10_眼関連疾患 CPAP使用と眼圧変化に関連性はありますか?(症例集積研究; Transl Vis Sci Technol. 2021) 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)は、睡眠中の完全または部分的な反復性上気道閉塞を特徴とし、心血管および神経血管疾患の高い発生率と関連しています。OSASは、眼瞼下垂症候群、円錐角膜、非動脈炎性前部虚血性視神経症、頭蓋内圧上昇による乳頭… 2023.08.23 10_眼関連疾患30_睡眠
02_循環器系 急性心筋梗塞後に経皮的冠動脈インターベンションを受けた患者ではβ遮断薬で3年以上治療した方が良い?(韓国人口ベースコホート研究; J Am Heart Assoc. 2023) 急性心筋梗塞後の慢性心不全患者において、β遮断薬の長期的使用の有効性・安全性が報告されています。一方、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受けた急性心筋梗塞(AMI)患者におけるβ遮断薬の長期維持療法の有用性は充分に確立されていませ… 2023.08.22 02_循環器系
01_ワクチン vaccine 長期介護施設入居者および高齢者の全死亡に対するmRNA COVID-19ワクチン4回目接種の有効性は?(後向きコホート研究; Lancet Reg Health Eur. 2022) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者数は増減を繰り返し、季節性の影響があるものの、夏季でも冬季でも感染者数の爆発的な増加がみられます。感染終息の可能性は限りなくゼロに近く、withコロナ、postコロナとよばれるように、新型… 2023.08.21 01_ワクチン vaccine09_感染症
02_循環器系 チルゼパチドの心血管イベントの発生リスクはどのくらい?(事前設定メタ解析; Nat Med. 2022) Tirzepatide(チルゼパチド)は新規の週1回投与のデュアルGIP/GLP-1受容体作動薬であり、2型糖尿病(T2D)および肥満症の治療薬として開発が進んでおり、日本では2022年9月26日に承認されました。米国や欧州でも2022年… 2023.08.20 02_循環器系05_内分泌代謝系
01_中枢神経系 慢性片頭痛に対するアトゲパント予防的投与は有効ですか?(DB-RCT; PROGRESS試験; Lancet. 2023) カルシトニン遺伝子関連ペプチド(calcitonin gene-related peptide: CGRP)は、37個のアミノ酸から構成されており、小型~中型の三叉神経節ニューロンや後根神経節ニューロンに局在しています。片頭痛患者の頸静脈… 2023.08.19 01_中枢神経系
未分類 難聴高齢者の認知機能低下を抑制するための聴覚介入は有効ですか?(RCT; ACHIEVE試験; Lancet. 2023) 難聴は高齢者の認知機能低下や認知症発症の増加と関連していることが報告されています。しかし、難聴に対する介入が認知機能を低下できるのかについてはエビデンスが限られています。そこで今回は、難聴を有する認知的に健康な高齢者において、聴覚介入によ… 2023.08.18 未分類
02_循環器系 冠動脈イベントの二次予防に対するP2Y12阻害薬 vs. アスピリン(RCTのメタ解析; PANTHER試験; J Am Coll Cardiol. 2023) アスピリンは冠動脈疾患(CAD)患者における心血管イベントの長期予防に対してクラスIの推奨がある唯一の抗血小板薬です。アスピリンのエビデンスは充分に集積されてきた一方で、現代医療におけるエビデンスは限られています。また、他の抗血小板薬との… 2023.08.17 02_循環器系
00_その他 巻き爪治療用薬であるアセチルシステイン外用製剤の有効性・安全性は?(PROBE; M121101-03 試験; 2023/4/20発売) 巻き爪の治療として、これまで適応を有する医薬品は承認されていませんでした。治療の主体は外科的治療と保存的治療です。外科的治療の課題としては侵襲性の高さ、手術後に発生する爪変形などが挙げられます。このため、超弾性ワイヤーなど爪矯正具を用いた… 2023.08.16 00_その他
02_循環器系 孤立性拡張期高血圧患者の血圧低下と心血管アウトカムとの関連性は?(後向き研究; Eur J Prev Cardiol. 2023) 高血圧症は脳卒中などの心血管リスク増加による患者予後への影響が示されています。高血圧症の定義は「一般的に診察室で計測した血圧が140/90mmHg以上、自宅で測定の場合、135/85mmHg以上の場合」とされています。一方で、拡張期血圧の… 2023.08.15 02_循環器系
01_ワクチン vaccine 心不全患者におけるCOVID-19ワクチン接種後の心不全悪化および全死亡リスクはどのくらい?(デンマーク人口ベースコホート研究; Circ Heart Fail. 2023) SARS-CoV-2感染に対して心不全高齢者や免疫不全者など脆弱な集団では感染リスクが増加します。しかし、このような患者集団におけるSARS-CoV-2 mRNAワクチンの安全性に関するエビデンスは限られています。そこで今回は、心不全患者… 2023.08.14 01_ワクチン vaccine09_感染症
09_感染症 鼻をほじることとSARS-CoV-2発症との関連性は?(コホート研究; PLoS One. 2023) 病院の医療従事者(HCW)はSARS-CoV-2に感染するリスクが高いことは明らかです。これは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者と空間的・物理的に接触する頻度が高いためですが、その一方で、特定の行動的・身体的特徴(鼻をほじる… 2023.08.13 09_感染症
02_循環器系 2型糖尿病患者の心血管アウトカムに対するダパグリフロジン vs. エンパグリフロジン(韓国人口ベースコホート研究; Cardiovasc Diabetol. 2023) ナトリウム-グルコース共輸送体-2阻害薬(SGLT-2阻害薬)は、これまでの研究で2型糖尿病において心血管に有用であることが示されています。しかし、アジア人、女性、心血管系リスクの低い患者における有効性は過小評価されていました。そこで、今… 2023.08.12 02_循環器系05_内分泌代謝系
02_循環器系 薬剤師主導の在宅血圧テレモニタリングにより血圧コントロールが向上する?(SR&MA; Am J Cardiol. 2023) 医療システムは、特にCOVID-19の流行以来、米国全土で遠隔医療を急速に導入しています。しかし、薬剤師主導の在宅血圧遠隔モニタリングを診察室ベースの通常ケアに加えることで血圧が改善するかどうかについてのデータは限られています。そこで今回… 2023.08.11 02_循環器系
01_ワクチン vaccine 50歳以上の成人における帯状疱疹ワクチン/COVID-19 mRNA-1273ブースターワクチンの同時接種に安全性の懸念はない(Open-RCT; Clin Infect Dis. 2023) COVID-19ブースターワクチンは、他の年齢相応のワクチンと同時接種してもよいというコンセンサスが得られつつあります。特にアジュバントワクチンとの同時接種を支持する限られた利用可能なデータに追加することで、成人におけるワクチン接種率を高… 2023.08.10 01_ワクチン vaccine09_感染症
09_感染症 SARS-CoV-2の再感染と関連する入院および死亡の傾向は?(米国、2021年9月~2022年12月; MMWR 2023) 米国でSARS-CoV-2の再感染が発生する頻度は増加していますが、再感染および関連する重篤な転帰に関する米国の疫学的傾向は明らかにされていません。そこで今回は、米国疾病管理予防センター(Centers for Disease Contr… 2023.08.09 09_感染症
02_循環器系 ST上昇型心筋梗塞を有する高齢者に対するテネクテプラーゼ半量投与は有効ですか?(Open-RCT; STREAM-2; Circulation. 2023) ST上昇型心筋梗塞(ST-Segment-Elevation Myocardial Infarction, STEMI)は冠動脈の血栓閉塞により心筋に貫璧性虚血が生じており、発症から再灌流達成までの時間が心筋梗塞の大きさや予後に影響を与え… 2023.08.08 02_循環器系
01_ワクチン vaccine オミクロン優勢時の重症COVID-19に対する3回目ワクチン接種の有効性はどのくらい?(コホート解析; BMJ. 2023) SARS-CoV-2のオミクロン株は、これまでの変異株よりも伝播することが報告されており、優勢期におけるワクチンの有効性がどのくらいであるのかについて関心が寄せられています。そこで今回は、異種mRNAワクチンのブースタースケジュール(3回… 2023.08.07 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine 高齢者におけるSARS-CoV-2ワクチン接種の有効性はどのくらい?(SR&MA; J Gen Intern Med. 2023) 高齢者集団ではワクチンに対する免疫応答が低下していることから、SARS-CoV-2に対する新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンの有効性・安全性の検証が継続して求められています。そこで今回は、COVID-19ワクチン接種の有効性・… 2023.08.06 01_ワクチン vaccine09_感染症
02_循環器系 HIV感染者の心血管疾患予防にピタバスタチンは有効ですか?(RCT; N Engl J Med. 2023) ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者では、非感染者と比較して心血管疾患のリスクが増加することが報告されています。したがって、この集団における一次予防戦略に関するデータが必要です。そこで今回は、HIV感染者におけるピタバスタチン投与が心血管… 2023.08.05 02_循環器系09_感染症
05_内分泌代謝系 HbA1cの急速な低下と糖尿病網膜症の早期悪化に関連性がありますか?(後向きコホート内症例対照研究; Diabetes Care. 2023) 糖尿病治療において、血糖値の急激な低下による糖尿病網膜症の早期悪化(Early worsening of diabetic retinopathy, EWDR)が懸念されています。しかし、充分に検討されていません。そこで今回は、プライマリ… 2023.08.04 05_内分泌代謝系10_眼関連疾患