02_循環器系 高齢の2型糖尿病患者に対するGLP-1受容体作動薬とSGLT2阻害薬の有効性はどのくらいですか? (SR&MA; Diabetes Res Clin Pract. 2021) 2型糖尿病の高齢者においてもGLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害薬は有効なのか? GLP-1受容体作動薬及びSGLT2阻害薬は、比較的新しい糖尿病治療薬です。これらの薬剤は、脳卒中や心筋梗塞などの心血管イベント、死亡リスクを低下させること... 2021.04.18 02_循環器系05_内分泌代謝系
02_循環器系 高齢の痛風患者における心血管リスクはフェブキソスタットとアロプリノールで差がありますか?(Letter; PSマッチコホート研究; J Am Heart Assoc. 2021) 痛風患者の心血管リスクにおけるフェブキソスタット vs. アロプリノール 米国では2009年にフェブキソスタットが承認されるまで、痛風の治療にはアロプリノールが唯一の選択肢でした(※日本では2011年5月に販売開始)。 フェブキソスタットの... 2021.04.17 02_循環器系07_腎・泌尿器系
10_眼関連疾患 ブルーライトカット眼鏡は長時間のスクリーン使用による眼精疲労を軽減できますか?(RCT; Am J Ophthalmol. 2021) ブルーライトカット眼鏡の効果はどのくらいなのか? IT社会において、パーソナルコンピュータやスマートフォンなどの使用は避けられません。これらのIT機器の使用頻度の増加、ブルーライトへの暴露が増加することで眼関連障害のリスク増加が懸念されてい... 2021.04.16 10_眼関連疾患
01_中枢神経系 睡眠のタイミングがうっ血性心不全を予測するかもしれない(コホート研究; J Am Heart Assoc. 2021) 睡眠及び起床時刻により慢性心不全リスクが異なる? うっ血性心不全は、世界中で死亡、罹患、入院の主要原因の一つとなっています。慢性心不全に関連する死亡率は多くの国で低下しているにもかかわらず、慢性心不全の発症率と関連する費用は着実に増加してい... 2021.04.15 01_中枢神経系02_循環器系
05_内分泌代謝系 2型糖尿病及びインスリン治療による心血管イベントや死亡リスクへの影響はどのくらいですか?(韓国 人口ベース コホート研究; J Diabetes Investig. 2021) 糖尿病治療におけるインスリン治療と心血管イベント発生リスク 糖尿病治療の目的は、健康人と変わらない生活を送ることです。この目的を実現するために心血管イベント(心筋梗塞、脳梗塞)や死亡の発生抑制を実現する必要があり、そのための治療目標として、... 2021.04.14 05_内分泌代謝系
02_循環器系 抗凝固剤治療再開に伴う再出血、血栓症、死亡リスクはどのくらいですか?(集団ベース コホート研究; CMAJ. 2021) 経口抗凝固薬の出血により治療中止した後に抗凝固薬を再開した方が良いのか? 経口抗凝固薬(OAC)は、動脈および静脈の血栓症の予防および治療に使用されています。 OACに伴う出血は、救急外来受診、入院、死亡につながる最も一般的な有害事象です。... 2021.04.13 02_循環器系12_血液・造血器系
20_妊婦 ドンペリドンは妊婦へ安全に使用できますか?(コホート研究; J Obstet Gynaecol Res. 2021) ドンペリドン及びメトクロプラミドは妊婦に安全に使用できるのか? ドンペリドンとメトクロプラミドは、制吐剤として一般的に使用されています。大規模な疫学研究により、メトクロプラミドは奇形リスクを増加させないことが示されています(NEJM 200... 2021.04.12 20_妊婦
09_感染症 COVID-19によるICU入院患者の血栓イベント、体外式膜酸素療法、死亡率に対する中間用量と標準用量の予防的抗凝固療法の効果はどのくらいですか?(INSPIRATION trial; JAMA2021) COVID-19では血栓塞栓症リスクの増加が報告されている COVID-19患者において、血栓塞栓症のリスク増加が報告されています。これはサイトカインストームと呼ばれる免疫の異常反応により引き起こされていると考えられています。 サイトカイン... 2021.04.11 09_感染症
未分類 糖尿病における貧血は心血管疾患および全死亡の危険因子となりますか?(コホート研究; J Am Soc Nephrol. 2005) 糖尿病患者における貧血は心血管イベントや死亡リスクに影響するのか? 慢性的な貧血は、前負荷を増加させ、後負荷を減少させ、心拍出量の増加をもたらします。長期的には、不適応な左心室肥大(LVH)を引き起こす可能性があり、これは心血管疾患のアウト... 2021.04.10 未分類
未分類 2型糖尿病患者の血糖コントロールに対する吸入コルチコステロイドの影響はどのくらいですか?(小規模RCT; Clin Med Res. 2009) 吸入ステロイドによる血糖値への影響はどのくらいなのか? 2型糖尿病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息は、世界的に有病率が増加しています。2型糖尿病患者の多くは、喘息やCOPDを併発しているため、吸入コルチコステロイド(ICS)の使用が適応... 2021.04.09 未分類
未分類 がん患者に対するエリスロポエチンまたはダルベポエチン使用の安全性はどのくらいですか? 欧米では癌患者において化学療法に伴う貧血に対しESAが使用されます 欧米におけるESAの適応は、腎性貧血に加え、(固形)癌患者の化学療法又は放射線療法における貧血があります。一方、日本においては、エリスロポエチンが腫瘍進展又は局所再発のリス... 2021.04.08 未分類
未分類 2型糖尿病患者における心血管イベント予防のためのSGLT2阻害剤およびGLP1アゴニストの効果はメトホルミン投与しなくても得られますか?(RCTのSR&MA; Diabet Med. 2021) 糖尿病の治療目標とは? 糖尿病診療ガイドライン2019によれば「糖尿病治療の目標は,高血糖に起因する代謝異常を改善することに加え,糖尿病に特徴的な合併症,および糖尿病に起こりやすい併発症の発症,増悪を防ぎ,健康人と変わらない生活 の質(qu... 2021.04.07 未分類
未分類 症候性COVID-19患者の臨床的悪化に対するフルボキサミンの効果はどのくらいですか?(RCT; JAMA. 2020) COVID-19に対する治療候補薬としてのフルボキサミン COVID-19パンデミックが続いており、なかなか終息は困難であると言えます。 COVID-19ワクチン接種が進んでいけば、集団免疫を獲得できれば、終息の実現もあり得るかもしれません... 2021.04.06 未分類
未分類 プロキサルタミドは、軽度~中等度のCOVID-19患者におけるウイルスクリアランスを有意に促進し、臨床的寛解までの時間を短縮する?(DB-RCT; Cureus. 2021) Proxalutamide(プロキサルタミド)とは? Proxalutamide(プロキサルタミド)は、Kintor Pharmaceutical社が開発しているアンドロゲン受容体拮抗薬です。日本では承認されていません。 SARS-CoV-... 2021.04.05 未分類
ポリファーマシー 多剤併用 polypharmacy 米国の認知症高齢者における中枢神経系に作用するポリファーマシーの使用率はどのくらいですか?(横断研究; JAMA 2021) 認知症高齢者におけるポリファーマシーの影響とは? 地域在住の認知症高齢者において、向精神薬やオピオイドの使用率が高いです。また、これらの患者では、中枢神経系(Central Nervous System, CNS)を活性化する多剤併用(ポリ... 2021.04.04 ポリファーマシー 多剤併用 polypharmacy
未分類 心血管疾患の一次および二次予防に対するヴィーガン食事パターンの効果はどのくらいですか?(SR&MA; CDSR2021) 菜食主義者では心血管イベントが減少するのか? 加工肉、未加工の赤身肉あるいは家禽の摂取により、心血管疾患や死亡のリスク増加の可能性について報告されています。いずれにおいても、わずかなリスク増加ではあるものの一貫した結果(相関関係)が示されて... 2021.04.03 未分類
未分類 ワルファリン治療中の心房細動患者における脳卒中と血栓塞栓症リスクの推定スコアはどれが良さそうですか?(Thromb Haemost. 2020) CHA2DS2-VAScおよびGARFIELD-AFリスクスコアの比較? 心房細動患者において問題となるのは、脳卒中や血栓塞栓症の発生リスクが高いことです。 CHA2DS2-VAScスコアは大部分が検証されており、ほとんどのガイドラインで推... 2021.04.02 未分類
06_骨代謝系 閉経後骨粗鬆症患者における非椎体・椎体骨折に対するアバロパラチドの効果はどのくらいですか?(RCTのAR&MA; Osteoporos Int. 2019) 閉経後骨粗鬆症患者における治療薬はどれが良いのか? 骨粗鬆症は、人口の高齢化が進む先進国において、最も深刻な健康危機の一つです。2000年には、全世界で骨粗鬆症を原因とする890万件以上の骨折が発生しており、そのうち160万件が股関節、17... 2021.04.01 06_骨代謝系
04_消化器系 ピロリ除菌におけるアモキシシリン ベース2剤除菌療法の有効性と安全性はどのくらいですか?(RCTのメタ解析; J Clin Gastroenterol. 2020) 抗生剤の耐性化が進みピロリ除菌率が低下? 抗生剤により人類は細菌感染症の脅威から逃れることができています。その一方で、抗生剤の使用頻度増加による薬剤耐性化(AMR)が進んでいます。 AMRにより、細菌感染症の重症化、重篤化により死亡リスクが... 2021.03.31 04_消化器系09_感染症
09_感染症 COVID-19に対するレムデシビルの効果はどの程度なのか?(SR&MA; Eur J Pharmacol. 2021) COVID-19に対するレムデシビルの効果は一貫していない COVID-19は世界的なパンデミックを引き起こしており、ワクチン接種による集団免疫の獲得に期待が寄せられています。またSARS-CoV-2感染後の治療薬の開発が急速に進められ、治... 2021.03.30 09_感染症