00_その他

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00_その他

中〜重度の急性疼痛状態で救急外来を受診した患者に対するアセトアミノフェン vs. 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) vs. オピオイド(SR&MA; Emerg Med J. 2023)

パラセタモール(アセトアミノフェン)、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、オピエート/オピオイドの静脈内または筋肉内(非経口)投与は、中等度から重度の疼痛を有する患者の鎮痛に広く用いられています。しかし、救急外来患者における3薬剤の鎮…
00_その他

補聴器および人工内耳と認知機能低下との関連性はどのくらい?(SR&MA; JAMA Neurol. 2023)

難聴は認知機能の低下と関連していることが報告されています。しかし、聴力回復装具が認知に有益な効果をもたらすかどうかは不明です。そこで今回は、補聴器/人工内耳と認知機能低下/認知症との関連を評価したシステマティックレビュー・メタ解析の結果を…
00_その他

疼痛を伴う糖尿病性神経障害におけるプラセボ/ノセボ効果の影響はどのくらいか?(SR&MA; Pain. 2023)

プラセボ効果とは、本来薬としての効果を有さないものを服用することにより、何らかの改善が示されることです。反対にノセボ効果とは、本来薬としての効果を有さないものを服用しているのに、望まない作用(有害事象)が示されることです。疼痛患者において…
10_眼関連疾患

CPAP使用と眼圧変化に関連性はありますか?(症例集積研究; Transl Vis Sci Technol. 2021)

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)は、睡眠中の完全または部分的な反復性上気道閉塞を特徴とし、心血管および神経血管疾患の高い発生率と関連しています。OSASは、眼瞼下垂症候群、円錐角膜、非動脈炎性前部虚血性視神経症、頭蓋内圧上昇による乳頭…
00_その他

巻き爪治療用薬であるアセチルシステイン外用製剤の有効性・安全性は?(PROBE; M121101-03 試験; 2023/4/20発売)

巻き爪の治療として、これまで適応を有する医薬品は承認されていませんでした。治療の主体は外科的治療と保存的治療です。外科的治療の課題としては侵襲性の高さ、手術後に発生する爪変形などが挙げられます。このため、超弾性ワイヤーなど爪矯正具を用いた…
00_その他

ヘイトツイートは気温が高くても低くても増える?(定量的実証研究; Lancet Planet Health. 2022)

オフラインの世界における天候と攻撃性の関連は、様々な社会的環境において確立されています。同時に、日常生活のほぼあらゆる側面が急速にデジタル化されたことで、オンラインでの対人衝突が頻発するようになりました。オンライン上のヘイトスピーチは、特…
00_その他

高齢者におけるハイパーポリファーマシー減処方は通常ケアと比較して薬剤数や老年症候群の発生を減少できますか?(RCT; JAMA Netw Open. 2023)

多くの処方薬(ハイパーポリファーマシー)を使用している高齢患者は、薬物有害作用のリスクが高い可能性があります。使用している薬剤数が多いことは、単なる状況に過ぎませんが、ポリファーマシーは潜在的な不適切処方(Potential Inappr…
00_その他

TIDieRチェックリストを用いた抗うつ薬中止試験における漸減法の評価結果は?(系統的レビュー; Int J Clin Pharm. 2023)

介入に関する完全な説明が公開されていなければ、臨床医と患者は有用であることが示されている介入を確実に実施することができず、他の研究者は研究結果を再現したり、それに基づいて構築したりすることができません。しかし、出版物における介入の記述の質…
40_AI

医療システム規模の言語モデルは万能予測エンジンとなりますか?(AIプログラム; Nature. 2023)

医師は毎日、時間に制約のある重要な意思決定を行っています。臨床予測モデルは、臨床や業務上の出来事を予測することで、医師や管理者の意思決定を支援することができます。既存の構造化データに基づく臨床予測モデルは、データ処理やモデルの開発・展開が…
00_その他

ケアホームにおける薬剤師による独立処方の有効性と安全性は?(クラスターRCT; BMJ. 2023)

海外において薬剤師の処方権は、独立型と依存型に大きく分けられます。独立型とは、薬剤師が患者のアセスメント・診断・臨床マネジメントに責任を有する処方権であり、薬剤師が自分の判断で処方せんを書くことができる権限です。イギリスでは一般的であり、…
00_その他

ケアホームの高齢者に対する薬剤師独立処方者による脱処方の障壁と実現要因には何がありますか?(クラスターRCT; CHIPPS試験; Res Social Adm Pharm. 2023)

ケアホーム入居者の70%以上が、罹患率や死亡率に関連する不適切な薬剤(potentially inappropriate medications, PIMs)を処方されています。イギリスにおいて、ケアホームで薬剤レビューを行う薬剤師による…
00_その他

過体重または肥満の成人に対するセマグルチド経口投与の効果はどのくらい?(DB-RCT; OASIS 1試験; Lancet. 2023)

経口グルカゴン様ペプチド(GLP)-1アナログであるセマグルチドは、2型糖尿病治療薬として承認されています。GLP-1アナログ(受容体作動薬)は、副作用として消化器症状や食欲抑制、これに伴う体重減少が報告されています。したがって、過体重ま…
食事

体重減少のためのカロリー計算なしの食事時間制限法は有効ですか?(Open-RCT; Ann Intern Med. 2023)

食事時間制限と25%のカロリー制限どちらの体重減少効果が大きいのか? カロリー計算を行わない食事時間制限(食事時間制限法:Time-restricted eating、16時間ファスティング、16時間絶食)は人気のある減量戦略となっています...
30_睡眠

精神疾患患者の不眠症管理においてレンボレキサントへの切替えにより不眠症状が改善しますか?(小規模後向き研究; SLIM試験; J Clin Sleep Med. 2023)

オレキシンは、睡眠と覚醒のスイッチング機能を担う脳内の神経伝達物質です。発見当初は食欲を促進する物質と考えられていましたが、オレキシンの遺伝子欠損マウスでの検証結果から、食事量は減少するものの、睡眠発作を繰り返すことが明らかになりました。…
00_その他

成人肥満症に対するGLP-1受容体作動薬オルフォルグリプロンの効果はどのくらい?(DB-RCT; GZGI試験; N Engl J Med. 2023)

肥満は、世界的に多くの主要な疾病および死因の主要な危険因子です。非ペプチド性グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬であるオルフォルグリプロン(Orforglipron)は、経口投与が可能であり、さらに空腹時服用の制限がないこと…
00_その他

夜型の人は死亡リスクが高くなりますか?(フィンランド; 長期コホート研究; Chronobiol Int. 2023)

年代と死亡率に関するUKバイオバンク研究では、6.5年間の追跡調査において、全死因死亡率と心血管系死亡率のわずかな増加が示唆されました。しかし、より長期間にわたる研究結果は示されていません。そこで今回は、フィンランドで行われたより長期間の…
00_その他

虚弱高齢者の健康状態を最適化するための脱処方は有効ですか?(DB-RCT; Opti-med試験; Age Ageing. 2023)

高齢者施設に住む高齢者では、潜在的に有害なポリファーマシーが非常に多くみられます。しかし、これまでに多剤処方の解除(脱処方、減処方、減薬)に関する二重盲検ランダム化比較試験は行われていません。そこで今回は、住宅型高齢者施設の65歳以上の高…
01_中枢神経系

不眠症患者におけるオレキシン受容体拮抗薬の処方に関連する因子には何がありますか?(日本のデータベース研究; Drugs Real World Outcomes. 2023)

オレキシンは覚醒と睡眠を調節する神経伝達物質のひとつであり、オレキシンがオレキシン受容体へ作用すると覚醒システムを活性化させ覚醒が維持されることが明らかとなっています。 この覚醒システムが過剰に働いている状態では、不眠などの症状を引き起こ…
食事

2型糖尿病リスクを有する成人における最適な食事療法はどれですか?(RCT; Nat Med. 2023)

新規の断続的断食+早期時間制限食アプローチの効果とは? 断続的断食(Intermittent fasting)は、ヒトの健康を改善するためのカロリー制限(calorie restriction, CR)に代わる同等の方法と考えられます。しか...
04_相互作用、薬物相互作用

心房細動患者における抗凝固薬とアミオダロンの併用は出血関連入院リスクと関連性がありますか?(後向きコホート研究; Ann Intern Med. 2023)

アミオダロンはP糖蛋白やCYP3A4阻害作用を有していることから、薬物相互作用により併用薬剤の排泄を遅延させる可能性があります。しかし、この相互作用による患者予後については充分に検討されていません。そこで今回は、アピキサバンまたはリバーロ…
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