20_妊婦

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12_血液・造血器系

妊娠前の静脈血栓塞栓症患者における妊娠第1期の抗凝固薬曝露と妊娠の有害事象との関連性は?(デンマーク人口ベースコホート研究; Am J Med. 2022)

静脈血栓塞栓症の女性患者は、抗凝固薬による治療開始後に妊娠する可能性があることから、妊娠した後に治療法を変更する必要があります。ビタミンK拮抗薬は胎児への影響があるため妊婦に対して禁忌であることから、基本的には低分子ヘパリンを使用することになります。低分子ヘパリンは注射回数が多いことから、患者負担…
12_血液・造血器系

妊婦における直接経口抗凝固薬の安全性は?(後向きコホート研究; Lancet Haematol. 2020)

直接経口抗凝固薬(DOAC)は、多くの抗凝固療法の適応症において、ビタミンK拮抗薬にほぼ取って代わっています。これは有効性に差がなく、出血などの安全性においてビタミンK拮抗薬より優れる臨床試験の結果が示されているためです。生殖年齢の女性を含む数百万人の患者に処方され、妊娠初期にDOACに曝露される…
02_循環器系

妊婦における軽度慢性高血圧症に対する積極的降圧治療は有効ですか?(Open-RCT; CHAP試験; N Engl J Med. 2022)

妊娠中はホルモンバランスの変化などの要因から妊娠高血圧症候群がみられます。妊娠高血圧症候群がとは、妊娠20週以降、分娩12週までの間に高血圧となる疾患であり、時に蛋白尿や全身の臓器障害を伴うことがあります。妊娠中は、そのステージにより薬剤の感受性が異なりますが、倫理的観点から臨床試験の実施が困難で…
02_循環器系

妊娠高血圧症の既往は出産後の慢性高血圧症の発症リスク増加と関連する(フランス人口ベースコホート研究; CONCEPTION試験; Eur Heart J. 2021)

妊娠高血圧症候群は出産後にも影響を与えるのか?妊娠高血圧症候群(Hypertensive disorders of pregnancy, HDP)とは、妊娠時に高血圧を発症した状態です。妊娠より以前から高血圧を認める場合、または妊娠20週ま...
01_ワクチン vaccine

妊婦における新型コロナワクチン(BNT162b2)接種の安全性・有効性は?(後向きコホート研究; JAMA. 2021)

新型コロナウイルスに対するBNT162b2メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン(Pfizer-BioNTech社製)は有効性・安全性が検証され、様々な国で承認されています。12歳以上の小児・青年・成人に対して使用されています。一方で妊娠中の有効性と安全性に関するデータは、観察研究の結果が報告…
01_ワクチン vaccine

妊娠中・授乳中の女性におけるCOVID-19に対するワクチン反応性(前向きコホート研究; Am J Obstet Gynecol. 2021)

妊娠中・授乳中の女性におけるCOVID-19に対するワクチン反応性は?2021年3月1日時点で、米国だけでも73,600件以上の感染と80件以上の妊産婦死亡が妊婦に発生しています(CDC-MMWR)。重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(S...
05_内分泌代謝系

妊娠中の2型糖尿病患者におけるメトホルミン使用は安全ですか?(DB-RCT; MiTy試験; Lancet Diabetes Endocrinol. 2020)

メトホルミンは妊婦に禁忌とされているが…メトホルミン(メトグルコ®️)の添付文書では、妊婦又は妊娠している可能性のある女性に禁忌とされています。この設定根拠としては、動物実験の結果と妊婦の特徴によるものです。妊婦又は妊娠している可能性のある...
09_感染症

COVID-19入院患者において妊娠の有無は死亡リスクに影響しますか?(後向きコホート研究; Letter for Ann Intern Med. 2021)

COVID-19の妊婦における死亡リスクは、非妊娠患者と比較して高いのか低いのか?妊娠中のCOVID-19患者を調査した研究では、生殖年齢の非妊娠患者と比較して、妊娠中の患者では死亡リスクが高まることが示されています(PMID:331519...
09_感染症

症候性および無症候性のCOVID-19入院妊婦の発生率、特徴、転帰について(英国の人口ベース前向きコホート研究; UKOSS試験; PLoS One. 2021)

COVID-19で入院した妊婦における発生率、特徴、転帰について症候性と無症候性で違いはあるのか?2020年3月、世界保健機関は新型コロナウイルス感染症(SARS-CoV-2)の世界的パンデミックを宣言しました。妊娠中の女性とその児における...
09_感染症

COVID-19の妊婦及び新生児は非感染者と比較して死亡リスクや新生児合併症リスクが高いかもしれない(前向きコホート研究; INTERCOVID試験; JAMA Pediatr. 2021)

COVID-19が妊婦と新生児に与える影響は?COVID-19が流行し始めた頃、妊娠中のリスクの正確な把握は不確かであり、それが妊婦の精神的健康に影響を与えていました。この問題は、妊娠前の他のコロナウイルス感染症(重症急性呼吸器症候群や中東...
20_妊婦

ドンペリドンは妊婦へ安全に使用できますか?(コホート研究; J Obstet Gynaecol Res. 2021)

ドンペリドン及びメトクロプラミドは妊婦に安全に使用できるのか?ドンペリドンとメトクロプラミドは、制吐剤として一般的に使用されています。大規模な疫学研究により、メトクロプラミドは奇形リスクを増加させないことが示されています(NEJM 2009...
20_妊婦

妊婦(第一期妊娠期間)におけるH1抗ヒスタミン薬の使用は有害事象リスクとなりますか?(SR&MA; Drug Saf. 2017)

The Risk of Adverse Pregnancy Outcome After First Trimester Exposure to H1 Antihistamines: A Systematic Review and Meta-...
20_妊婦

妊婦へのデスロラタジン使用による胎児への副作用リスクはどのくらいですか?(デンマーク人口ベースコホート研究; J Allergy Clin Immunol Pract. 2020)

Desloratadine Use During Pregnancy and Risk of Adverse Fetal Outcomes: A Nationwide Cohort StudyNiklas Worm Andersson et...
20_妊婦

COVID-19に感染した母親から生まれた新生児201例の臨床的アウトカム(システマティックレビュー; Eur Rev Med Pharmacol Sci. 2020)

Clinical outcomes of 201 neonates born to mothers with COVID-19: a systematic reviewS H Yoon et al.Eur Rev Med Pharmacol...
20_妊婦

コロナウイルス感染症2019(COVID-19):妊娠および垂直伝播の可能性について(システマティック・レビュー; J Reprod Infertil. 2020)

Coronavirus Disease 2019 (COVID-19): A Systematic Review of Pregnancy and the Possibility of Vertical TransmissionMohamm...
20_妊婦

妊婦によるフェキソフェナジンの使用は胎児にどのような影響を与えますか?(デンマークPSマッチング コホート研究; JAMA Pediatr.2020)

Association Between Fexofenadine Use During Pregnancy and Fetal OutcomesNiklas Worm Andersson et al.JAMA Pediatr.2020.PM...
20_妊婦

妊婦におけるCOVID-19の特徴とは?(システマティックレビュー; J Matern Fetal Neonatal Med. 2020)

Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) and Pregnancy: A Systematic ReviewZiyi Yang et al.J Matern Fetal Neonatal Med. 2020 ...
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