2023-08

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02_循環器系

薬剤師主導の在宅血圧テレモニタリングにより血圧コントロールが向上する?(SR&MA; Am J Cardiol. 2023)

医療システムは、特にCOVID-19の流行以来、米国全土で遠隔医療を急速に導入しています。しかし、薬剤師主導の在宅血圧遠隔モニタリングを診察室ベースの通常ケアに加えることで血圧が改善するかどうかについてのデータは限られています。そこで今回…
01_ワクチン vaccine

50歳以上の成人における帯状疱疹ワクチン/COVID-19 mRNA-1273ブースターワクチンの同時接種に安全性の懸念はない(Open-RCT; Clin Infect Dis. 2023)

COVID-19ブースターワクチンは、他の年齢相応のワクチンと同時接種してもよいというコンセンサスが得られつつあります。特にアジュバントワクチンとの同時接種を支持する限られた利用可能なデータに追加することで、成人におけるワクチン接種率を高…
09_感染症

SARS-CoV-2の再感染と関連する入院および死亡の傾向は?(米国、2021年9月~2022年12月; MMWR 2023)

米国でSARS-CoV-2の再感染が発生する頻度は増加していますが、再感染および関連する重篤な転帰に関する米国の疫学的傾向は明らかにされていません。そこで今回は、米国疾病管理予防センター(Centers for Disease Contr…
02_循環器系

ST上昇型心筋梗塞を有する高齢者に対するテネクテプラーゼ半量投与は有効ですか?(Open-RCT; STREAM-2; Circulation. 2023)

ST上昇型心筋梗塞(ST-Segment-Elevation Myocardial Infarction, STEMI)は冠動脈の血栓閉塞により心筋に貫璧性虚血が生じており、発症から再灌流達成までの時間が心筋梗塞の大きさや予後に影響を与え…
01_ワクチン vaccine

オミクロン優勢時の重症COVID-19に対する3回目ワクチン接種の有効性はどのくらい?(コホート解析; BMJ. 2023)

SARS-CoV-2のオミクロン株は、これまでの変異株よりも伝播することが報告されており、優勢期におけるワクチンの有効性がどのくらいであるのかについて関心が寄せられています。そこで今回は、異種mRNAワクチンのブースタースケジュール(3回…
01_ワクチン vaccine

高齢者におけるSARS-CoV-2ワクチン接種の有効性はどのくらい?(SR&MA; J Gen Intern Med. 2023)

高齢者集団ではワクチンに対する免疫応答が低下していることから、SARS-CoV-2に対する新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンの有効性・安全性の検証が継続して求められています。そこで今回は、COVID-19ワクチン接種の有効性・…
02_循環器系

HIV感染者の心血管疾患予防にピタバスタチンは有効ですか?(RCT; N Engl J Med. 2023)

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者では、非感染者と比較して心血管疾患のリスクが増加することが報告されています。したがって、この集団における一次予防戦略に関するデータが必要です。そこで今回は、HIV感染者におけるピタバスタチン投与が心血管…
05_内分泌代謝系

HbA1cの急速な低下と糖尿病網膜症の早期悪化に関連性がありますか?(後向きコホート内症例対照研究; Diabetes Care. 2023)

糖尿病治療において、血糖値の急激な低下による糖尿病網膜症の早期悪化(Early worsening of diabetic retinopathy, EWDR)が懸念されています。しかし、充分に検討されていません。そこで今回は、プライマリ…
02_循環器系

重症腎不全患者の静脈血栓塞栓症治療におけるアピキサバン vs. ワルファリン(SR&MA; Thromb Res. 2023)

慢性腎臓病は静脈血栓塞栓症(VTE)の独立した危険因子です。従来、VTE治療には低分子ヘパリン(LMWH)に続いてワルファリンが使用されてきました。アピキサバンを含む直接経口抗凝固薬(DOAC)は、腎機能が正常な患者において、従来の治療法…
02_循環器系

ポリファーマシーを有する心房細動患者における経口抗凝固薬はNOACの方が良い?(メタ解析; Thromb Haemost. 2023)

心房細動は加齢に伴う不整脈であり、65~85歳の高齢者が心房細動患者の70%近くを占めています。高齢の心房細動患者は、しばしば合併症の大きな負担とポリファーマシーの使用を伴います。ポリファーマシーとは、 個人が同時に複数の薬剤を使用する状…
00_その他

ヘイトツイートは気温が高くても低くても増える?(定量的実証研究; Lancet Planet Health. 2022)

オフラインの世界における天候と攻撃性の関連は、様々な社会的環境において確立されています。同時に、日常生活のほぼあらゆる側面が急速にデジタル化されたことで、オンラインでの対人衝突が頻発するようになりました。オンライン上のヘイトスピーチは、特…
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