Treatment of myocardial infarction in a coronary care unit. A two year experience with 250 patients. Killip T 3rd et al. Am J Cardiol. 1967. PMID: 6059183
私的背景
論文を読んでいて全く見たことも聞いたこともないワードが出てきた。それが「Killip分類」である(もしかしたら学生時代に教授から教わったかもしれないです。ごめんなさい、教授)。結局 Killip分類って何よ?
急性心筋梗塞における重症度評価の分類。身体所見を用いるところが特徴的。クラスⅠ | 心不全の兆候なし |
クラスⅡ | 軽度~中等度の心不全。ラ音聴取領域が全肺野の 50%未満 |
クラスⅢ | 重症心不全。肺水腫。ラ音聴取領域が全肺野の 50%以上 |
クラスⅣ | 心原性ショック (収縮期血圧が 90 mmHg未満、尿量減少、チアノーゼ、冷たく湿った皮膚、意識障害を伴う) |
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急性心筋梗塞の患者を対象とした文献によく出てくるようです。ちなみに Killip分類は、日本循環器学会が発行している “急性心不全治療ガイドライン” に記載されています。-Evidence never tells you what to do-
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