09_感染症 米国退役軍人におけるCOVID-19後遺症の発症に対するニルマトレルビル-リトナビルの有効性はどのくらい?(標的試験エミュレーション; Ann Intern Med. 2023) これまでの研究結果から、COVID-19は急性感染後の多くのCOVID-19後遺症の発症に関連していることが示されています。一方で、急性COVID-19の治療に用いられる経口抗ウイルス薬のCOVID-19後遺症の発症予防効果に関する情報は・・・ 2023.12.16 09_感染症
09_感染症 中国における軽度〜中等度のCOVID-19患者に対する経口抗ウイルス薬VV116の効果はどのくらい?(DB-RCT; Lancet Infect Dis. 2023) SARS-CoV-2の蔓延は世界的な大流行を引き起こし、オミクロン感染症の治療には未だ満たされていない医療ニーズがあります。SARS-CoV-2に対して強力な活性を有する経口抗ウイルス薬であるVV116は、in vitroや小規模の臨床研… 2023.12.10 09_感染症
01_ワクチン vaccine BNT162b2 BA.4/5 COVID-19ワクチンとインフルエンザワクチン同時接種は有効ですか?(後向き研究; JAMA Netw Open. 2023) 地域社会におけるCOVID-19ワクチンと季節性インフルエンザワクチン(SIV)は同時期に流行がみられることから、同時接種が可能となれば国民の利便性向上につながります。しかし、これらワクチンの同時接種の推定効果を比較したデータは存在しませ… 2023.12.05 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine SARS-CoV-2経鼻ワクチンdNS1-RBDの安全性と有効性は?(DB-RCT; COVID-19-PRO-003試験; Lancet Respir Med. 2023) 弱毒化インフルエンザウイルスベクターを用いたSARS-CoV-2経鼻ワクチン(dNS1-RBD, Pneucolin; Beijing Wantai Biological Pharmacy Enterprise, Beijing, Chi… 2023.12.04 01_ワクチン vaccine09_感染症
09_感染症 小児のCOVID-19患者では、新たに疾患を発症するリスクが78%高い?(コホート内症例対照研究; Acta Paediatr. 2023) 小児は成人と比較して重度のCOVID-19の影響をほとんど受けていないことが報告されていますが、発症後に新たな病態を経験した可能性を示唆するデータがあります。そこで今回は、COVID-19を経験した小児と健常対照者の転帰を比較したコホート… 2023.11.25 09_感染症
09_感染症 オミクロン変異株(B.1.1.529)流行時のCOVID-19ワクチン接種の効果はどのくらい?(モデル解析; BMC Infect Dis. 2023) 高所得国を含む多くの国が、抗原的に異なる進化を遂げたオミクロン変異体(B.1.1.529)による流行波の制御に苦慮していました。オミクロン流行期におけるワクチン接種の直接的・間接的効果を評価することは、ウイルス対策政策を評価する上で不可欠… 2023.11.22 09_感染症
09_感染症 インフルエンザウイルス感染症に対するバロキサビル マルボキシル vs. オセルタミビル(SR&MA; J Infect Chemother. 2023) 新たに開発されたキャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬であるバロキサビル マルボキシル(Baloxavir marboxil, BXM)は、入院患者および外来患者におけるインフルエンザウイルス感染症の治療に広く使用されています。以前のメタ… 2023.11.15 09_感染症
09_感染症 合併症のない創傷感染予防のための予防的局所抗生物質の効果はどのくらい?(SR&MA; Infect Drug Resist. 2018) 合併症のない創傷の感染予防のために局所抗生物質を処方することは一般的です。しかし、その有効性はあまり報告されていません。そこで今回は、予防的外用抗生物質による合併症のない創傷の感染予防に効果について検証したシステマティックレビュー・メタ解… 2023.11.14 09_感染症
09_感染症 COVID-19パンデミックに関する歴史的物語は動機に偏っている(Nature. 2023) SARS-CoV-2パンデミックを人々がどのように想起するかは、パンデミックへの備えや適切な政治行動に関する今後の社会的議論において極めて重要であると考えられます。しかし、これまでの研究では、単純に忘れるだけでなく、強い動機や現在の状況に… 2023.11.13 09_感染症
01_ワクチン vaccine 季節性インフルエンザワクチン接種に対する意識と障壁の変化:2007年〜2023年(アンケート調査; J Community Health. 2023) 季節性インフルエンザは、主に冬季に流行するウイルス感染症の一つです。インフルエンザウイルスのゲノムRNAは8分節しており、それぞれの分節RNA(1〜8)で、コードされているウイルスタンパクが異なっています。インフルエンザウイルスは変異スピ… 2023.11.09 01_ワクチン vaccine09_感染症
09_感染症 軽度〜中等度のCOVID-19患者に対する経口ドンペリドンはSARS-CoV-2ウイルス量を減少できますか?(RCT; Ann Med. 2023) ドンペリドンはin vitroで重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)に対する抗ウイルス活性を示し、プロラクチン分泌刺激による免疫抑制作用が期待されています。しかし、実臨床において、COVID-19患者に対するドンペ… 2023.11.05 09_感染症
05_内分泌代謝系 COVID-19ワクチン接種はSARS-CoV-2感染後の糖尿病リスクを減少させる?(データベース研究; Diabetes Care. 2023) これまでの研究で、糖尿病(DM)とSARS-CoV-2感染には双方向の相関があることが示されています。しかし、COVID-19ワクチン接種が感染者の糖尿病新規発症リスクを低下させる可能性を包括的に検討した研究はありません。そこで今回は、S… 2023.11.01 05_内分泌代謝系09_感染症
09_感染症 日本における抗インフルエンザ薬の処方傾向は?(2014〜2020年のデータベース研究; PLoS One. 2023) 日本では、季節性インフルエンザに対して医師も患者も積極的に取り組んでおり、6種類の薬剤(ザナミビル、オセルタミビル、ラニナミビル、ペラミビル、バロキサビルなど)が承認されています。多くの国で全国的なインフルエンザサーベイランスシステムが構… 2023.10.30 09_感染症
09_感染症 唾液中SARS-CoV-2ウイルス量におけるマウスウォッシュの影響は?(SR&MA; BMC Infect Dis. 2023) COVID-19は、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(public health emergency of international concern, PHEIC)として長期にわたって取り上げられてきました。この新型コロナウイルス… 2023.10.24 09_感染症
09_感染症 急性COVID-19疾患におけるデキサメタゾン投与量の違いと患者予後への影響は?(RCTのメタ解析; J Infect. 2023) COVID-19はサイトかインストームを引き起こし、重症化や死亡リスクを増加させます。これを予防するために、重症化リスクの高い患者においてはステロイドの早期投与が行われます。しかし、ステロイドであるデキサメタゾンの投与量の違いがCOVID… 2023.10.22 09_感染症
09_感染症 重症SARS-CoV-2感染が未診断がんのマーカーになる?(集団ベース研究; Sci Rep. 2023) SARS-CoV-2感染者において、罹患後にがん発症リスクが増加する可能性が報告されています。しかし、重症SARS-CoV-2感染が未診断がんのマーカーとなるかどうかを検討した研究はありません。そこで今回は、SNDSデータベースを用いて、… 2023.10.20 09_感染症
09_感染症 一貫したマスクの使用はSARS-CoV-2感染伝播を防げるのか?(シミュレーションモデル研究; Med J Aust. 2023) マスクは、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)の伝播を効果的に減少させますが、マスクの有効性、集団免疫、その他の公衆衛生・社会対策との相互関係を考慮すると、マスクの長期着用が集団レベルの罹患率や死亡率に及ぼす影響は… 2023.10.13 09_感染症
09_感染症 COVID-19の家庭内曝露後予防におけるモルヌピラビルの効果は?(DB-RCT; MOVe-AHEAD試験; J Infect. 2023) SARS-CoV-2感染によるCOVID-19患者数は増減を繰り返し、しばしば家庭内感染を引き起こします。これまで感染症に対する治療薬の曝露後予防投与が実施されてきましたが、COVID-19におけるエビデンスは限られています。そこで今回は… 2023.10.11 09_感染症
09_感染症 ニルマトレルビルまたはモルヌピラビルの使用とオミクロン感染による重篤な転帰との関連性は?(コホート研究; JAMA Netw Open. 2023) ニルマトレルビル(リトナビルでブースト)とモルヌピラビルは、現在米国やその他の国々で、軽症から中等症のCOVID-19を有し、重症化への進行リスクが高い非入院患者の治療に使用されています。これら2つの経口抗ウイルス薬と、新しいSARS-C… 2023.10.04 09_感染症
09_感染症 フルオロキノロン使用と大動脈瘤または大動脈解離との関連は認められない?(自己対照症例シリーズ; Eur Heart J. 2023) フルオロキノロン使用による大動脈瘤および大動脈解離(AA/AD)のリスク増加が報告されています。しかし、最近の研究では適応による交絡因子が示唆されています。そこで今回は、フルオロキノロン使用に関連するAA/ADのリスクを調査することを目的… 2023.10.02 09_感染症