04_相互作用、薬物相互作用

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04_相互作用、薬物相互作用

心房細動患者における抗凝固薬とアミオダロンの併用は出血関連入院リスクと関連性がありますか?(後向きコホート研究; Ann Intern Med. 2023)

アミオダロンはP糖蛋白やCYP3A4阻害作用を有していることから、薬物相互作用により併用薬剤の排泄を遅延させる可能性があります。しかし、この相互作用による患者予後については充分に検討されていません。そこで今回は、アピキサバンまたはリバーロ…
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DOACの出血リスク増加とCYP3A4阻害薬との相互作用との関連性はどのくらい?(FAERSデータベース研究; Br J Clin Pharmacol. 2023)

直接経口抗凝固薬(DOAC)とCYP3A4阻害薬は一般的に使用されていますが、その相互作用の可能性に伴う出血リスクについては、充分に検討されておらず、コンセンサスが得られていません。そこで今回は、マクロライド系抗生物質とアゾール系抗菌薬の…
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選択的セロトニン再取り込み阻害薬と経口抗凝固薬の併用と大出血リスクとの関連性はどのくらい?(SR&MA; Thromb Haemost. 2022)

最も処方されている抗うつ薬である選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、大出血のリスクをわずかに増加させることに関連しています。また、SSRIと経口抗凝固薬(OAC)の両方で治療を受けている患者では、大出血のリスクはかなり高くなる可能性があります。しかし、SSRIとOAC併用による出血リス…
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経口抗凝固薬投与中の患者におけるトラマドールの使用と出血性合併症のリスクはどのくらい?(SR&MA; Eur J Clin Pharmacol. 2022)

トラマドール(商品名:トラマール)の添付文書では、併用注意にクマリン系抗凝血剤(ビタミンK拮抗薬:ワルファリン)が記載されており、これは「出血を伴うプロトロンビン時間の延長、斑状出血等の抗凝血作用への影響がみられたとの報告がある」ためのようです。しかし、この機序については解明されておらず、また出血…
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