08_炎症・免疫・アレルギー系 変形性手関節症に対するコルヒチンの効果はどのくらい?(DB-RCT; COLOR試験; The Lancet Rheumatology 2023) コルヒチンは変形性関節症の治療薬として提案されることがありますが、矛盾したエビデンスが報告されています。そこで今回は、手指の変形性関節症患者を対象に、コルヒチンの有効性と安全性をプラセボと比較検証した単施設二重盲検ランダム化プラセボ対照試… 2023.06.27 08_炎症・免疫・アレルギー系未分類
未分類 高齢の心不全(HFrEF)患者における急性腎障害のリスクはアンジオテンシン-ネプリライシン阻害薬 とレニン-アンジオテンシン系阻害薬、どちらが高い?(PSマッチングコホート研究; J Card Fail. 2022) アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)であるサクビトリル/バルサルタンの急性血行動態は、腎機能の早期変化をもたらす可能性があり、特にレニン・アンジオテンシン系阻害薬(RASi)未使用者では急性腎障害(AKI)の懸念があります。しかし、充分に検討されていません。そこで今回は、米国メデ… 2022.12.23 未分類
02_循環器系 腎臓アウトカムに対するSGLT2阻害剤の効果は疾患や腎機能により異なりますか?(メタ解析; Lancet 2022) グルコース共輸送担体-2(SGLT2)阻害薬は、心不全や慢性腎臓病、あるいは2型糖尿病で動脈硬化性心血管病のリスクが高い患者において、腎臓や心血管系の有害事象のリスクを低減することが大規模試験により明らかにされています。糖尿病患者を対象とした臨床試験では、糖尿病患者以外の患者を対象とした転帰を個別… 2022.11.17 02_循環器系05_内分泌代謝系07_腎・泌尿器系未分類
02_循環器系 アピキサバン、リバーロキサバン、ダビガトランを使用中の心房細動患者におけるフルコナゾール全身投与の影響は?(クロスオーバー試験; Am J Med. 2022) DOACにフルコナゾールを併用すると出血リスクは増加するのか?アゾール系抗真菌剤の全身投与は、非ビタミンK拮抗型経口抗凝固薬(NOAC、DOAC)投与中の患者において出血のリスクを高めるとされており(PMID: 29562325)、併用投与... 2022.09.17 02_循環器系09_感染症未分類
00_その他 カフェインレスエナジードリンクを摂取する元気になれますか?(ランダム化クロスオーバー試験; Am J Clin Nutr. 2020) エナジードリンク(カフェインレス)の効果はどのくらいか?エナジードリンクやショットは一般に販売されており、米国では1997年の発売以来、消費量が伸びています(PMID: 33467819)。メーカーは、これらの製品が、覚醒度の向上、認知能力... 2022.07.14 00_その他未分類
00_その他 オンラインアンケートで明らかになった日本における中二病の特徴とは?(日本の横断研究; PLoS One. 2021) 中二病の特徴とは?「中二病」とは、日本で思春期に発生する特徴的な一過性の体調不良を表す言葉です(IRCS UNUD Journals. 2017、9784000246491、椙山女学園大学研究論集 人文科学篇 2015、978-4-7753... 2021.12.08 00_その他未分類
未分類 糖尿病における貧血は心血管疾患および全死亡の危険因子となりますか?(コホート研究; J Am Soc Nephrol. 2005) 糖尿病患者における貧血は心血管イベントや死亡リスクに影響するのか?慢性的な貧血は、前負荷を増加させ、後負荷を減少させ、心拍出量の増加をもたらします。長期的には、不適応な左心室肥大(LVH)を引き起こす可能性があり、これは心血管疾患のアウトカ... 2021.04.10 未分類
未分類 2型糖尿病患者の血糖コントロールに対する吸入コルチコステロイドの影響はどのくらいですか?(小規模RCT; Clin Med Res. 2009) 吸入ステロイドによる血糖値への影響はどのくらいなのか?2型糖尿病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息は、世界的に有病率が増加しています。2型糖尿病患者の多くは、喘息やCOPDを併発しているため、吸入コルチコステロイド(ICS)の使用が適応と... 2021.04.09 未分類
未分類 がん患者に対するエリスロポエチンまたはダルベポエチン使用の安全性はどのくらいですか? 欧米では癌患者において化学療法に伴う貧血に対しESAが使用されます欧米におけるESAの適応は、腎性貧血に加え、(固形)癌患者の化学療法又は放射線療法における貧血があります。一方、日本においては、エリスロポエチンが腫瘍進展又は局所再発のリスク... 2021.04.08 未分類
未分類 2型糖尿病患者における心血管イベント予防のためのSGLT2阻害剤およびGLP1アゴニストの効果はメトホルミン投与しなくても得られますか?(RCTのSR&MA; Diabet Med. 2021) 糖尿病の治療目標とは?糖尿病診療ガイドライン2019によれば「糖尿病治療の目標は,高血糖に起因する代謝異常を改善することに加え,糖尿病に特徴的な合併症,および糖尿病に起こりやすい併発症の発症,増悪を防ぎ,健康人と変わらない生活 の質(qua... 2021.04.07 未分類
未分類 症候性COVID-19患者の臨床的悪化に対するフルボキサミンの効果はどのくらいですか?(RCT; JAMA. 2020) COVID-19に対する治療候補薬としてのフルボキサミンCOVID-19パンデミックが続いており、なかなか終息は困難であると言えます。COVID-19ワクチン接種が進んでいけば、集団免疫を獲得できれば、終息の実現もあり得るかもしれませんが、... 2021.04.06 未分類
未分類 プロキサルタミドは、軽度~中等度のCOVID-19患者におけるウイルスクリアランスを有意に促進し、臨床的寛解までの時間を短縮する?(DB-RCT; Cureus. 2021) Proxalutamide(プロキサルタミド)とは?Proxalutamide(プロキサルタミド)は、Kintor Pharmaceutical社が開発しているアンドロゲン受容体拮抗薬です。日本では承認されていません。SARS-CoV-2感... 2021.04.05 未分類
未分類 心血管疾患の一次および二次予防に対するヴィーガン食事パターンの効果はどのくらいですか?(SR&MA; CDSR2021) 菜食主義者では心血管イベントが減少するのか?加工肉、未加工の赤身肉あるいは家禽の摂取により、心血管疾患や死亡のリスク増加の可能性について報告されています。いずれにおいても、わずかなリスク増加ではあるものの一貫した結果(相関関係)が示されてい... 2021.04.03 未分類
未分類 ワルファリン治療中の心房細動患者における脳卒中と血栓塞栓症リスクの推定スコアはどれが良さそうですか?(Thromb Haemost. 2020) CHA2DS2-VAScおよびGARFIELD-AFリスクスコアの比較?心房細動患者において問題となるのは、脳卒中や血栓塞栓症の発生リスクが高いことです。CHA2DS2-VAScスコアは大部分が検証されており、ほとんどのガイドラインで推奨さ... 2021.04.02 未分類
未分類 慢性腎臓病(CKD)の進行を予防するための最適な水分摂取量はどのくらいですか? 慢性腎臓病(CKD)患者は水分摂取量を増やした方が良いのか?腎機能が低下しているCKD患者において、水分摂取量を増やすのか、減らすのかについては議論が分かれています。過去に検討された試験において、ステージ1及び2のCKD患者においては、水分... 2021.03.19 未分類
未分類 日本人心不全(HFrEF)患者に対するサクビトリル/バルサルタンの効果はどのくらいですか?(RCT; PARALLEL-HF Study; Circulation Journal 2021) 日本人心不全患者におけるサクビトリル/バルサルタン(エンレスト®️)の効果は?心不全(HF)は、世界で約2,600万人が罹患しており、高い死亡率とQOL低下を伴う世界的なパンデミックとなっています。日本では、人口の約26%が65歳以上であり... 2021.03.18 未分類
未分類 【批判的吟味】イヌやネコとの生活は喘息やアレルギー性鼻炎リスクへ影響しますか? 論文の背景喘息は世界的に最も有病率の高い慢性呼吸器疾患であり、1990年から2015年にかけて有病率が増加しています()。当初は鼻炎の有病率が低かった国においても、ここ数十年で急激に増加しています。猫及び犬は、人間の伴侶として大切にされてき... 2021.03.17 未分類
未分類 イヌやネコとの生活は喘息やアレルギー性鼻炎リスクへ影響しますか? ペットによりアレルギー性鼻炎や喘息リスクは増加するのか?喘息は世界的に最も有病率の高い慢性呼吸器疾患であり、1990年から2015年にかけて有病率は12.6%増加しています()。当初は鼻炎の有病率が低かった国でも、ここ数十年で急激に増加して... 2021.03.16 未分類
未分類 COVID-19患者におけるNSAIDs使用は死亡リスクに影響しますか? COVID-19患者においてNSAIDsは安全に使用できる?3月14日フランスでは、イブプロフェンを服用している患者でCOVID-19が明らかに悪化していることから、患者はNSAIDの使用を避けるべきであることが未発表の報告に基づいて勧告さ... 2021.03.15 未分類
未分類 合併症を伴わない急性虫垂炎におけるモキシフロキサシン vs. ertapenem投与に続くレボフロキサシン+メトロニダゾール 急性虫垂炎に対する抗生物質は何が良いか?急性虫垂炎に対して、当初は炎症を起こしている虫垂の切除手術が基本でしたが、近年では重症度により手術か物質物質を選択するのが主流になっています。手術は患者への負担が大きいため、可能な限り抗生物質による治... 2021.03.12 未分類