05_内分泌代謝系 テプリズマブによるβ細胞機能を維持する1型糖尿病の疾患修飾療法の効果は?(統合解析; Diabetes Care. 2023) 2022年11月、抗CD3モノクローナル抗体であるteplizumab-mzwv(テプリズマブ)は、TN-10試験で得られたデータに基づき、8歳以上のステージ2の1型糖尿病の小児、および成人のステージ3の1型糖尿病における発症を遅延させる… 2023.09.19 05_内分泌代謝系
01_ワクチン vaccine 異なるSARS-CoV-2亜型に対するゼロコロナ政策において有効な手段とは?(シミュレーション試験; Nat Commun. 2023) パンデミックを予防するためには、新興流行病に対する的を絞った公衆衛生介入が不可欠です。2020年から2022年にかけて、中国は、異なるSARS-CoV-2亜種によるさまざまな規模のアウトブレイクを封じ込めるために、厳格なゼロCOVID対策… 2023.09.18 01_ワクチン vaccine09_感染症
05_内分泌代謝系 65歳以上の日本人2型糖尿病患者におけるエンパグリフロジンの有効性と安全性はどのくらい?(DB-RCT; EMPA-ELDERLY試験; Diabetes Obes Metab. 2023) 血糖コントロールのためのナトリウム-グルコース共輸送体-2阻害薬(SGLT2is)は、心不全や慢性腎臓病に対する付加的な有益性から、2型糖尿病(T2D)患者において使用量が増加しています。しかし、SGLT2isは一般に体重を減少させるため… 2023.09.17 05_内分泌代謝系
13_悪性腫瘍 抗悪性腫瘍剤への職業的曝露が看護師の妊娠関連の有害転帰に及ぼす影響はどのくらい?(メタ解析; Nurs Open. 2023) 抗悪性腫瘍剤との職業的接触の安全性に関しては、多くの研究が行われています。しかし、抗悪性腫瘍剤との職業的接触と有害な妊娠転帰との関係についての検証は充分に行われていません。病院管理者は、看護師の抗悪性腫瘍剤との職業的接触と有害な妊娠転帰と… 2023.09.16 13_悪性腫瘍20_妊婦
01_中枢神経系 プロトンポンプ阻害薬の累積使用と認知症リスクに関連性はありますか?(コホート研究; Neurology. 2023) プロトンポンプ阻害薬(PPI)の使用と認知症との関連に関する研究では、さまざまな結果が報告されています。しかし、PPIの累積使用の影響については検討されていません。そこで今回は、Atherosclerosis Risk in Commun… 2023.09.15 01_中枢神経系
00_その他 乳幼児への口移し予防行動により3歳児の虫歯リスクを低減できますか?(横断研究; Caries Res. 2011) 小児の口腔内細菌は主に母親から感染することが示唆されており、小児の齲蝕罹患率とその両親の齲蝕罹患率の関係を説明しているのかもしれません。しかし、口腔内細菌の垂直伝播を防止するための対策が小児の齲蝕レベルに及ぼす影響について検討した研究はほ… 2023.09.14 00_その他30_小児食事
05_内分泌代謝系 高齢者ではスタチンによるLDLコレステロール低下作用が大きい?(デンマーク全国コホート研究; Ann Intern Med. 2023) スタチン治療に対する低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)の反応性には患者間で大きなばらつきがあることが知られています。LDL-Cの減少は治療を受けた患者の年齢に依存する可能性があるものの、特に高齢者ではランダム化比較試験に組み入れら… 2023.09.13 05_内分泌代謝系
05_内分泌代謝系 エンドセリン受容体拮抗薬アトラセンタンの使用は、2型糖尿病および慢性腎臓病患者において疼痛軽減に関連する(SONAR試験の事後解析; Kidney Int. 2023) 疼痛は糖尿病や慢性腎臓病(CKD)患者に多くみられます。これらの患者における慢性疼痛の管理は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やオピオイドを含む一般的に使用される薬剤の腎毒性によって制限されています。これまでの研究でエンドセリン-1… 2023.09.12 05_内分泌代謝系07_腎・泌尿器系
09_感染症 COVID-19後12ヵ月以内の症状の有病率はどのくらい?(前向きコホート研究:2020年12月~2023年3月; INSPIRE; MMWR Morb Mortal Wkly Rep. 2023) SARS-CoV-2感染後またはCOVID様疾患後のCOVID後症状が報告されていますが、充分に検証されていません。そこで今回は、COVID後症状について、症状の進行、消失、出現、再出現に関するより微妙な説明を提供するために実施された研究… 2023.09.11 09_感染症
00_その他 高齢者における入れ歯の使用はタンパク質摂取量の増加と関連する(横断研究; J Oral Rehabil. 2023) 歯の喪失は、高齢者におけるサルコペニアと虚弱の原因となるタンパク質摂取量の減少と関連しています。しかし、入れ歯やインプラントなどの補綴治療が、歯を失った高齢者におけるタンパク質摂取量の減少に対して保護効果を有しているのかについては充分に検… 2023.09.10 00_その他食事
01_ワクチン vaccine 米国におけるSARS-CoV-2感染後の炎症反応はワクチン接種で抑えられる(前向きコホート研究; THE Lancet Microb 2023) サイトカインおよびケモカインは、感染およびワクチン接種に対する反応において重要な役割を果たしています。しかし、経時的な変化については充分に検証されていません。そこで今回は、SARS-CoV-2感染者におけるCOVID-19ワクチン接種とサ… 2023.09.09 01_ワクチン vaccine09_感染症
02_循環器系 高齢心房細動患者におけるレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系阻害薬の使用と死亡リスクとの関連性はどのくらいか?(START2; European Journal of Internal Medicin 2023) 動脈性高血圧は心房細動(AF)における最も一般的な心血管合併症であることが報告されています。しかし、心房細動における高血圧の管理戦略について検討した研究はほとんどありません。そこで今回は、イタリア全国で進行中のSTART登録から経口抗凝固… 2023.09.08 02_循環器系
00_その他 AIコンピュータによる大腸内視鏡検査の支援は腺腫の検出率を増加させるが進行腺腫は検出されず、非腫瘍性ポリープの不必要な切除率が高くなる(SR&MA; Ann Intern Med. 2023) 大腸内視鏡検査における大腸新生物の人工知能によるコンピュータ支援検出(CADe)は、腺腫検出率(ADR)を高め、腺腫見逃し率を低下させる可能性があるものの、非腫瘍性ポリープの過剰診断や過剰治療を増加させる可能性があります。しかし、充分に検… 2023.09.07 00_その他13_悪性腫瘍未分類
01_中枢神経系 認知症患者における抗アミロイド治療の適格性はどのくらいか?(Neurology. 2023) アルツハイマー病(AD)の治療選択肢は限られており、主に対症療法とQOLの改善に焦点が当てられてきました。最近、抗βアミロイドモノクローナル抗体(mAbs)であるlecanemab(レカネマブ)が、バイオマーカーで確認された症候性ADの初… 2023.09.06 01_中枢神経系
02_循環器系 心不全におけるMR拮抗薬とSGLT-2阻害薬の併用効果はどのくらい?(SR&MA; Eur Heart J. 2023) レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAS)は、主に炎症経路を介した動脈血圧の調節や心血管疾患および腎疾患の発症に重要な役割を果たしています。アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)やアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)… 2023.09.05 02_循環器系05_内分泌代謝系
01_中枢神経系 早期アルツハイマー病に対するレカネマブの効果はどのくらいですか?(DB-RCT; Clarity AD試験; N Engl J Med. 2023) 可溶性および不溶性のアミロイドβ(Aβ)凝集体の蓄積は、アルツハイマー病の病理学的プロセスを開始または促進する可能性があります。レカネマブ(商品名:レケンビ)は、Aβ可溶性プロトフィブリルに高親和性で結合するヒト化IgG1モノクローナル抗… 2023.09.04 01_中枢神経系
運動・身体活動 筋力トレーニングは1日3秒・週3回以上の実施で良いかもしれない(小規模研究; Scand J Med Sci Sports. 2022) 筋トレの効果が得られる最低限の負荷量はどのくらいか?以前の研究で、1日1回3秒間の最大エキセントリック(伸張性)筋収縮を週5日、4週間行った場合(5DW)、肘関節屈筋の最大随意収縮(MVC)筋力が10%以上増加することが示されました。しかし... 2023.09.03 運動・身体活動
運動・身体活動 運動は週末だけでも良いですか?(人口ベースコホート研究; JAMA. 2023) ガイドラインでは、全体的な健康効果を得るために週150分以上の中等度〜強度の身体活動(MVPA)を推奨していますが、集中的な活動とより均等に分散した活動の相対的な効果は不明です。そこで今回は、週の運動頻度と心血管イベントの発症リスクとの関… 2023.09.02 運動・身体活動
13_悪性腫瘍 大腸癌におけるアスピリンの化学的予防効果はどのくらいか?(RCTのネットワークメタ解析; Br J Surg. 2023) 大腸がんは世界で3番目に多いがんであり、2020年には世界で200万人近くが罹患し、100万人弱が死亡していることが報告されています。いくつかの臨床試験で、アスピリンが大腸癌の発生や再発を減少させる可能性があることが示されていますが、アス… 2023.09.01 13_悪性腫瘍
00_その他 中〜重度の急性疼痛状態で救急外来を受診した患者に対するアセトアミノフェン vs. 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) vs. オピオイド(SR&MA; Emerg Med J. 2023) パラセタモール(アセトアミノフェン)、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、オピエート/オピオイドの静脈内または筋肉内(非経口)投与は、中等度から重度の疼痛を有する患者の鎮痛に広く用いられています。しかし、救急外来患者における3薬剤の鎮… 2023.08.31 00_その他