05_内分泌代謝系 座位時間を減らすと腰痛は減らせるのか?(RCTの二次解析; BMJ Open. 2024) 座位行動は、腰痛緩和のためのもっとも妥当な介入対象です。しかし、その効果検証は充分に行われていません。そこで今回は、6ヵ月間の座位行動削減介入が、腰痛と関連障害のアウトカム、および傍脊柱筋(すなわち、脊柱起立筋と横脊柱筋)のインスリン感受… 2024.10.25 05_内分泌代謝系11_皮膚・骨格筋系
01_中枢神経系 運動ニューロン疾患に対するメマンチンとトラゾドンの安全性と有効性は?(DB-RCTの中間解析; MND SMART試験; Lancet Neurol. 2024) 運動ニューロン疾患は、運動ニューロンの選択的な喪失を特徴とする進行性の難病であり、効果的な疾患修飾療法の迅速な同定が急務です。MND SMART試験は、有望な治療法の安全性と有効性を、同時期に行われたプラセボ対照群に対して、効率的かつ決定… 2024.10.18 01_中枢神経系11_皮膚・骨格筋系未分類
05_内分泌代謝系 変形性膝関節症および2型糖尿病患者におけるトリアムシノロンアセトニドの徐放製剤と即時放出製剤の比較(事後解析; J Arthroplasty. 2024) 関節内コルチコステロイド注射は高血糖(グルコース値 180mg/dL以上)を引き起こす可能性があります。変形性膝関節症および2型糖尿病を有する患者33例を対象とした第2相試験において、トリアムシノロンアセトニド徐放製剤(, TA-ER)は… 2024.10.11 05_内分泌代謝系11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 経口抗生物質と重篤な皮膚有害反応リスクとの関連性は?(コホート内症例対照研究; JAMA. 2024) 重篤な皮膚薬物有害反応(cutaneous adverse drug reactions, cADR)は、皮膚や内臓を巻き込んだ生命を脅かす可能性のある薬物過敏反応です。抗生物質はこれらの反応の原因として認識されていますが、抗生物質のクラ… 2024.08.28 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 変形性膝関節症に対するメトトレキサート経口投与による疼痛軽減効果は?(RCT; Ann Intern Med. 2024) 変形性関節症(OA)の治療法は限られています。これまでの小規模な研究から、抗リウマチ薬であるメトトレキサートがOA疼痛の治療薬となりうる可能性が示唆されていますが、実臨床における検証は充分ではありません。そこで今回は、膝関節OA(KOA)… 2024.08.12 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 蕁麻疹治療における抗ヒスタミン薬へのロイコトリエン受容体拮抗薬の追加は有効ですか?(RCTのメタ解析; J Allergy Clin Immunol. 2024) 蕁麻疹(じんましん、かゆみ、血管浮腫)の治療において、H1抗ヒスタミン薬(AH)に抗ロイコトリエン薬を追加することの有益性と有害性は、依然として不明です。そこで今回は、急性および慢性の蕁麻疹に対する抗ロイコトリエン薬とAHの併用療法とAH… 2024.08.11 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 中等症から重症の慢性手湿疹に対するデルゴシチニブクリームの効果はどのくらい?(DB-RCT; DELTA 1/DELTA 2; Lancet. 2024) デルゴシチニブは慢性手湿疹にも有効なのか? 慢性手湿疹は、変動性、炎症性、そう痒性、しばしば痛みを伴う手や手首の疾患であり、患者のQOLや職業能力に強く影響します。 慢性手湿疹に対して、汎ヤヌスキナーゼ阻害剤(pan-JAK kinase ... 2024.08.03 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 手根管症候群に対する異なるキネシオテーピング手技の効果比較(DB-RCT; Arch Phys Med Rehabil. 2024) キネシオテーピング手法による効果比較 手根管症候群(Carpal Tunnel Syndrome, CTS)は、手首の手根管内にある正中神経が圧迫されることによって引き起こされる症状のことです。この神経圧迫により、手や指にしびれや痛み、感覚... 2024.07.31 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 末端悪性黒色腫と水虫との関連性は?(小規模データベース研究; J Dermatol. 2024) 足底部悪性黒色腫と関連する疾患はあるのか? 足底部悪性黒色腫(AMF, メラノーマ)の臨床的特徴および病態は充分に解明されていません。 足部の臨床的または不顕性持続性炎症は、足の皮膚糸状菌症(dermatophytosis of the f... 2024.05.27 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 変形性股関節症または変形性膝関節症患者に対する鎮痛剤の効果は?(RCTのSR&MA; Phys Ther. 2024) 変形性股関節症および変形性膝関節症は、世界的な身体障害の主な原因のひとつであり、その治療の主な目的のひとつは身体機能を改善することです。治療の主体は鎮痛薬ですが、この鎮痛薬が身体機能を改善するかは不明です。そこで今回は、鎮痛薬が身体機能(… 2024.04.02 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 変形性膝関節症に対する多血小板血漿と指導付き運動の併用はより良い疼痛緩和と機能改善をもたらすのか?(RCT; Clin Orthop Relat Res. 2024) 変形性膝関節症は、多額の医療費を伴う身体障害の主要な原因であり、効率的な非外科的治療法が依然として必要とされています。多血小板血漿(PRP)注射と運動療法は米国や英国では臨床で頻繁に用いられていますが、PRPまたはPRPと運動の併用が運動… 2024.03.15 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 人工膝関節全置換術におけるXRリハビリテーションの有効性はどのくらい?(メタ解析; J Arthroplasty. 2023) 人工膝関節全置換術(TKA)の術後リハビリテーションにおいて、仮想現実(人工現実感:virtual reality, VR)、拡張現実(augmented reality, AR)、複合現実(mixed reality, MR)などのクロ… 2023.10.17 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 尋常性ざ瘡に対する薬理学的治療で優れている方法はどれか?(RCTのネットワークメタ解析; Ann Fam Med. 2023) 尋常性ざ瘡(にきび)は極めて一般的な皮膚疾患であり、世界的な有病率は9.4%と推定されています。しかし、治療薬の比較に関するエビデンスは限られています。そこで今回は、にきびに対する一般的な薬理学的治療法の包括的な比較を行うことを目的に実施… 2023.08.28 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 急性腰痛症および頚部痛に対するオピオイド鎮痛薬の効果はどのくらい?(RCT; OPAL試験; Lancet. 2023) 腰痛/頚部痛の急性期にオピオイド鎮痛薬は有効なのか? オピオイド鎮痛薬は急性腰痛症や頚部痛によく使用されますが、有効性を裏付けるデータは充分ではありません。 そこで今回は、急性腰痛および頚部痛に対するオピオイド鎮痛薬の適切な短期コースの有効... 2023.07.23 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 五十肩の治療には経口ステロイドとエクササイズどちらが良い?(PROBE; 小規模; J Shoulder Elbow Surg. 2023) 五十肩の管理については、これまで多くの治療戦略が考案されてきました。しかし、これまでのところ、運動と経口コルチコステロイド(ステロイド)の有効性を直接比較したランダム化比較試験はありません。そこで今回は、五十肩患者を運動療法と経口ステロイ… 2023.06.05 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 人工膝関節置換術および人工股関節置換術後のオピオイド消費量および疼痛に対するデュロキセチンの効果はどのくらい?(RCTのSR&MA; Pain Med. 2023) セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)と呼ばれる抗うつ薬の一つであるデュロキセチン(Duloxetine)は、中枢性感作を抑制することで疼痛緩和作用も有していることから、鎮痛緩和を目的として以下の疾患にも用いられています。... 2023.06.03 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 女性の尋常性ざ瘡に対するスピロノラクトンの効果はどのくらい?(DB-RCT; SAFA試験; BMJ 2023) カリウム保持性利尿薬であるスピロノラクトンは、高血圧症などに広く使用されていますが、抗アンドロゲン作用を有していることから、長年にわたり尋常性ざ瘡に対して適応外処方されてきました。しかし、エビデンスは不充分です。 2023.05.22 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 2型糖尿病患者における変形性関節症の発症に対するメトホルミン vs. SU系薬(コホート研究; JAMA Netw Open. 2023) メトホルミンは末梢組織における糖取り込みの促進、小腸における糖吸収の抑制等の作用を介して血糖降下作用を示すとされています。仮説として報告されている作用機序は多岐にわたることから、2型糖尿病だけでなく、がんや他の疾患への有用性が期待されてい… 2023.04.21 11_皮膚・骨格筋系
07_腎・泌尿器系 フェブキソスタットの使用と筋障害との関連性はどのくらい?(米国データベースおよびRCTのSR&MA; Br J Clin Pharmacol. 2022) フェブキソスタットと筋障害との関連を示唆する報告がいくつかあります。しかし、充分に検討されていません。そこで今回は、フェブキソスタットが筋障害のリスクを増加させるかどうかを明らかにした試験の結果をご紹介します。本試験では、米国食品医薬品局有害事象報告システム(FAERS)データベースの解析と、ラン… 2023.01.22 07_腎・泌尿器系11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 筋骨格系疼痛に対する救急外来で処方されるオピオイド系鎮痛薬はプラセボ、アセトアミノフェン、NSAIDs、局所麻酔薬や全身麻酔薬よりも優れていますか?(SR&MA; Ann Intern Med. 2022) 救急部(ED)における筋骨格系疼痛に対するオピオイドの有効性と有害性について、他の疼痛治療薬と比較した臨床試験は限られており、結論が得られていません。そこで今回は、救急外来での筋骨格系疼痛に対するオピオイドの有効性と有害性について、他の疼痛治療薬と比較検討した、システマティックレビュー・メタ解析の… 2022.10.30 11_皮膚・骨格筋系