・平均達成血圧は集中BP治療群で125.0 mm Hg、標準BP治療群で136.9 mm Hgであった。 ・一次分析において、全死亡率は集中治療によるアウトカム改善傾向が認められたが、統計的に有意ではなかった。 ハザード比 =0.87 [95%CI 0.69〜1.08]; P = 0.21 ・標準BP治療群の2,474人のうち173人(1.95%)、および集中BP治療群の2,509人のうち153人(年間1.71%)が死亡した。糸球体濾過率がより高い患者および集中的な血糖管理を受けている患者を除外した後、全死亡率の統計的に有意な減少が認められた。 ハザード比:0.79 [0.63〜1.00]; P = 0.048)
【結論】
集中血糖治療を受けていない3期以上の慢性腎臓病患者で、<140 mm Hgの標準BP治療と比較した場合、<130 mm Hgの集中BP治療は全死亡率を減少させる。
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