02_循環器系 スタチン不耐容患者の心血管イベント一次予防におけるベンペド酸の効果は?(RCT; JAMA. 2023) 心血管イベントの一次予防におけるベンペド酸の効果は?ATPクエン酸リアーゼ阻害薬であるベンペド酸(bempedoic acid)は、低比重リポ蛋白(LDL)コレステロールを低下させ、筋関連有害事象の発現率が低いことと関連することが報告されて... 2023.07.26 02_循環器系
00_その他 高齢者におけるハイパーポリファーマシー減処方は通常ケアと比較して薬剤数や老年症候群の発生を減少できますか?(RCT; JAMA Netw Open. 2023) 多くの処方薬(ハイパーポリファーマシー)を使用している高齢患者は、薬物有害作用のリスクが高い可能性があります。使用している薬剤数が多いことは、単なる状況に過ぎませんが、ポリファーマシーは潜在的な不適切処方(Potential Inappr… 2023.07.25 00_その他20_ポリファーマシー
00_その他 TIDieRチェックリストを用いた抗うつ薬中止試験における漸減法の評価結果は?(系統的レビュー; Int J Clin Pharm. 2023) 介入に関する完全な説明が公開されていなければ、臨床医と患者は有用であることが示されている介入を確実に実施することができず、他の研究者は研究結果を再現したり、それに基づいて構築したりすることができません。しかし、出版物における介入の記述の質… 2023.07.24 00_その他01_中枢神経系
11_皮膚・骨格筋系 急性腰痛症および頚部痛に対するオピオイド鎮痛薬の効果はどのくらい?(RCT; OPAL試験; Lancet. 2023) 腰痛/頚部痛の急性期にオピオイド鎮痛薬は有効なのか?オピオイド鎮痛薬は急性腰痛症や頚部痛によく使用されますが、有効性を裏付けるデータは充分ではありません。そこで今回は、急性腰痛および頚部痛に対するオピオイド鎮痛薬の適切な短期コースの有効性と... 2023.07.23 11_皮膚・骨格筋系
40_AI 医療システム規模の言語モデルは万能予測エンジンとなりますか?(AIプログラム; Nature. 2023) 医師は毎日、時間に制約のある重要な意思決定を行っています。臨床予測モデルは、臨床や業務上の出来事を予測することで、医師や管理者の意思決定を支援することができます。既存の構造化データに基づく臨床予測モデルは、データ処理やモデルの開発・展開が… 2023.07.22 40_AI
08_炎症・免疫・アレルギー系 変形性膝関節症におけるステムピューセルの効果はどのくらい?(小規模DB-RCT; Am J Sports Med. 2023) 変形性関節症は慢性、進行性、退行性の疾患であり、治療の選択肢は限られています。これまでは疼痛や炎症を抑える対処療法が中心です。近年、生物学的療法が変形性関節症の治療法として発展しつつあります。そこで今回は、変形性関節症患者において、同種間… 2023.07.21 08_炎症・免疫・アレルギー系
00_その他 ケアホームにおける薬剤師による独立処方の有効性と安全性は?(クラスターRCT; BMJ. 2023) 海外において薬剤師の処方権は、独立型と依存型に大きく分けられます。独立型とは、薬剤師が患者のアセスメント・診断・臨床マネジメントに責任を有する処方権であり、薬剤師が自分の判断で処方せんを書くことができる権限です。イギリスでは一般的であり、… 2023.07.20 00_その他
09_感染症 COVID-19パンデミックと幼児期の発達との関連性はどのくらい?(コホート研究; JAMA Pediatr. 2023) COVID-19パンデミックと学齢児童の学業成績との間に、負の関連(相関性)を報告する研究が増えていますが、パンデミックと幼児期の発達との関連についてはあまり知られていません。そこで今回は、COVID-19パンデミックと幼児期の発達との関… 2023.07.19 09_感染症
00_その他 ケアホームの高齢者に対する薬剤師独立処方者による脱処方の障壁と実現要因には何がありますか?(クラスターRCT; CHIPPS試験; Res Social Adm Pharm. 2023) ケアホーム入居者の70%以上が、罹患率や死亡率に関連する不適切な薬剤(potentially inappropriate medications, PIMs)を処方されています。イギリスにおいて、ケアホームで薬剤レビューを行う薬剤師による… 2023.07.18 00_その他20_ポリファーマシー
09_感染症 入院原因としてのCOVID-19、インフルエンザあるいは敗血症で患者予後は異なりますか?(人口ベースコホート研究; JAMA Intern Med. 2023) COVID-19、インフルエンザ、敗血症による入院患者の予後の比較COVID-19による入院を生き延びた人は、心血管、神経、精神、炎症性自己免疫疾患を新たに発症するリスクがあります。しかし、COVID-19の入院後のリスクが他の重篤な感染症... 2023.07.17 09_感染症
00_その他 過体重または肥満の成人に対するセマグルチド経口投与の効果はどのくらい?(DB-RCT; OASIS 1試験; Lancet. 2023) 経口グルカゴン様ペプチド(GLP)-1アナログであるセマグルチドは、2型糖尿病治療薬として承認されています。GLP-1アナログ(受容体作動薬)は、副作用として消化器症状や食欲抑制、これに伴う体重減少が報告されています。したがって、過体重ま… 2023.07.16 00_その他
02_循環器系 心血管疾患リスクを有する患者におけるウパダシチニブの安全性は?(DB-RCT; SELECT試験の事後解析; Ann Rheum Dis. 2023) 心血管(CV)リスクを少なくとも1つ以上有している50歳以上の関節リウマチ(RA)患者において、腫瘍壊死因子(TNF)阻害薬治療と比較したトファシチニブの重篤な有害事象(AE)リスクの増加が報告されました(ORAL Surveillanc… 2023.07.15 02_循環器系08_炎症・免疫・アレルギー系
食事 体重減少のためのカロリー計算なしの食事時間制限法は有効ですか?(Open-RCT; Ann Intern Med. 2023) 食事時間制限と25%のカロリー制限どちらの体重減少効果が大きいのか?カロリー計算を行わない食事時間制限(食事時間制限法:Time-restricted eating、16時間ファスティング、16時間絶食)は人気のある減量戦略となっていますが... 2023.07.14 食事
30_睡眠 精神疾患患者の不眠症管理においてレンボレキサントへの切替えにより不眠症状が改善しますか?(小規模後向き研究; SLIM試験; J Clin Sleep Med. 2023) オレキシンは、睡眠と覚醒のスイッチング機能を担う脳内の神経伝達物質です。発見当初は食欲を促進する物質と考えられていましたが、オレキシンの遺伝子欠損マウスでの検証結果から、食事量は減少するものの、睡眠発作を繰り返すことが明らかになりました。… 2023.07.13 30_睡眠
09_感染症 ニルマトレルビルによる治療とCOVID-19後遺症のリスクとの関連性は?(コホート研究; JAMA Intern Med. 2023) コロナ後遺症の発症リスクとニルマトレルビル治療との関連性は?COVID-19後遺症(コロナ後遺症)はlong COVIDとしても知られ、多くの人が罹患しています。抗ウイルス薬使用によりコロナ後遺症リスクが低減する可能性が報告されていますが、... 2023.07.12 09_感染症
05_内分泌代謝系 2型糖尿病患者に対するGIP、GLP-1およびグルカゴン受容体作動薬レタトルチドの効果は?(DB-RCT; Lancet. 2023) 現在の2型糖尿病管理のコンセンサスガイドラインによれば、体重管理は血糖目標値の達成と同様に重要であるとされています。グルコース依存性インスリン分泌促進ポリペプチド(GIP)、グルカゴン様ペプチド(GLP)-1、グルカゴン受容体に対してアゴ… 2023.07.11 05_内分泌代謝系
00_その他 成人肥満症に対するGLP-1受容体作動薬オルフォルグリプロンの効果はどのくらい?(DB-RCT; GZGI試験; N Engl J Med. 2023) 肥満は、世界的に多くの主要な疾病および死因の主要な危険因子です。非ペプチド性グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬であるオルフォルグリプロン(Orforglipron)は、経口投与が可能であり、さらに空腹時服用の制限がないこと… 2023.07.10 00_その他
02_循環器系 急性虚血性脳卒中患者におけるブチルフタリドの効果はどのくらい?(DB-RCT; BAST試験; JAMA Neurol. 2023) DL-3-n-ブチルフタリド(NBP)は、Apium graveolensの種子から単離されたL-3-n-ブチルフタリドに基づく合成化合物です。2002年に虚血性脳卒中の治療のためにラセミ3-n-ブチルフタリド(dl-NBP)が中国食品医… 2023.07.09 02_循環器系
10_眼関連疾患 糖尿病黄斑浮腫患者の眼底写真からAIは最高矯正視力を推定できますか?(JAMA Ophthalmol. 2023) 最良矯正視力(BCVA)は糖尿病黄斑浮腫(DME)の管理に用いられる指標であり、時にDMEの発症や抗血管内皮増殖因子による治療の開始、反復、保留、再開の検討を示唆します。眼底画像からBCVAを推定するために人工知能(AI)を使用すれば、屈… 2023.07.08 10_眼関連疾患
02_循環器系 夜に歯を磨かないことと心血管疾患リスク増加には関連性がありそう(観察研究; Sci Rep. 2023) 歯科疾患は心血管疾患リスクと関連していることが報告されています。さらに周術期の口腔ケアが心臓血管外科手術の転帰にプラスの影響を与えることを示唆する報告もいくつかあります(PMID: 17761432、PMID: 29302279、PMID… 2023.07.07 02_循環器系