01_ワクチン vaccineSARS-CoV-2経鼻ワクチンdNS1-RBDの安全性と有効性は?(DB-RCT; COVID-19-PRO-003試験; Lancet Respir Med. 2023) 弱毒化インフルエンザウイルスベクターを用いたSARS-CoV-2経鼻ワクチン(dNS1-RBD, Pneucolin; Beijing Wantai Biological Pharmacy Enterprise, Beijing, Chi…2023.12.0401_ワクチン vaccine09_感染症
00_その他カベルゴリンあるいはピリドキシンの泌乳抑制効果はどのくらいですか?(RCT; Am J Obstet Gynecol. 2023) 個人的、社会的、医学的な理由から泌乳抑制を求める母親がいます。泌乳抑制に用いられる一般的な薬剤はカベルゴリンですが、いくつかの副作用と禁忌が知られています。具体的には、高血圧性疾患や線維性疾患、心疾患、肝疾患のある患者への使用は禁忌です。…2023.12.0300_その他
02_循環器系冠動脈ステント留置におけるアスピリンフリーSAPT vs. 二重抗血小板療法(RCT; STOPDAPT-3; Circulation. 2023) PCI後の血栓コントロールにおけるプラスグレル単独療法はDAPTよりも優れるのか? 経皮的冠動脈インターベンション(PCI)後1ヵ月以内の抗血小板薬2剤併用療法(dual antiplatelet therapy, DAPT)による出血率は...2023.12.0202_循環器系
04_消化器系胃食道逆流症患者におけるライフスタイルの特徴は?(アンケート調査; Zhong Nan Da Xue Xue Bao Yi Xue Ban. 2017) 胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease, GERD)は、胃の内容物が食道へ逆流することにより不快な症状や合併症が引き起こされる疾患と定義されています。また、軽度の症状が週に2日以上あるいは中等度〜重症…2023.12.0104_消化器系
00_その他院内蘇生または医療緊急対応イベントにおける薬剤師の影響はどのくらい?(システマティックレビュー; Am J Emerg Med. 2023) 病院において蘇生や救急隊による治療を必要とする重症患者の救急管理において、しばしば医師・看護師の影響力が検証されています。一方、薬剤師の存在が薬物療法や患者関連の転帰に及ぼす影響については充分に検証されていません。そこで今回は、救急外来に…2023.11.3000_その他
08_炎症・免疫・アレルギー系慢性特発性蕁麻疹に対する鍼治療の有効性はどのくらい?(RCT; Ann Intern Med. 2023) 慢性特発性蕁麻疹(chronic spontaneous urticaria, CSU)患者に対する鍼治療の有効性は、少数の小規模研究で報告されています。より大規模な試験での検証が求められています。そこで今回は、鍼治療がCSUに対して偽鍼…2023.11.2908_炎症・免疫・アレルギー系
00_その他錠剤の外観変更に対する患者の嗜好と治療継続率は?(横断研究; Am J Manag Care. 2020) 医薬品の流通状況や後発医薬品の発売により服用中の薬の外観(大きさ、形状、色、マーク)が変化することは、しばしば見られる事象です。しかし、この変化が患者の服薬コンプライアンスに及ぼす影響については不明です。そこで今回は、錠剤の外観(大きさ、…2023.11.2800_その他
未分類潜在性心房細動におけるアピキサバンの脳卒中予防効果はどのくらい?(DB-RCT; ARTESIA試験; N Engl J Med. 2023) 潜在性心房細動は持続時間が短く無症状であり、通常はペースメーカーや除細動器による長期の連続的なモニターによってのみ発見できます。潜在性心房細動は、潜在性心房細動を有さない場合と比較して、脳卒中のリスクを2.5倍増加させますが、経口抗凝固療…2023.11.27未分類
02_循環器系糖尿病を伴わない肥満における心血管アウトカム発生とセマグルチドの効果は?(DB-RCT: SELECT試験; N Engl J Med. 2023) グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬であるセマグルチドは、糖尿病患者において有害な心血管イベントのリスクを減少させることが示されています。糖尿病を有さない過体重や肥満に伴う心血管リスクをセマグルチドが減少させることができるか…2023.11.2602_循環器系05_内分泌代謝系
09_感染症小児のCOVID-19患者では、新たに疾患を発症するリスクが78%高い?(コホート内症例対照研究; Acta Paediatr. 2023) 小児は成人と比較して重度のCOVID-19の影響をほとんど受けていないことが報告されていますが、発症後に新たな病態を経験した可能性を示唆するデータがあります。そこで今回は、COVID-19を経験した小児と健常対照者の転帰を比較したコホート…2023.11.2509_感染症
01_中枢神経系Brexpiprazoleによるアルツハイマー型認知症における焦燥性興奮(行動障害)への治療効果はどのくらい?(RCT; JAMA Neurol. 2023) 興奮性焦燥感はアルツハイマー型認知症に広くみられる、苦痛で負担の大きい症状です。特に家族や介護者にとっては、深刻な課題であることから、有効で安全かつ忍容性の高い治療が必要とされています。そこで今回は、アルツハイマー型認知症の興奮性焦燥感を…2023.11.2401_中枢神経系
02_循環器系心不全と腎機能低下を有する患者においてダパグリフロジンは継続して良い?(RCTの併合解析; J Am Coll Cardiol. 2023) ナトリウム-グルコース共輸送体-2(SGLT2)阻害薬は心不全(HF)の管理においてガイドラインで推奨されています。これらの治療薬は慢性腎臓病を合併している患者でも開始可能ですが、一部の患者では時間の経過とともに腎機能が悪化する可能性があ…2023.11.2302_循環器系未分類
09_感染症オミクロン変異株(B.1.1.529)流行時のCOVID-19ワクチン接種の効果はどのくらい?(モデル解析; BMC Infect Dis. 2023) 高所得国を含む多くの国が、抗原的に異なる進化を遂げたオミクロン変異体(B.1.1.529)による流行波の制御に苦慮していました。オミクロン流行期におけるワクチン接種の直接的・間接的効果を評価することは、ウイルス対策政策を評価する上で不可欠…2023.11.2209_感染症
00_その他食事中の子どもの騒がしい行動に対する母親の摂食戦略には7タイプある?(アンケート調査; Appetite. 2023) 親の摂食習慣は子どもの食事摂取量に影響を与えます。子どもの食の好き嫌い行動に対する親の反応を調べた多くの研究は、限られた摂食習慣を評価する質問紙調査に限られています。また、子どもが騒いだり、食べるのを嫌がったりしているときに、親がどのよう…2023.11.2100_その他
02_循環器系非心臓手術前のレニン-アンジオテンシン系阻害薬の中止と継続どちらが良いですか?(RCT; SPACE試験; Eur Heart J. 2023) 特にレニン-アンジオテンシン系(RAS)阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬/アンジオテンシンII受容体拮抗薬)を投与されている患者では、血行動態の不安定性が周術期の心筋傷害と関連していることが報告されています。低血圧を最小にするために…2023.11.2002_循環器系
00_その他医師の服装とプロ意識に対する一般市民の認識には相関がありますか?(米国のアンケート調査; JAMA Netw Open. 2021) 医師のプロフェッショナリズムは服装で判断されるのか? 近年、医師のカジュアルな服装(フリースジャケットやソフトシェルジャケット)の人気が高まっていますが、これらの服装に対する一般市民の認識は研究されていません。さらに、ジェンダーバイアスによ...2023.11.1900_その他
08_炎症・免疫・アレルギー系アレルギー性鼻炎の症状に対する非盲検プラセボ vs. 二重盲検プラセボ vs. 通常治療(RCT; Sci Rep. 2023) プラセボ効果は多くの臨床症状で知られています。特に抗精神病薬や疼痛治療薬の臨床試験においては、プラセボ薬あるいは標準治療薬との比較が求められます。最近まで、プラセボ効果にはプラセボを欺くことが不可欠であると考えられていましたが、興味深い新…2023.11.1808_炎症・免疫・アレルギー系
12_血液・造血器系小児、青年、若年成人におけるCT放射線被曝による血液学的悪性腫瘍のリスクはどのくらい?(オランダのコホート研究; EPI-CTコホート; Nat Med. 2023) 年間100万人以上のヨーロッパの小児がコンピュータ断層撮影(CT)検査を受けることが知られています。中~高線量の電離放射線被曝は血液悪性腫瘍のリスク因子として確立されていますが、CT検査の線量レベルでのリスクは依然として不明です。そこで今…2023.11.1712_血液・造血器系13_悪性腫瘍
食事子どもの偏食と親のプレッシャーには双方向の関連がある?(オランダのコホート研究; Physiol Behav. 2017) 幼児期の子どもが食事に好き嫌い(偏食)を示すことはよくあり、しばしば親に不安を抱かせます。親による圧迫的な摂食戦略は子どもの偏食を誘発したり悪化させたりする可能性がありますが、こうした摂食戦略も同様に子どもの偏食に対する親の反応である可能…2023.11.16食事
09_感染症インフルエンザウイルス感染症に対するバロキサビル マルボキシル vs. オセルタミビル(SR&MA; J Infect Chemother. 2023) 新たに開発されたキャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬であるバロキサビル マルボキシル(Baloxavir marboxil, BXM)は、入院患者および外来患者におけるインフルエンザウイルス感染症の治療に広く使用されています。以前のメタ…2023.11.1509_感染症