2022-02

スポンサーリンク
11_皮膚・骨格筋系

肝斑治療におけるトラネキサム酸と外用クリーム3剤(フルシノロン+ハイドロキノン+トレチノイン)併用と外用クリーム3剤の比較(RCT; J Ayub Med Coll Abbottabad. Apr-Jun 2021)

肝斑は、日光にさらされる部位、主に顔面に生じる非常に一般的な皮膚の色素沈着性疾患であり、世界的に報告されており、すべての人種および男女に影響を及ぼしています。肝斑は、顔面中央部、顴骨部、下顎部など、さまざまなパターンが報告されています。個人の全体的な外観に影響を与えるため、患者のQOLに影響を与え…
01_ワクチン vaccine

mRNA COVID-19ワクチン3回接種によるSARS-CoV-2オミクロンおよびデルタ変異株による症候性感染の予防効果は?(test negative case-control試験; JAMA. 2022)

SARS-CoV-2の変異ウイルスであるオミクロンに対するmRNA COVID-19ワクチンの有効性は? 2021年11月24日、南アフリカの保健当局がSARS-CoV-2の新型であるB.1.1.529(オミクロン)の出現を報告しました(W...
08_炎症・免疫・アレルギー系

痛風および慢性腎臓病合併患者におけるアロプリノール投与開始と全死亡率との関連性は?(PSマッチ人口ベースコホート研究; Ann Intern Med. 2022)

慢性腎臓病(CKD)の進行に対してアロプリノールを増量して投与した最近の2つのランダム化臨床試験では、有益性は示されておらず、さらに死亡リスクが増加する可能性について報告されました。痛風とCKDを併発している患者において、このようなリスクが生じる可能性があるかどうかは、まだ不明です。そこで今回は、…
01_ワクチン vaccine

イスラエルのワクチン接種状況とCOVID後遺症との関連性(横断研究; プレプリント; medRxiv 2022)

ポストCOVID-19症候群としても知られる新型コロナウイルス感染症後遺症(Long COVID)は、新興かつ複雑な健康問題であり、その特徴はまだ十分に解明されていません。 2021年10月、世界保健機関(WHO)はCOVID後遺症を「重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感…
11_皮膚・骨格筋系

肝斑治療におけるトラネキサム酸内服とハイドロキノン外用の併用療法はハイドロキノン外用よりも治療効果が高い(DB-RCT; Australas J Dermatol. 2020)

肝斑は一般的な色素沈着症であり、これまでの研究でトラネキサム酸の内服が一定の有効性を示しています。国内の診療ガイドラインでは「トラネキサム酸の内服および注射は肝斑の治療に有効である(グレード C1)」とされています。また同ガイドラインにおいて、「ハイドロキノン単体では,4%製剤で肝斑治療に有効であ…
09_感染症

COVID-19入院患者に対するレムデシビルの効果はどのくらい?(オープンRCT; CATCO試験; CMAJ. 2022)

SARS-CoV-2感染によりCOVID-19患者数が増加しています。流行時期により変異ウイルスが異なることから、定期的に治療薬の効果検証が求められます。入院中のCOVID-19患者の治療におけるレムデシビルの役割は、世界的に見てもまだ充分に定義されていません。世界保健機関(WHO)のが実施したラ…
11_皮膚・骨格筋系

中等度から重度の肝斑患者における経口トラネキサム酸の有効性・安全性は?(単施設・小規模RCT; J Am Acad Dermatol. 2018)

肝斑治療にトラネキサム酸が用いられているが、その有効性はどの程度なのか? 肝斑は一般的な色素性疾患であり、しばしば治療が困難であるとされています。トラネキサム酸は、肝斑の有望な治療薬として注目されていますが、対照試験はほとんど存在しません。...
02_循環器系

コントロール不良の高血圧患者における自己血圧測定は血圧コントロールを改善しますか?(Open-RCT; TASMINH2試験; Lancet. 2010)

血圧のコントロールは心血管疾患予防の重要な要素ではありますが、血圧目標値の達成は困難です。血圧は病院や診療所で測定した場合と、家庭で測定した場合とで値が異なることが報告されています。このため、血圧の測定環境により血圧の目標値が異なります(高血圧治療ガイドライン2019)。基本的には病院や診療所にお…
スポンサーリンク