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00_その他

子供も大人も「親切の効果を過小評価」する?|ランダムな親切行動が相手に与える影響を測った実験研究(J Exp Psychol Gen. 2023)

他者に親切にすると、自分自身の幸福感が高まることは多くの研究で示されています。しかし実際には、「迷惑だと思われないかな…」「大したことないと思われそう…」といった不安から、親切な行動をためらってしまう場面も少なくありません。今回ご紹介する…
未分類

無症候性頸動脈高度狭窄に対する治療はどう選ぶ?|CREST-2試験が示したステント vs 内膜剥離術 vs 集中的薬物治療(PROBE法; N Engl J Med. 2025)

無症候性の頸動脈狭窄(asymptomatic carotid stenosis)は、脳梗塞予防の観点で治療方針が近年議論になっています。ステント治療(carotid-artery stenting, CAS)頸動脈内膜剥離術(carot…
01_ワクチン vaccine

RSVワクチン(RSVpreF)は心血管疾患を持つ高齢者にも有効か?

2023年以降、60歳以上を対象としたRSVワクチン(RSVpreF)が世界的に承認され、呼吸器感染症対策として注目を集めています。一方、RSV感染は高齢者において心筋梗塞・心不全増悪・脳卒中などの心血管イベント増加と関連が指摘されており…
02_循環器系

PCI前のP2Y12阻害薬プレトリートメントは有効か?|5万件超のリアルワールドデータから得られた新知見(Can J Cardiol. 2025)

経皮的冠動脈形成術(PCI)を受ける患者に対して、P2Y12阻害薬(クロピドグレル、プラスグレル、チカグレロルなど)をPCI前に投与すべきか否かは、長年議論されてきたテーマです。特に、慢性冠症候群(CCS)や非ST上昇型心筋梗塞(NSTE…
08_炎症・免疫・アレルギー系

日本における「鼻出血(epistaxis)」治療の実態は?|全国データベースから見えた季節性・地域差・患者背景(Auris Nasus Larynx. 2025)

鼻出血は日常的によくみられる症状ですが、その治療には「ガーゼパッキング」と「焼灼(cauterization)」という2つの主要な方法が使われます。しかし、これらの治療がどの季節に多いのか、どの年代で多いのか、地域差はあるのかといった全国…
00_その他

「声」はストレスを軽減し、オキシトシンを高めるのか?(比較研究; Evol Hum Behav. 2012)

日常生活の中で、私たちは電話・対面・メール・SNSなど、さまざまな方法で家族や友人とコミュニケーションを取っています。しかし 「声を聞く」ことが、身体のストレス反応にどれだけ影響するかを科学的に検討した研究は限られています。今回ご紹介する…
00_その他

「デタッチメント・パラドックス」とは?

「仕事以外の時間はしっかり休んだほうが、生産性が上がる」これは近年の心理学・労働科学研究で広く支持されている結論です。しかし実際の職場ではどうでしょうか?休暇を取りづらい、定時後もメールを返すことが「当然」、休日に連絡が来るのが当たり前、…
02_循環器系

GLP-1受容体作動薬リラグルチドは脳梗塞再発を減らせるのか?(PROBE法; LAMP試験; JAMA Intern Med. 2025)

糖尿病(T2D)を合併する患者では、脳梗塞や心血管イベントのリスクが高く、それらの再発予防は臨床上の大きな課題です。GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)は心血管イベント低減効果が示されていますが、急性期脳梗塞に対するランダム化比較試験…
02_循環器系

GLP-1受容体作動薬とチルゼパチドの消化管イベントリスクに違いはある?(人口ベースコホート研究; Ann Intern Med. 2025)

2型糖尿病(T2D)治療では、体重減少・心血管アウトカム改善など多面的な効果が期待できる GLP-1受容体作動薬 が広く使われています。近年は チルゼパチド(GIP/GLP-1受容体作動薬) の登場もあり、処方選択の幅が一気に広がりました…
07_腎・泌尿器系

UACRとUPCRはどちらが腎予後をよりよく予測するのか?|約15万人のデータを用いた個別患者レベル・メタ解析(Ann Intern Med. 2025)

慢性腎臓病(CKD)は進行すると腎不全や心血管疾患を引き起こす重大な疾患であり、尿蛋白の評価は予後予測の最重要指標として位置づけられています。臨床現場では、尿アルブミン・クレアチニン比(UACR)尿蛋白・クレアチニン比(UPCR)の2つが…
未分類

イトラコナゾールとテルビナフィン、どちらが有効?― 皮膚白癬に対する用量増強比較試験(DB-RCT; Indian J Pharmacol. 2019)

高温多湿の環境では、白癬(皮膚糸状菌感染症)とくに体部白癬(tinea corporis)や股部白癬(tinea cruris)が増加します。これらの治療には経口抗真菌薬が用いられますが、近年はテルビナフィン(terbinafine)やイ…
00_その他

バイアスピリン®とミカルディス®の一包化は危険?配合変化による溶出低下の実証研究(医療薬学 2018)

高齢患者では服薬管理の利便性を高めるため、一包化調剤(同時刻に服用する複数の薬剤を1袋にまとめる方法)が広く行われています。しかし、一包化により薬剤同士が物理的・化学的に影響し合い、安定性や溶出性が変化する “配合変化” が起こる場合があ…
02_循環器系

透析患者における魚油(EPA+DHA)補充療法は心血管イベントを減らすか?(RCT; PISCES試験; N Engl J Med. 2025)

慢性腎不全に対する維持血液透析患者では、心血管疾患(CVD)が死亡原因の約半数を占めるとされます。一方で、一般集団では n-3系多価不飽和脂肪酸(EPA・DHA) の摂取が心血管イベントを減らす可能性が報告されています。しかし、透析患者に…
02_循環器系

集中的降圧治療で生活の質はどう変わるか?|高心血管リスク高血圧患者におけるHRQoLを検証したRCT(Open-RCT; ESPRIT試験; J Am Coll Cardiol. 2025)

高血圧は心血管イベント(心筋梗塞、脳卒中など)の主要な予備因子であり、降圧治療の強化によりそのリスクを低減することが多くの研究で示されています。一方で、「治療をより強めることで薬剤負荷が増えたり副作用が増えることで、患者の健康関連QOL(…
03_呼吸器系

GLP-1受容体作動薬は消化性潰瘍リスクを低下させる?|全米規模データで検証された糖尿病患者における新知見(後向き研究; Clin Gastroenterol Hepatol. 2025)

近年、GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)は、血糖コントロールの改善だけでなく、心血管イベントの抑制効果でも注目を集めています。一方で、これらの薬剤は胃排出遅延や悪心・嘔吐など消化管運動への影響が知られており、消化性潰瘍(peptic…
03_呼吸器系

原因不明の慢性咳(UCC)を見抜く臨床的特徴とは?― 米国7施設の多施設研究(横断研究; Allergy Asthma Proc. 2025)

長引く咳(慢性咳嗽)は、喘息やCOPD、後鼻漏、逆流性食道炎など明確な原因を特定できるものが多い一方で、これらの既知疾患がなく、原因不明の慢性咳(unexplained chronic cough:UCC)として分類される症例が一定数存在…
09_感染症

帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症リスクを高める因子とは?|年齢・皮疹重症度・基礎疾患などを網羅的に解析(メタ解析; Front Immunol. 2025)

帯状疱疹後神経痛(Postherpetic Neuralgia:PHN)は、帯状疱疹の代表的な合併症であり、発疹が治癒した後も痛みが持続する慢性疼痛です。とくに高齢者や免疫低下患者で発症しやすく、生活の質(QOL)を大きく損なうことが知ら…
02_循環器系

心房細動アブレーション後の再発予防に抗炎症薬は有効か?(SR&NWM; J Cardiovasc Electrophysiol. 2025)

心房細動(AF)は、脳卒中・心不全・死亡リスクを増大させる最も頻度の高い不整脈です。カテーテルアブレーションは有効なリズムコントロール手段として確立されていますが、再発率が依然として高いことが臨床的課題となっています。近年、AFの発症・持…
04_消化器系

横須賀市の中学生ヘリコバクター・ピロリ検診から見えた課題 ― 若年層への感染対策と公衆衛生的意義(公衆衛生研究; J Gastroenterol Hepatol. 2025)

胃がんの主要な危険因子であるHelicobacter pylori(ピロリ菌)感染は、感染後長期に持続することで萎縮性胃炎・胃がんの発症リスクを高めます。そのため、日本では若年層における感染スクリーニングと早期除菌が、がん予防の観点から重…
02_循環器系

高齢高血圧患者における厳格な血圧管理は長期的にも有益か?|STEP試験の延長追跡結果から(RCT; J Am Coll Cardiol. 2025)

「高齢者では、血圧を下げすぎないほうがよい」という考えは長く議論されてきました。しかし、近年のSTEP試験(Strategy of Blood Pressure Intervention in the Elderly Hypertensi…
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