07_腎・泌尿器系

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02_循環器系

利尿薬による心不全治療中のeGFR低下は危険?

臨床疑問:急性非代償性心不全(ADHF)入院患者において、早期eGFR低下は死亡や心不全再入院リスク増加と関連するのか?研究の背景:ADHF治療中には利尿や循環動態変化に伴いeGFR低下がしばしば認められる。しかし、この急性eGFR低下…
02_循環器系

CKD患者の心血管リスク低減にも降圧が有効?

臨床疑問:慢性腎臓病(CKD)患者において、降圧治療は心血管イベントリスクを低減するのか?その効果はCKDの重症度や併存疾患で異なるのか?研究の背景:CKD患者は心血管リスクが高い一方で、安全性の懸念からRCTへの参加が制限されてきた。…
07_腎・泌尿器系

炭酸脱水酵素阻害薬+ビタミンDで結石リスクは上がる?

臨床疑問:炭酸脱水酵素阻害薬(CAI)とビタミンD製剤の併用は、腎・尿路結石リスクを増加させるのか?研究の背景:トピラマートやゾニサミドなどの炭酸脱水酵素阻害作用を持つ抗てんかん薬は、尿アルカリ化やクエン酸低下を介して結石形成リスクを高…
05_内分泌代謝系

SGLT2阻害薬は低Mg血症を改善する?

臨床疑問:SGLT2阻害薬は、難治性低Mg血症(hypomagnesemia)を改善する可能性があるのか?研究の背景:SGLT2阻害薬は2型糖尿病の治療薬として開発されたが、心不全や慢性腎臓病に対する有益性も報告されている。近年、血清マ…
02_循環器系

スピロノラクトン開始後のeGFR低下は中止すべき兆候なのか?

― HFpEFにおける腎機能変化と予後の関係(Eur J Heart Fail. 2026)臨床疑問HFpEF患者において、MRA(スピロノラクトン)開始後の早期eGFR低下は予後悪化を示すのか?また治療中止の判断材料となるのか?研究の背景...
02_循環器系

CKD合併2型糖尿病においてフィネレノンはスピロノラクトンより有用か?(Nat Commun. 2025)

臨床疑問(Clinical Question):慢性腎臓病(CKD)を合併した2型糖尿病患者において、フィネレノンはスピロノラクトンと比べて、心血管イベント・腎イベント・死亡・高カリウム血症のリスクを低下させるのか?研究の背景:CKDを…
02_循環器系

尿酸値が高いほど脳卒中リスクは上がる?(NMCD 2026)

近年、尿酸値(serum uric acid:UA)と心血管疾患との関連が議論されていますが、脳卒中発症との関係については結果が一致していませんでした。今回ご紹介する研究は、中国の全国代表性コホートを用いて、尿酸値と脳卒中発症リスクの関連…
02_循環器系

尿酸値を6mg/dL未満に下げると心血管イベントは減るのか?(JAMA Intern Med. 2026)

痛風は単なる関節疾患ではなく、心血管疾患リスクが高い慢性疾患として位置づけられています。尿酸降下療法(urate-lowering therapy:ULT)により血清尿酸値を管理することは痛風治療の基本ですが「尿酸値を6 mg/dL未満に…
05_内分泌代謝系

フィネレノン+SGLT2阻害薬併用の有益性はGLP-1受容体作動薬使用の有無で差が出るのか?

2型糖尿病(T2DM)を背景とする慢性腎臓病(CKD)では、SGLT2阻害薬や非ステロイド型ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(nsMRA)であるフィネレノンが腎・心血管保護の観点から重要な治療選択肢となっています。一方、近年はGLP-1受…
07_腎・泌尿器系

重度アシデミア+急性腎障害に重炭酸ナトリウムは有効か?|大規模RCTが示した「死亡率改善なし」(BICARICU-2試験; JAMA. 2025)

集中治療領域では、重度の代謝性アシデミア(pH≤7.20)を呈する患者に対し、重炭酸ナトリウム(商品名:メイロン®など)の投与が行われることがあります。しかし、急性腎障害(AKI)を合併した重症患者に本当に有効なのかについては、これまで明…
07_腎・泌尿器系

慢性腎臓病(CKD)は「進行を遅らせる時代」から「寛解をめざす時代」へ|治療パラダイムの変化(Kidney Int. 2025)

慢性腎臓病(CKD)は、これまで「進行を少しでも遅らせる」という消極的な治療目標が主流でした。しかし近年、複数の大規模試験の成果により、CKDでも “寛解(remission)” が現実的な治療目標になりつつあると報告されています。Kid…
05_内分泌代謝系

DPP-4阻害薬はCKD合併2型糖尿病の心血管・腎イベントを防げるのか?(CDSR; Cochrane Database Syst Rev. 2025)

2型糖尿病と慢性腎臓病(CKD)の併存は、心血管疾患・腎不全・死亡リスクを大きく高めます。治療選択は複雑化しており、血糖降下薬が心血管イベントや腎イベントを抑制できるかは、臨床現場での重要な意思決定ポイントです。今回紹介するのは、DPP-…
07_腎・泌尿器系

UACRとUPCRはどちらが腎予後をよりよく予測するのか?|約15万人のデータを用いた個別患者レベル・メタ解析(Ann Intern Med. 2025)

慢性腎臓病(CKD)は進行すると腎不全や心血管疾患を引き起こす重大な疾患であり、尿蛋白の評価は予後予測の最重要指標として位置づけられています。臨床現場では、尿アルブミン・クレアチニン比(UACR)尿蛋白・クレアチニン比(UPCR)の2つが…
02_循環器系

急性心不全における利尿薬追加療法の最適化 ― アセタゾラミドが最も短い入院期間と関連?(RCTのNWM; Am J Cardiol. 2025)

急性心不全(acute heart failure, HF)では、体液貯留に対する利尿薬抵抗性(diuretic resistance)が問題となることが多く、ループ利尿薬単独では除水が不十分となる症例が少なくありません。これまでの臨床試…
05_内分泌代謝系

IgA腎症におけるカルシトリオール併用療法の効果は?(DB-RCT; Nephrology Dialysis Transplantation 2025)

IgA腎症(IgAN)は世界的に最も一般的な原発性糸球体腎炎であり、中等度のタンパク尿(0.5〜3.5g/日)を有する患者では、RAS阻害薬(RASB)の最大投与下でも腎機能低下が進行することがあります。ビタミンD活性体であるカルシトリオ…
02_循環器系

Triple Whammyと急性腎障害(AKI)の発症タイミング(データベース研究; PLoS One. 2022)

レニン-アンジオテンシン系阻害薬、利尿薬、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)からなる「Triple Whammy トリプル・ワーミー」薬物療法に関連する急性腎障害(AKI)が報告されています。しかし、医薬品副作用報告データベースを用い…
02_循環器系

血液透析患者の高カリウム血症に対するSZCの効果はどのくらい?(RCT; DIALIZE-Outcomes試験; Kidney Int. 2025)

血液透析患者では透析前の高カリウム血症が頻発し、不整脈や心血管イベントの主要なリスクとなります。ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム(SZC, 商品名:ロケルマ)は、腸管内でカリウムを吸着し排泄するカリウム吸着薬であり、血清カリウム値のコン…
02_循環器系

2型糖尿病とCKDにおける抗糖尿病薬の心腎アウトカム比較(SR&NWM; Diabetes Obes Metab. 2025)

2型糖尿病+CKDに対する有効な薬剤とは?2型糖尿病(T2DM)に慢性腎臓病(CKD)を合併すると、心血管イベントや腎不全のリスクが著しく増加します。近年は SGLT2阻害薬 や GLP-1受容体作動薬(GLP-1 RA) が腎・心血管保護...
02_循環器系

維持透析患者におけるスピロノラクトンの有効性はどのくらい?(DB-RCT; ACHIEVE試験; Lancet. 2025)

維持透析患者は、心血管系イベントや心不全による入院・死亡のリスクが高いことが知られています。スピロノラクトンは心不全治療で用いられる古典的なミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA)ですが、透析患者における有効性と安全性については明らかで…
02_循環器系

ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物(SZC)は心不全患者のスピロノラクトン使用最適化に有用か?(DB-RCT; REALIZE-K試験; J Am Coll Cardiol. 2025)

心不全(特に左室駆出率が低下した心不全:HFrEF)において、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA) は予後改善効果が確立しています。しかし実臨床では「高カリウム血症」が主な理由となり、MRAが十分に使用されていない現状があります。そ…
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