01_ワクチン vaccine 季節性インフルエンザワクチン接種に対する意識と障壁の変化:2007年〜2023年(アンケート調査; J Community Health. 2023) 季節性インフルエンザは、主に冬季に流行するウイルス感染症の一つです。インフルエンザウイルスのゲノムRNAは8分節しており、それぞれの分節RNA(1〜8)で、コードされているウイルスタンパクが異なっています。インフルエンザウイルスは変異スピ… 2023.11.09 01_ワクチン vaccine09_感染症
02_循環器系 自然頭蓋内出血後の心房細動患者における経口抗凝固療法の効果は?(RCT個別データのメタ解析; COCROACH試験; Lancet Neurol. 2023) 心房細動と自然発症の頭蓋内出血を有する患者における主要有害心血管イベント予防のための経口抗凝固療法の安全性と有効性は不明です。そこで今回は、自然発症の頭蓋内出血と心房細動を有する患者において、経口抗凝固療法を開始した場合と回避した場合の効… 2023.11.08 02_循環器系
02_循環器系 ウェアラブル心電図で検出される心房および心室の期外収縮は心血管イベントの発生と相関しますか?(データベース研究; Eur Heart J Digit Health. 2023) ウェアラブルデバイスは心電図(ECG)をユビキタス(使いたいときに場所を選ばずに利用できること)な医療検査に変えつつあります。しかし、患者転帰への影響については充分に検証されていません。そこで今回は、心血管系疾患(CVD)のない人を対象に… 2023.11.07 02_循環器系未分類
未分類 急性虚血性脳卒中患者における降圧治療は早期に行った方が良いのか?(Open-RCT; BMJ. 2023) 急性虚血性脳卒中は局所的な脳虚血に起因して突然生じる神経脱落症状のうち、永続的な脳梗塞を伴います。一般的には、血圧が220/120mmHgを超えていなければ、すぐには高血圧の治療は行われません。動脈が狭窄している場合、脳に充分な血液を送る… 2023.11.06 未分類
09_感染症 軽度〜中等度のCOVID-19患者に対する経口ドンペリドンはSARS-CoV-2ウイルス量を減少できますか?(RCT; Ann Med. 2023) ドンペリドンはin vitroで重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)に対する抗ウイルス活性を示し、プロラクチン分泌刺激による免疫抑制作用が期待されています。しかし、実臨床において、COVID-19患者に対するドンペ… 2023.11.05 09_感染症
02_循環器系 症候性末梢動脈疾患に対する血管内血行再建術後のリバーロキサバン+アスピリン vs. アスピリン単独(RCTの事後解析; VOYAGER PAD試験; Circulation. 2023) VOYAGER PAD試験において、リバーロキサバンとアスピリンの併用療法はアスピリン単独療法と比較して、下肢血行再建術後の主要心イベントと虚血肢イベントを減少させました。しかし、血管内血行再建術を受けた患者における抗血小板薬の効果はこれ… 2023.11.04 02_循環器系
05_内分泌代謝系 成人2型糖尿病患者の体重減少に対する時間制限ダイエットの効果は?(RCT; JAMA Netw Open. 2023) 時間制限ダイエットはますます一般的になってきていますが、2型糖尿病(T2D)患者におけるその有効性と安全性を評価した長期ランダム化比較試験は行われていません。そこで今回は、成人T2D患者において、時間制限ダイエットが毎日のカロリー制限(C… 2023.11.03 05_内分泌代謝系
02_循環器系 成人冠動脈疾患患者の予後におけるロスバスタチン vs. アトルバスタチン(RCTの二次解析; LODESTAR試験; BMJ. 2023) 成人の冠動脈疾患患者におけるロスバスタチン投与とアトルバスタチン投与の長期的な有効性と安全性については充分に検討されていません。そこで今回は、ランダム化、オープンラベル、多施設共同試験であるLODESTAR試験の二次解析の結果をご紹介しま… 2023.11.02 02_循環器系05_内分泌代謝系
05_内分泌代謝系 COVID-19ワクチン接種はSARS-CoV-2感染後の糖尿病リスクを減少させる?(データベース研究; Diabetes Care. 2023) これまでの研究で、糖尿病(DM)とSARS-CoV-2感染には双方向の相関があることが示されています。しかし、COVID-19ワクチン接種が感染者の糖尿病新規発症リスクを低下させる可能性を包括的に検討した研究はありません。そこで今回は、S… 2023.11.01 05_内分泌代謝系09_感染症
02_循環器系 起立性/立位低血圧患者においても積極的な降圧は有効ですか?(個人データのメタ解析; JAMA. 2023) 成人の起立性低血圧あるいは立位低血圧(orthostatic/standing hypotension)の患者において、集中的な血圧治療と標準的な血圧治療の利点について継続的な懸念があります。これは、治療に伴うリスクとベネフィットに関する… 2023.10.31 02_循環器系
09_感染症 日本における抗インフルエンザ薬の処方傾向は?(2014〜2020年のデータベース研究; PLoS One. 2023) 日本では、季節性インフルエンザに対して医師も患者も積極的に取り組んでおり、6種類の薬剤(ザナミビル、オセルタミビル、ラニナミビル、ペラミビル、バロキサビルなど)が承認されています。多くの国で全国的なインフルエンザサーベイランスシステムが構… 2023.10.30 09_感染症
00_その他 看護師とプライマリ・ケア医による高齢患者への不適切な処方頻度の違いは?(データベース研究; Ann Intern Med. 2023) 米国等では、医師の指示を受けずに一定レベルの診断や治療などを行うことができる「Nurse Practitioner(ナース・プラクティショナー, 診療看護師)」という看護の資格があり、医療現場で活躍しています。具体的には、医師の指示によら… 2023.10.29 00_その他
02_循環器系 フィブラート系薬の心血管リスク低下作用はどのくらいか?(SR&MA; Eur J Prev Cardiol. 2023) 心血管系リスクに対するフィブラート治療の効果は一貫していません。そこで今回は、主要有害心血管転帰(MACE)減少に対するフィブラートの効果を評価するために実施されたメタ解析の結果をご紹介します。本試験では、PubMed、Embase、Co… 2023.10.28 02_循環器系05_内分泌代謝系
08_炎症・免疫・アレルギー系 痛風に対するアロプリノール開始時のコルヒチンまたはNSAID予防投与の安全性は?(PSマッチコホート研究; Ann Rheum Dis. 2023) 痛風に対してアロプリノールなどの治療薬を開始するが、この際にコルヒチンまたは非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)などの抗炎症薬が予防的に投与されることがあります。しかし、抗炎症薬を予防投与した場合の安全性については充分に検討されていません… 2023.10.27 08_炎症・免疫・アレルギー系
01_中枢神経系 治療抵抗性うつ病に対するエスケタミン点鼻薬とクエチアピン、どちらが優れていますか?(PROBE法; ESCAPE-TRD試験; N Engl J Med. 2023) 治療抵抗性うつ病(一般に、現在のうつ病エピソード中に2回以上の連続した治療が奏効しないことと定義される)では、寛解に至る患者の割合は低く、再発する患者の割合は高いことが報告されています。治療抵抗性うつ病患者において、選択的セロトニン再取り… 2023.10.26 01_中枢神経系
04_消化器系 過敏性腸症候群におけるプロバイオティクスの有効性はどのくらい?(SR&MA; Gastroenterology. 2023) IBSに対するプロバイオティクスの有効性・安全性は?プロバイオティクスの中には過敏性腸症候群(IBS)に有益とする報告もありますが、使用される菌種や菌株、また報告されるエンドポイントが異なるため、どれが望ましいかについて具体的な推奨を行う試... 2023.10.25 04_消化器系
09_感染症 唾液中SARS-CoV-2ウイルス量におけるマウスウォッシュの影響は?(SR&MA; BMC Infect Dis. 2023) COVID-19は、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(public health emergency of international concern, PHEIC)として長期にわたって取り上げられてきました。この新型コロナウイルス… 2023.10.24 09_感染症
07_腎・泌尿器系 腎機能・アルブミン尿と心房細動発症リスクとの関連性は?(メタ解析; Am J Kidney Dis. 2023) 心房細動(AF)と慢性腎臓病(CKD)はしばしば共存することが報告されています。しかし、CKDが心房細動発症の独立した危険因子であるかどうかは明らかとなっていません。そこで今回は、CKDのマーカーである推算糸球体濾過量(eGFR)およびア… 2023.10.23 07_腎・泌尿器系
09_感染症 急性COVID-19疾患におけるデキサメタゾン投与量の違いと患者予後への影響は?(RCTのメタ解析; J Infect. 2023) COVID-19はサイトかインストームを引き起こし、重症化や死亡リスクを増加させます。これを予防するために、重症化リスクの高い患者においてはステロイドの早期投与が行われます。しかし、ステロイドであるデキサメタゾンの投与量の違いがCOVID… 2023.10.22 09_感染症
05_内分泌代謝系 1型糖尿病を合併した妊娠女性におけるインスリン自動投与の効果は?(RCT; AiDAPT試験; N Engl J Med. 2023) Sensor Augmented Pump(SAP, サップ)療法は、リアルタイム持続血糖測定(Continuous Glucose Monitoring, CGM)を併用したインスリンポンプ療法のことです。CGMで測定されたグルコース値… 2023.10.21 05_内分泌代謝系