2021-10

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02_循環器系

GLP-1受容体作動薬の心血管アウトカムへの有効性はメトホルミン併用の有無で異なりますか?(SR&MA; Diabetes Res Clin Pract. 2021)

2型糖尿病におけるGLP-1受容体作動薬(GLP-1 RA)の心血管アウトカムに対する有効性は、これまでに報告された大規模臨床試験により検証されています。これに基づき、米国や英国の診療ガイドラインでは、患者背景によってはGLP-1 RAが第一選択薬とされています。しかし、大半の試験において標準治療…
01_ワクチン vaccine

妊婦における新型コロナワクチン(BNT162b2)接種の安全性・有効性は?(後向きコホート研究; JAMA. 2021)

新型コロナウイルスに対するBNT162b2メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン(Pfizer-BioNTech社製)は有効性・安全性が検証され、様々な国で承認されています。12歳以上の小児・青年・成人に対して使用されています。一方で妊娠中の有効性と安全性に関するデータは、観察研究の結果が報告…
00_その他

心房細動と睡眠時無呼吸症候群を有する患者に対するCPAP使用は心房細動の発生を減らさない(PROBE; Am J Respir Crit Care Med. 2021)

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome, SAS)は、睡眠中に無呼吸を繰り返すことで、様々な合併症を引き起こします。SAS発症の原因は空気の通り道である上気道が狭くなることです。また、首まわりの脂肪の沈着が多いと上気道は狭くなりやすいため、肥満はSASと深く関係しています。鼻…
02_循環器系

急性冠症候群が疑われる患者における早期のコンピュータ断層撮影による冠動脈造影は有効か?(RCT; RAPID-CTCA試験; BMJ2021)

胸痛は、救急外来を受診する患者の最も一般的な訴えの1つです。急性心筋梗塞や急性心筋梗塞リスクがある患者が速やかに適切な治療を受けられるように、緊急に診断調査を行い、急性冠症候群の評価を行います。しかし、最適な診断経路がはっきりしないため、リスクスコアが開発され、基礎的な冠動脈疾患を調べるために多く…
09_感染症

成人COVID-19入院患者に対するバリシチニブの有効性・安全性はどのくらいですか?(DB-RCT; COV-BARRIER試験; Lancet Respir Med. 2021)

SARS-CoV-2に感染した入院患者は、しばしば激しい炎症性亢進状態に陥り、急性呼吸窮迫症候群、敗血症性ショック、死亡などの多臓器不全を引き起こすことがあります。レムデシビル、デキサメタゾン、トシリズマブなどの治療法が進歩しているにもかかわらず、入院患者の死亡率を低下させることは依然として重要な…
00_その他

食事の摂取パターンと全死亡率との関連性はどのくらい?(システマティック・レビュー; JAMA Netw Open. 2021)

米国農務省と米国保健社会福祉省は、5年ごとに食事ガイドライン諮問委員会を招集し、食事と健康に関する既存のエビデンスを検討し、米国人のための食事ガイドラインを作成しています。時が経つにつれ、委員会の焦点は、単一の栄養素や食品から、全体的な食事のパターンへとシフトしています。栄養素や食品の分析では…
01_ワクチン vaccine

血液透析患者におけるBNT162b2ワクチンによるSARS-CoV-2抗体反応の評価(単一施設コホート研究; JAMA Netw Open. 2021)

SARS-CoV-2とそれに続くCOVID-19が世界的な大流行を引き起こしています。最も深刻な影響を受けているのは、生命維持のために少なくとも週3回は施設に通わなければならない維持血液透析患者であり、感染のリスクは一般集団の5倍にもなることが報告されています。公衆衛生指導を遵守しているにもかかわ…
08_炎症・免疫・アレルギー系

アレルギー性鼻炎に対するロラタジン、セチリジン、モンテルカスト、デスロラタジンの比較(RCTのネットワークメタ解析; Am J Ther. Nov/Dec 2016)

アレルギー性鼻炎に対する抗アレルギー薬で優れているものはどれか? アレルギー性鼻炎は一般的な疾患であり、その罹患率から国民病といっても過言ではありません。これまでに多くの薬効群、薬剤が販売されていますが、どの薬剤が優れているかは明ら...
05_内分泌代謝系

日本の糖尿病患者でのSGLT2阻害薬使用による尿路感染症リスクはどのくらいですか?(日本の人口データコホート研究; Diabetes Obes Metab. 2021)

日本の糖尿病患者におけるSGLT2阻害薬の使用は尿路感染症リスクとなるのか? ナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害薬は、血糖降下作用に加えて、心臓や腎臓などの臓器保護作用を有していることが報告されています。一方、副作用...
09_感染症

軽度および中等度のCOVID-19におけるイベルメクチンの単回経口投与の効果は?(RCT; RIVET-COV; J Infect Chemother. 2021)

イベルメクチンの新規エリキシル製剤の有効性と安全性はどのくらい? COVID-19パンデミックは、世界で1億7500万人以上が感染し、300万人以上の死者を出しており、公衆衛生上の大きな課題となっています(PMID:32087114...
01_ワクチン vaccine

アウトラゼネカ社製(ChAdOx1 nCoV-19)COVID-19ワクチンの安全性・有効性はどのくらい?(DB-RCT; AZD1222; N Engl J Med. 2021)

これまでの臨床試験で、アストラゼネカ社製 AZD1222(ChAdOx1 nCoV-19)ワクチンの安全性と有効性が、ブラジルや英国などの多様な疫学的環境におけるコロナウイルス疾患2019(COVID-19)の予防に示されています。AZD1222は、6大陸の100ヵ国以上でワクチン接種のために配布…
05_内分泌代謝系

入院前のグルカゴン様ペプチド-1受容体アゴニスト(GLP-1RA)使用はコロナウイルス感染症による死亡率へ影響しますか?(メタ解析; Diabetes Res Clin Pract. 2021)

2019年12月に最初の症例が発生して以来、COVID-19病の出現は、WHOによると2021年6月までに最大177,108,695例の確定症例と3,840,223例の死亡を引き起こしていました。症例の重症度は、すべての年齢層で併存疾患に応じて変化していました。糖尿病と肥満は、重症のCOVID…
01_ワクチン vaccine

COVID-19ワクチン接種後の流産発生と自然流産発生リスクに差はありますか?(Vaccine Safety Datalink; JAMA. 2021)

妊娠中のCOVID-19感染は、重篤な母体の病的状態を引き起こす可能性があります。米国では、COVID-19ワクチンが承認され、2種類のワクチンが妊娠中の女性への使用を許可されています。現在までのところ、COVID-19ワクチンの母体への安全性に関するデータは主にパッシブサーベイランスによるもので…
02_循環器系

急性冠動脈症候群患者に対する二重抗血小板療法において、抗血小板薬を安全に漸減できますか?(RCTのネットワークメタ解析; J Am Coll Cardiol. 2021)

急性冠動脈症候群(心筋虚血により発症する急性心筋梗塞、不安定狭心症、心臓突然死の総称, ACS)患者においては、将来的な心血管イベントの発生リスクが高いことから、経皮的冠動脈形成術(percutaneous coronary intervention, PCI)あるいは冠動脈バイパス術…
02_循環器系

高齢心房細動患者の経口抗凝固薬による急性腎障害のリスクはVKAとDOACで異なりますか?(人口ベースコホート研究; Clin J Am Soc Nephrol. 2021)

ビタミンK拮抗薬または直接経口抗凝固薬のいずれかによる抗凝固療法は急性腎障害(AKI)の発生リスクと関連する可能性が報告されています。しかし、経口抗凝固薬とAKI発生リスクについての比較検討は充分になされていません。そこで今回は、心房細動の高齢者における直接経口抗凝固薬(ダビガトラン、リバーロ…
09_感染症

重症COVID-19患者に対するステロイド療法としては低用量デキサメタゾンが良いかもしれない(RCTのメタ解析; Expert Rev Respir Med. 2021)

SARS-CoV-2感染によって引き起こされる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、重症度により軽症、中等症、重症の3つに大別されます。中でも重症患者はサイトカインストームにより死亡リスクが高くなることから、早期に炎症を抑えるステロイド療法が推奨されています。しかし、ステロイドの用量や…
07_腎・泌尿器系

日本の難治性高リン酸血症を呈する血液透析患者に対するテナパノール追加投与の効果はどのくらいですか?(日本・小規模; DB-RCT; Am J Nephrol. 2021)

CKDの世界的な負担は相当なもので、世界の有病率は9.1%となっています。2017年には、CKDとその心血管疾患への影響により、全世界で260万人が死亡したと推定されています。疾患の進行に伴い、CKDは最終的に高リン血症を含むいくつかの代謝性合併症を引き起こします。CKD患者の心血管イベントおよび…
07_腎・泌尿器系

痛風患者の心血管リスクはアロプリノール開始とベンズブロマロン開始、どちらで高い?(韓国 人口ベースコホート研究; Eur Heart J. 2021)

痛風に伴う心血管疾患リスクは尿酸降下薬により異なる? 痛風患者を対象にフェブキソスタットを用いた臨床試験で、心血管死の増加傾向が示唆されました。その後に米国で行われたCARES試験において、アロプリノールと比較して、心血管死および全...
01_ワクチン vaccine

モデルナ社製mRNAワクチンの効果は盲検化フェーズでも同様ですか?(COVE試験; RCTの盲検化フェーズの結果; N Engl J Med. 2021)

コロナウイルス2019(COVID-19)パンデミックによって引き起こされた世界的な罹患率、死亡率、社会的混乱は、その影響の一部を軽減するために臨床ワクチンの開発と規制当局の介入を加速させました。2020年12月から2021年2月にかけて、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2…
00_その他

食欲不振におけるシプロヘプタジンの有効性と忍容性は?(RCT; Clin Ther. 2021)

抗ヒスタミンおよび抗セロトニン作動薬であるシプロヘプタジンは、食欲増進薬であり、食欲のない小児および成人の体重増加を促進するのに有効であることが報告されています。シプロヘプタジンが良好な結果をもたらしたことを示す多くの研究があるのにもかかわらず、食欲に対する有効性を記録した研究は限られています。そこで…
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