04_相互作用、薬物相互作用 高齢老人ホーム入居者におけるCYP2D6代謝オピオイドと抗うつ薬の併用に関連する臨床結果と有害転帰(標的試験エミュレーション研究; Ann Intern Med. 2024) 高齢のナーシングホーム(NH)入居者における、チトクロームP450(CYP)2D6(CYP2D6)代謝オピオイドと抗うつ薬との薬物動態学的相互作用の安全性に関するエビデンスは限られています。そこで今回は、CYP2D6代謝オピオイドと抗うつ… 2024.08.01 04_相互作用、薬物相互作用
04_相互作用、薬物相互作用 ランソプラゾールとセフトリアキソンの併用は心室性不整脈および心停止のリスク増加と関連する?(日本のデータベース研究; J Infect. 2024) ランソプラゾールとセフトリアキソンとの相互作用による影響は? 過去の研究により、セフトリアキソンを投与された患者において、ランソプラゾールが心室性不整脈、心停止、死亡のリスクを増加させる可能性が示されています(Bai et al. 2023... 2024.07.14 04_相互作用、薬物相互作用
04_相互作用、薬物相互作用 セロトニン受容体拮抗薬を併用しているとシスプラチン誘発急性腎障害リスクは減るのか?(後向き解析; Kidney360. 2024) シスプラチンは様々ながんに対する有効な第一選択療法です。シスプラチンは催吐性が強く、その結果生じる体液量の減少は急性腎障害(acute kidney injury, AKI)リスクの一因となります。この合併症を予防するために、5-ヒドロキ… 2024.06.10 04_相互作用、薬物相互作用07_腎・泌尿器系13_悪性腫瘍
02_循環器系 心房細動患者においてアピキサバンまたはリバーロキサバンとジルチアゼムを併用した場合の重篤な出血(後向きコホート研究; JAMA. 2024) アピキサバンやリバーロキサバンにジルチアゼムを併用すると? 心房細動患者に一般的に処方される心室速度抑制薬であるジルチアゼムは、アピキサバンやリバーロキサバンの排泄を阻害し、過剰抗凝固を引き起こす可能性があります。しかし、患者転帰については... 2024.04.23 02_循環器系04_相互作用、薬物相互作用
04_相互作用、薬物相互作用 心房細動患者における抗凝固薬とアミオダロンの併用は出血関連入院リスクと関連性がありますか?(後向きコホート研究; Ann Intern Med. 2023) アミオダロンはP糖蛋白やCYP3A4阻害作用を有していることから、薬物相互作用により併用薬剤の排泄を遅延させる可能性があります。しかし、この相互作用による患者予後については充分に検討されていません。そこで今回は、アピキサバンまたはリバーロ… 2023.05.28 04_相互作用、薬物相互作用12_血液・造血器系
04_相互作用、薬物相互作用 DOACの出血リスク増加とCYP3A4阻害薬との相互作用との関連性はどのくらい?(FAERSデータベース研究; Br J Clin Pharmacol. 2023) 直接経口抗凝固薬(DOAC)とCYP3A4阻害薬は一般的に使用されていますが、その相互作用の可能性に伴う出血リスクについては、充分に検討されておらず、コンセンサスが得られていません。そこで今回は、マクロライド系抗生物質とアゾール系抗菌薬の… 2023.03.26 04_相互作用、薬物相互作用
04_相互作用、薬物相互作用 選択的セロトニン再取り込み阻害薬と経口抗凝固薬の併用と大出血リスクとの関連性はどのくらい?(SR&MA; Thromb Haemost. 2022) 最も処方されている抗うつ薬である選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、大出血のリスクをわずかに増加させることに関連しています。また、SSRIと経口抗凝固薬(OAC)の両方で治療を受けている患者では、大出血のリスクはかなり高くなる可能性があります。しかし、SSRIとOAC併用による出血リス… 2023.01.10 04_相互作用、薬物相互作用
04_相互作用、薬物相互作用 経口抗凝固薬投与中の患者におけるトラマドールの使用と出血性合併症のリスクはどのくらい?(SR&MA; Eur J Clin Pharmacol. 2022) トラマドール(商品名:トラマール)の添付文書では、併用注意にクマリン系抗凝血剤(ビタミンK拮抗薬:ワルファリン)が記載されており、これは「出血を伴うプロトロンビン時間の延長、斑状出血等の抗凝血作用への影響がみられたとの報告がある」ためのようです。しかし、この機序については解明されておらず、また出血… 2022.12.16 04_相互作用、薬物相互作用