09_感染症 コロナバックCOVID-19ワクチン2回接種者に対する異種 vs. 同種ブースター接種の安全性・有効性は?(単盲検RCT; RHH-001試験; Lancet. 2022) 不活化全ウイルスSARS-CoV-2ワクチンであるコロナバックを用いた異種(交互) vs. 同種ブースター接種不活化全ウイルスSARS-CoV-2ワクチン(CoronaVac コロナバック:シノバック生命科学、中国、Instituto Bu... 2022.02.19 09_感染症
09_感染症 COVID-19に対する新規経口抗ウイルス薬(モルヌピラビル、フルボキサミン、パクスロビド)の有効性と安全性(SR&MA; Ann Med. 2022) COVID-19に対する新規経口抗ウイルス薬であるモルヌピラビル、フルボキサミン、パクスロビドの有効性と安全性は?2019年12月、中国で重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-COV-2)によるCOVID-19が勃発しました。C... 2022.02.18 09_感染症
02_循環器系 2型糖尿病に対するインスリン治療と急性冠症候群後の主要有害心血管イベントのリスクとの関係性は?(RCTの事後解析; BETonMACE試験; Cardiovasc Diabetol. 2021) 急性冠症候群(ACS)患者は、主要な有害心血管イベント(MACE)の発生リスクがより高いことが報告されています。2型糖尿病患者はACS患者の約30%を占め、2型糖尿病を有さない患者に比べてMACE再発のリスクが最大で2倍となることが報告されています。2型糖尿病患者の約25%では、高血糖をコントロー… 2022.02.17 02_循環器系05_内分泌代謝系
02_循環器系 日本人の非弁膜症性心房細動患者におけるエドキサバンの長期的な安全性と有効性は?(観察研究; ETNA-AF-Japan試験; J Arrhythm. 2021) 日本人心房細動患者に対するエドキサバンの長期的な安全性・有効性は?ランダム化臨床試験の結果、心房細動(AF)患者の脳卒中予防において、ワルファリンに対する直接経口抗凝固薬(DOAC)のアドバンテージが示されています(PMID: 197178... 2022.02.16 02_循環器系
09_感染症 血液透析患者におけるCOVID-19ワクチン接種後のオミクロン中和抗体はどのくらいで得られるのか?(横断研究; Lancet. 2022) オミクロンに対するワクチン接種後の中和抗体はいつから得られるのか?懸念される変異株としてSARS-CoV-2(variant of concern, VOC)であるB.1.1.529 omicron(オミクロン)は、現在英国で主に流行してい... 2022.02.15 09_感染症
09_感染症 SARS-CoV-2の迅速抗原検査における偽陽性の割合はどのくらい?(JAMA. 2022) SARS-CoV-2に対する迅速抗原検査で偽陽性が認められる割合は?新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染収束の兆しは見えません。ウイルス変異株によっては感染状況を把握(パンデミックマネジメント)するためにPCR検査や抗原検査が... 2022.02.14 09_感染症
01_中枢神経系 精神疾患患者に対してブランケットを重くすると不眠症は改善しますか?(RCT; J Clin Sleep Med. 2020) 不眠症は、睡眠を開始または維持することが困難で、しばしば疲労、不安、抑うつなど日中の症状を伴うことを特徴とする臨床疾患です。成人の場合、不眠症は最も一般的な精神疾患の1つです。使用する基準によって異なりますが、人口における有病率は、不眠症状を有する人が30〜48%、診断基準を満たす人が6%程度報告… 2022.02.13 01_中枢神経系
02_循環器系 帯状疱疹後の脳卒中リスクはどのくらい?(ドイツ自己対照ケースシリーズ研究; PLoS One. 2016) 帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の感染によって引き起こされる疾患ですが、その発症は、潜伏していたVZVの再活性化によって引き起こされます。帯状疱疹の重篤な合併症はVZV血管障害であり、虚血性または出血性脳卒中を引き起こす可能性があります。しかし、帯状疱疹後の脳卒中リスクがどの程度かにつ… 2022.02.12 02_循環器系09_感染症
01_ワクチン vaccine COVID-19 オミクロンに対する抗体および抗ウイルス薬の有効性はどのくらい?(基礎研究; N Engl J Med. 2022) 2021年11月、南アフリカで重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)のB.1.1.529(オミクロン)亜種が検出され、その後、オミクロンは急速に世界中に拡散しています。2021年11月26日、世界保健機関(WHO)はオミクロンを懸念される変異体に指定した。オミクロンは、中国… 2022.02.11 01_ワクチン vaccine09_感染症
11_皮膚・骨格筋系 中等度から重度の顔面肝斑に対するトリプルコンビネーションクリームとハイドロキノン4%クリームの比較検討(Open-RCT; J Cosmet Dermatol. 2007) 肝斑に対する外用クリームはどれが優れているのか?皮膚肝斑は、すべての人種にみられる皮膚疾患ですが、アジアおよびヒスパニック系の肌の色が黒い、出産適齢期の女性に多くみらます(PMID: 7492140、PMID: 11951128、PMID:... 2022.02.10 11_皮膚・骨格筋系
02_循環器系 臨床現場におけるGLP-1受容体作動薬とDPP-4阻害薬の比較:腎臓および心血管予後の関連性(コホート研究; Kidney Int. 2022) 2型糖尿病に対して多くの治療薬が上市されています。中でもグルカゴン様ペプチド(GLP)-1受容体作動薬とナトリウムグルコース共輸送体(SGLT)2阻害薬による心血管イベントの抑制効果が示されています。SGLT2阻害薬は心血管イベントだけでなく腎関連アウトカムについてもイベント発生抑制効果が報告され… 2022.02.09 02_循環器系05_内分泌代謝系
11_皮膚・骨格筋系 肝斑治療におけるトラネキサム酸と外用クリーム3剤(フルシノロン+ハイドロキノン+トレチノイン)併用と外用クリーム3剤の比較(RCT; J Ayub Med Coll Abbottabad. Apr-Jun 2021) 肝斑は、日光にさらされる部位、主に顔面に生じる非常に一般的な皮膚の色素沈着性疾患であり、世界的に報告されており、すべての人種および男女に影響を及ぼしています。肝斑は、顔面中央部、顴骨部、下顎部など、さまざまなパターンが報告されています。個人の全体的な外観に影響を与えるため、患者のQOLに影響を与え… 2022.02.08 11_皮膚・骨格筋系
01_ワクチン vaccine mRNA COVID-19ワクチン3回接種によるSARS-CoV-2オミクロンおよびデルタ変異株による症候性感染の予防効果は?(test negative case-control試験; JAMA. 2022) SARS-CoV-2の変異ウイルスであるオミクロンに対するmRNA COVID-19ワクチンの有効性は?2021年11月24日、南アフリカの保健当局がSARS-CoV-2の新型であるB.1.1.529(オミクロン)の出現を報告しました(WH... 2022.02.07 01_ワクチン vaccine09_感染症
08_炎症・免疫・アレルギー系 痛風および慢性腎臓病合併患者におけるアロプリノール投与開始と全死亡率との関連性は?(PSマッチ人口ベースコホート研究; Ann Intern Med. 2022) 慢性腎臓病(CKD)の進行に対してアロプリノールを増量して投与した最近の2つのランダム化臨床試験では、有益性は示されておらず、さらに死亡リスクが増加する可能性について報告されました。痛風とCKDを併発している患者において、このようなリスクが生じる可能性があるかどうかは、まだ不明です。そこで今回は、… 2022.02.06 08_炎症・免疫・アレルギー系
01_ワクチン vaccine イスラエルのワクチン接種状況とCOVID後遺症との関連性(横断研究; プレプリント; medRxiv 2022) ポストCOVID-19症候群としても知られる新型コロナウイルス感染症後遺症(Long COVID)は、新興かつ複雑な健康問題であり、その特徴はまだ十分に解明されていません。 2021年10月、世界保健機関(WHO)はCOVID後遺症を「重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感… 2022.02.05 01_ワクチン vaccine09_感染症
11_皮膚・骨格筋系 肝斑治療におけるトラネキサム酸内服とハイドロキノン外用の併用療法はハイドロキノン外用よりも治療効果が高い(DB-RCT; Australas J Dermatol. 2020) 肝斑は一般的な色素沈着症であり、これまでの研究でトラネキサム酸の内服が一定の有効性を示しています。国内の診療ガイドラインでは「トラネキサム酸の内服および注射は肝斑の治療に有効である(グレード C1)」とされています。また同ガイドラインにおいて、「ハイドロキノン単体では,4%製剤で肝斑治療に有効であ… 2022.02.04 11_皮膚・骨格筋系
09_感染症 COVID-19入院患者に対するレムデシビルの効果はどのくらい?(オープンRCT; CATCO試験; CMAJ. 2022) SARS-CoV-2感染によりCOVID-19患者数が増加しています。流行時期により変異ウイルスが異なることから、定期的に治療薬の効果検証が求められます。入院中のCOVID-19患者の治療におけるレムデシビルの役割は、世界的に見てもまだ充分に定義されていません。世界保健機関(WHO)のが実施したラ… 2022.02.03 09_感染症
11_皮膚・骨格筋系 中等度から重度の肝斑患者における経口トラネキサム酸の有効性・安全性は?(単施設・小規模RCT; J Am Acad Dermatol. 2018) 肝斑治療にトラネキサム酸が用いられているが、その有効性はどの程度なのか?肝斑は一般的な色素性疾患であり、しばしば治療が困難であるとされています。トラネキサム酸は、肝斑の有望な治療薬として注目されていますが、対照試験はほとんど存在しません。形... 2022.02.02 11_皮膚・骨格筋系
02_循環器系 コントロール不良の高血圧患者における自己血圧測定は血圧コントロールを改善しますか?(Open-RCT; TASMINH2試験; Lancet. 2010) 血圧のコントロールは心血管疾患予防の重要な要素ではありますが、血圧目標値の達成は困難です。血圧は病院や診療所で測定した場合と、家庭で測定した場合とで値が異なることが報告されています。このため、血圧の測定環境により血圧の目標値が異なります(高血圧治療ガイドライン2019)。基本的には病院や診療所にお… 2022.02.01 02_循環器系
02_循環器系 【批判的吟味】ポリファーマシーを有する高齢者におけるスタチン中止は、心血管アウトカムと死亡率に影響しますか?(後向きコホート研究; JAMA Netw Open. 2021) 人口の高齢化に伴い、併存疾患を有する患者数が増加しています。併存疾患があると、多剤併用(Polypharmacy, ポリファーマシー)となりやすく、これは避けられない問題です。しかし、慢性疾患の併発及びポリファーマシー、両方の状態にさらされていると、認知機能障害などのさらなる病的状態や、薬物間の相… 2022.01.31 02_循環器系