05_内分泌代謝系 1型糖尿病を合併した妊娠女性におけるインスリン自動投与の効果は?(RCT; AiDAPT試験; N Engl J Med. 2023) Sensor Augmented Pump(SAP, サップ)療法は、リアルタイム持続血糖測定(Continuous Glucose Monitoring, CGM)を併用したインスリンポンプ療法のことです。CGMで測定されたグルコース値… 2023.10.21 05_内分泌代謝系
09_感染症 重症SARS-CoV-2感染が未診断がんのマーカーになる?(集団ベース研究; Sci Rep. 2023) SARS-CoV-2感染者において、罹患後にがん発症リスクが増加する可能性が報告されています。しかし、重症SARS-CoV-2感染が未診断がんのマーカーとなるかどうかを検討した研究はありません。そこで今回は、SNDSデータベースを用いて、… 2023.10.20 09_感染症
02_循環器系 心血管有効性と安全性に優れる糖尿病治療薬はどれか?(RCTのメタ解析; Diabetes Obes Metab. 2023) 糖尿病は高血糖状態を特徴とする疾患であり、末梢神経障害や網膜症、腎症などの微小血管合併症、脳卒中や心筋梗塞などの大血管合併症を引き起こすことが報告されています。治療薬として血糖降下薬が使用されていますが、重要な特徴・役割としては心血管合併… 2023.10.19 02_循環器系05_内分泌代謝系
01_中枢神経系 元アマチュアおよびプロのコンタクトスポーツ参加者における認知症リスクはどのくらい?(集団ベースのコホート研究, SR&MA; EClinicalMedicine. 2023) 頭部に繰り返し衝撃を受けるスポーツの元プロ選手は、その後認知症リスクが上昇するというエビデンスが増えつつあります。一方、より多くの集団を代表する引退したアマチュア選手におけるこの疾患の発生については不明です。そこで今回は、元アマチュアのコ… 2023.10.18 01_中枢神経系
11_皮膚・骨格筋系 人工膝関節全置換術におけるXRリハビリテーションの有効性はどのくらい?(メタ解析; J Arthroplasty. 2023) 人工膝関節全置換術(TKA)の術後リハビリテーションにおいて、仮想現実(人工現実感:virtual reality, VR)、拡張現実(augmented reality, AR)、複合現実(mixed reality, MR)などのクロ… 2023.10.17 11_皮膚・骨格筋系
01_中枢神経系 抗コリン薬の使用量増加と急性心血管系イベントのリスクとの関連性はどのくらい?(全国規模の症例-症例-時間-対照研究; BMJ. 2023) 最近増加した抗コリン薬負荷と高齢者における急性心血管系イベントのリスクとの関連性については充分に検討されていません。そこで今回は、台湾の国民健康保険研究データベースを用いて、抗コリン薬負荷と高齢者における急性心血管系イベントのリスクとの関… 2023.10.16 01_中枢神経系
02_循環器系 CPAP治療のアドヒアランスが高いと心血管イベントの再発リスクを低下できる?(メタ解析; JAMA. 2023) 持続的気道陽圧(CPAP)の心血管系疾患の二次予防効果については大いに議論されています。そこで今回は、ランダム化臨床試験において、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)に対するCPAP治療が有害心血管系イベントのリスクに及ぼす効果を評価したメタ解析… 2023.10.15 02_循環器系
01_中枢神経系 軽度認知障害および認知症の成人に対する運動と認知介入の併用は運動介入単独よりも有効ですか?(RCTのNWM; Int J Nurs Stud. 2023) 運動と認知介入は前臨床および臨床的認知症の成人にとって有益であることが報告されていますが、これら2つの要素を組み合わせることで相乗的な効果が得られるかどうか、またどのような介入デザインがこの効果を最適化するのかについては不明です。そこで今… 2023.10.14 01_中枢神経系
09_感染症 一貫したマスクの使用はSARS-CoV-2感染伝播を防げるのか?(シミュレーションモデル研究; Med J Aust. 2023) マスクは、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)の伝播を効果的に減少させますが、マスクの有効性、集団免疫、その他の公衆衛生・社会対策との相互関係を考慮すると、マスクの長期着用が集団レベルの罹患率や死亡率に及ぼす影響は… 2023.10.13 09_感染症
05_内分泌代謝系 妊娠糖尿病における早期メトホルミン投与は血糖コントロールを良好に保てますか?(DB-RCT; EudraCT試験; JAMA. 2023) 妊娠糖尿病は妊娠に伴う一般的な合併症ですが、最適な管理方法については不明です。そこで今回は、メトホルミンの早期投与開始がインスリン開始を減少させるか、あるいは妊娠32週あるいは38週の空腹時高血糖を改善させるかを検証したランダム化比較試験… 2023.10.12 05_内分泌代謝系
09_感染症 COVID-19の家庭内曝露後予防におけるモルヌピラビルの効果は?(DB-RCT; MOVe-AHEAD試験; J Infect. 2023) SARS-CoV-2感染によるCOVID-19患者数は増減を繰り返し、しばしば家庭内感染を引き起こします。これまで感染症に対する治療薬の曝露後予防投与が実施されてきましたが、COVID-19におけるエビデンスは限られています。そこで今回は… 2023.10.11 09_感染症
02_循環器系 アンジオテンシン受容体-ネプリライシン阻害薬の動脈硬化性心血管病イベントに対する効果はどのくらい?(RCTのメタ解析; Am J Cardiol. 2023) サクビトリル-バルサルタンはアンギオテンシン受容体-ネプリライシン阻害薬(ARNI)であり、心不全患者の死亡や入院のリスクを減少させることが報告されています。しかし、アテローム性動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)イベントの改善との関連は不… 2023.10.10 02_循環器系
02_循環器系 厳格な血糖コントロールは集中治療室の在院日数や死亡率低下には影響しない?(RCT; TGC-Fast試験; N Engl J Med. 2023) 集中治療室(ICU)患者における厳格な血糖コントロールの有益性と有害性の両方について、ランダム化比較試験によって示されています。この要因として、早期の非経口栄養の使用やインスリン誘発性重症低血糖のばらつきがあげられます。これらの要因が、血… 2023.10.09 02_循環器系05_内分泌代謝系
02_循環器系 2型糖尿病患者のアルブミン尿に対するエンパグリフロジンへのセマグルチド追加効果はどのくらい?( DB-RCT; Diabetes Obes Metab. 2023) 2型糖尿病は腎臓病を合併することが多く、患者予後に影響を与えることから、治療戦略の確立が求められています。2型糖尿病の治療薬は多く販売されていますが、中でもナトリウム-グルコース共輸送体-2阻害薬(SGLT-2i)とグルカゴン様ペプチド-… 2023.10.08 02_循環器系07_腎・泌尿器系
01_中枢神経系 神経障害性疼痛に対するα-リポ酸とプレガバリンの併用療法の効果はどのくらいですか?(DB-RCT; PAIN-CARE試験; Pain. 2023) 非鎮静性抗酸化剤であるα-リポ酸(ALA)の補給は、いくつかの生化学的プロセスと作用に関与し、重要な抗酸化作用と抗炎症活性を発揮することで、末梢神経障害患者における痛みや麻痺症状を和らげることが報告されています。末梢神経障害による神経障害… 2023.10.07 01_中枢神経系
01_中枢神経系 急性虚血性脳卒中における血管内血栓除去術(EVT)後の集中的血圧降下と従来の血圧降下どちらが良い?(PROBE法; OPTIMAL-BP試験; JAMA. 2023) 急性虚血性脳卒中患者に対する血管内血栓除去術(EVT)による再灌流成功後の最適な血圧コントロールは不明です。そこで今回は、EVTを受けた患者において、再灌流成功後24時間の集中的な血圧管理が、従来の血圧管理よりも臨床転帰を改善させるかどう… 2023.10.06 01_中枢神経系02_循環器系
03_呼吸器系 軽度〜中等度のCOVID-19外来患者に対するフルチカゾンフランカルボン酸エステルの効果は?(DB-RCT; ACTIV-6試験; N Engl J Med. 2023) グルココルチコイドが重症の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者における症状消失までの期間を短縮したり、入院や死亡を予防したりすることが示されています。一方、軽度から中等度のコロナウイルス疾患2019(COVID-19)の外来患… 2023.10.05 03_呼吸器系
09_感染症 ニルマトレルビルまたはモルヌピラビルの使用とオミクロン感染による重篤な転帰との関連性は?(コホート研究; JAMA Netw Open. 2023) ニルマトレルビル(リトナビルでブースト)とモルヌピラビルは、現在米国やその他の国々で、軽症から中等症のCOVID-19を有し、重症化への進行リスクが高い非入院患者の治療に使用されています。これら2つの経口抗ウイルス薬と、新しいSARS-C… 2023.10.04 09_感染症
02_循環器系 青年後期の血圧値と心血管イベントのリスクとの関連性はどのくらいか?(コホート研究: Annals of Internal Medicine 2023) 高血圧は脳卒中や心筋梗塞の発症リスクと関連していることから、高齢者を含む成人において降圧治療が行われています。しかし、思春期の血圧と将来の心血管イベントとの関連については十分に知られていません。そこで今回は、2017年の米国心臓病学会(A… 2023.10.03 02_循環器系
09_感染症 フルオロキノロン使用と大動脈瘤または大動脈解離との関連は認められない?(自己対照症例シリーズ; Eur Heart J. 2023) フルオロキノロン使用による大動脈瘤および大動脈解離(AA/AD)のリスク増加が報告されています。しかし、最近の研究では適応による交絡因子が示唆されています。そこで今回は、フルオロキノロン使用に関連するAA/ADのリスクを調査することを目的… 2023.10.02 09_感染症