【雑記】ルミガン®️点眼液0.03%のジェネリック医薬品は「ニットー」が良いかもしれない

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ルミガン®️点眼液0.03%の後発医薬品は2018年12月14日に発売です

背景

緑内障・高眼圧症治療剤のルミガン®️の後発医薬品が発売する予定です。 いくつかのメーカーから発売される予定ですが、なかでも日東メディック株式会社さんの “ビマプロスト点眼液0.03%「ニットー」” が良さそうだったので理由とともにご紹介したいと思います。

製品の特徴

1.生物学的同等性試験が免除されている

本製品の最大の特徴は「生物学的同等性試験が免除」されている点です。 以下、本製品の添付文書より一部抜粋;
生物学的同等性試験
ビマトプロスト点眼液0.03%「ニットー」は、標準製剤の分析結果に基づき添加剤の種類及び含量(濃度)が標準製剤と同一となるよう処方設計を行ったものであり、pH、粘度、浸透圧などの物理化学的性質が近似することから、生物学的に同等とみなされた。
つまり製造ラインは異なりますが、先発品のルミガン®️と成分・添加剤が同一なのです。個人的にはオーソライズド・ジェネリック(Authorized Generic: AG)と言っても差支えないと思います(メーカーさんはAGとは言ってないです。おそらく原薬の仕入先等が異なります)。 実際に試してみないとわかりませんが、使用感についてもさほど変わらないのではないかと推測されます。

2.配色が似ている

ジェネリック医薬品の使用に抵抗を示す患者さんによると、薬の名前が変わったり、薬剤の外観が変わることに不安を覚えるようです。
ビマプロスト点眼液0.03%「ニットー」は、先発品のルミガンと配色が酷似しています。 ただ容器については、先発品と比べると、やや丸みがあり、柔らかい気がしました。 ルミガン®️と同じ要領で使用すると薬液が出過ぎる恐れがあるのではないかと感じました。

3.容器を落としたときに転がりにくい

本製品の容器は丸みを帯びていますが、先発品と同じく側面は平らなため、誤って手元から滑り落ちても転がりにくい構造になっています。

コメント

興奮して一気に書きなぐってしまいましたが、製品については、多面的観点から非常に配慮されているなと感じました。 プロスタグランジン系の点眼薬は高額なものが多く、1本あたり数千円するものもあります。 治療を続けたいけどお金がないから1日おきで点眼したり、自己判断で治療を中断する人が、ジェネリック医薬品の登場で救われると良いなと思っています。

Conflict of Interest

日東メディック株式会社との間に開示すべき個人的・企業的COIはありません。]]>

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