ピロリ菌の検査方法には、内視鏡(昔でいうところの胃カメラ。厳密にいうと違う)を使用するものと、使用しないものがある。
⌘ 内視鏡を使用した検査方法(侵襲的) ①迅速ウレアーゼ試験 ②鏡検法 ③培養法
⌘ 内視鏡を使用しない検査方法(非侵襲的) ④抗体測定 ⑤尿素呼気試験 ⑥便中抗原測定
▶️個人的には④と⑤の使用頻度が高いと感じている。患者さんの負担が軽いからかな?と思ったら、尿素呼気検査については感度と特異度が共に 95% 以上あるようなので、これが根拠であると考えられる(→ピロリ菌検査の感度と特異度はどのくらいですか?)。保険の同時算定も可能なようです。
▶️各検査の大まかな費用は下記サイトが分かりやすいかも。筆者は薬局勤務なので詳細はわからない。
リンク先→ 血液検査でピロリ菌の有無を判定!▶️ちなみにですが胃カメラと内視鏡は別物です。
▶️内視鏡は、正確には「上部消化器内視鏡検査」と呼ばれ、経口あるいは経鼻で使用されます。現在では、ほぼ全てが内視鏡であると考えられます。なぜなら胃カメラはリアルタイム画像の取得が出来ないからです。
▶️検査中に自身の胃壁を見たことがある人は、間違いなく内視鏡検査です。ただ、胃カメラの方が伝わりやすく、呼びやすいため現在でも内視鏡のことを “胃カメラ” と呼称していると考えられます。気になる方は Wikipediaを参照。
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