antiplatelet therapy)が本…
00_その他

チカグレロルを支えた “根拠” に何が起きているのか?

今回のBMJ記事は、チカグレロルの承認・普及を後押しした「2つの血小板機能試験(Circulation誌に掲載)」について、主要評価項目の誤報告やデータ欠落などの “データ完全性(integrity)” 問題を指摘しています。これは「チカ…
00_その他

「生きがい」は心血管死亡リスクを下げるのか?

「生きがい(Ikigai)」という概念は、日本独自の文化的背景をもつ心理・社会的要因です。近年、この主観的な人生の目的意識が、心血管疾患(CVD)などの健康アウトカムと関連する可能性が疫学研究で示されてきました。今回ご紹介するのは、日本人…
05_内分泌代謝系

妊娠糖尿病にメトホルミンは使える?

妊娠糖尿病(Gestational Diabetes Mellitus:GDM)は、母体だけでなく新生児・将来の児の健康にも影響を及ぼす重要な疾患です。食事・運動療法が第一選択とされますが、血糖管理が不十分な場合には薬物療法が必要となりま…
00_その他

スーパーマリオは燃え尽き(バーンアウト)を減らすのか?

現代の若年成人は、学業・就職活動・SNSなどにより「常にオン」の状態に置かれ、十分な休息が取れないことによるバーンアウト(燃え尽き)が問題となっています。こうした中、「ゲームは気晴らしになる」という直感的理解を超えて、なぜ・どのように心に…
04_相互作用、薬物相互作用

シクロスポリンと併用できるスタチンは?

免疫抑制剤シクロスポリン(ネオーラル)を服用中の患者にスタチンが新規処方された場合、併用禁忌・重篤な薬物相互作用を見逃さないことが極めて重要です。本記事では、実際の薬局業務で発生した「シクロスポリンとスタチンの併用禁忌」に対する疑義照会事…
02_循環器系

安定冠動脈疾患における抗血小板薬単剤療法の直接比較(RCTの事後解析; Can J Cardiol. 2025)

安定冠動脈疾患(stable CAD)患者では、PCI後の長期管理として抗血小板薬単剤療法が行われます。しかし、虚血リスクが高い患者(High Ischemic Risk:HIR)において、アスピリンとクロピドグレルのどちらが適しているの…
13_悪性腫瘍

化学療法誘発末梢神経障害 CIPN を防ぐ新たなアプローチ?(JAMA Oncol. 2025)

タキサン系抗がん薬(パクリタキセル、nab-パクリタキセルなど)は、乳がん治療をはじめ多くのがん領域で用いられています。一方で、化学療法誘発末梢神経障害(chemotherapy-induced peripheral neuropathy…
00_その他

感情語を知ることは、子どもの感情調整力を育てるのか?(Emotion. 2025)

子どもの感情理解(emotion understanding)や感情調整(emotion regulation)は、社会性や学業、メンタルヘルスの基盤となる重要な発達課題です。一方で、これらの能力が家庭内でどのように社会化されるのかについ…
02_循環器系

血圧はどこまで下げるべきか?(Am J Hypertens. 2025)

高血圧治療において「どこまで血圧を下げるべきか」は、長年議論されてきたテーマです。特に腎機能保護の観点では、厳格降圧の有用性について一貫した結論は得られていません。今回ご紹介するのは、VALUE試験(Valsartan Antihyper…
00_その他

「相手の立場に立つ」は本当に理解を深めるのか?(J Pers Soc Psychol. 2018)

私たちは日常的に「相手の立場に立って考えなさい」「相手の気持ちを想像すれば分かり合える」と教えられてきました。医療現場においても、患者視点・家族視点に立つことは、コミュニケーションの基本として重視されています。しかし、“相手の立場に立つ(…
01_中枢神経系

ズラノロン(ザズベイ)はうつ病治療を変えるのか?(Am J Psychiatry. 2023)

うつ病(Major Depressive Disorder:MDD)は再発率が高く、治療開始から効果発現までに数週間を要することが、臨床上の大きな課題です。こうした背景の中、GABAA受容体を標的とする経口薬「ズラノロン(zuranolo…
08_炎症・免疫・アレルギー系

6か月に1回で喘息増悪を抑える新薬登場?

重症喘息、とくに好酸球性喘息では、生物学的製剤が治療の柱となりつつあります。一方で、投与頻度の高さは患者・医療者双方にとって大きな負担です。今回ご紹介する論文では、6か月に1回投与が可能とされる新規抗IL-5抗体depemokimab(デ…
00_その他

小児ワクチン接種時の痛みは「冷やす」だけで軽減できる?(PLoS One. 2025)

小児の予防接種では、注射時の痛みや恐怖心が大きな課題です。甘味刺激、授乳、体位調整、ディストラクション(嫌なものから気をそらす)など、エビデンスに基づく疼痛緩和法は複数存在しますが、手間や人員の問題から日常診療では十分に実施されていないの…
02_循環器系

妊娠高血圧症候群に使う降圧薬はどれを選ぶべきか?(Am J Obstet Gynecol. 2025)

妊娠高血圧症候群(hypertensive disorders of pregnancy)は、母体・胎児双方の予後に重大な影響を及ぼす疾患群です。経口降圧薬としては、メチルドパ、ラベタロール、ニフェジピンの3剤が広く使用されていますが、こ…
02_循環器系

ARBによるスプルー様腸症はクラスエフェクトか?|オルメサルタン以外も含めた系統的レビュー(Gastroenterol Rep (Oxf). 2019)

高血圧治療で広く使用されているアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)。その中でもオルメサルタンは「スプルー様腸症(sprue-like enteropathy)」との関連が報告されてきました。一方で、この腸症はオルメサルタン特有の副作…
02_循環器系

チルゼパチドは心血管イベントを減らすのか?(N Engl J Med. 2025)

チルゼパチド(tirzepatide)は、GLP-1受容体とGIP受容体の二重作動薬として登場し、血糖改善および体重減少効果の大きさから注目を集めてきました。一方で、心血管アウトカムへの影響については、これまで明確なエビデンスが示されてい…
02_循環器系

軽症脳梗塞に対する血栓溶解後の「早期抗血小板療法」は有効か?(Eur Heart J. 2025)

急性期脳梗塞では、静注血栓溶解療法(IVT)後24時間以内の抗血小板薬投与は原則避けるというのが標準的な治療方針です。これは、出血性転化のリスクが懸念されているためです。一方で、軽症脳梗塞(NIHSS 0–5)ではもともと機能予後が良好で…
09_感染症

インフルエンザ関連脳症(IAE)は成人でも重症化する?|日本の全国疫学データからみた年齢別特徴(Clin Infect Dis. 2018)

インフルエンザ関連脳症(Influenza-associated encephalopathy:IAE)は、小児に多い重篤な中枢神経合併症として知られています。一方で、成人におけるIAEの実態は十分に整理されていないのが現状です。本記事で…
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