運動・身体活動

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00_その他

冠動脈性心疾患患者における運動介入は有効ですか?(RCTのSR&MA; J Physiother. 2024)

冠動脈性心疾患患者は心血管イベントの発生リスクが高いことから、手術や薬物療法が行われます。一方、酸素消費量、QOL、死亡率に対するさまざまな運動療法の効果については充分に検証されていません。そこで今回は、冠動脈性心疾患を有する成人を対象に…
運動・身体活動

筋力トレーニングは1日3秒・週3回以上の実施で良いかもしれない(小規模研究; Scand J Med Sci Sports. 2022)

筋トレの効果が得られる最低限の負荷量はどのくらいか? 以前の研究で、1日1回3秒間の最大エキセントリック(伸張性)筋収縮を週5日、4週間行った場合(5DW)、肘関節屈筋の最大随意収縮(MVC)筋力が10%以上増加することが示されました。しか...
運動・身体活動

運動は週末だけでも良いですか?(人口ベースコホート研究; JAMA. 2023)

ガイドラインでは、全体的な健康効果を得るために週150分以上の中等度〜強度の身体活動(MVPA)を推奨していますが、集中的な活動とより均等に分散した活動の相対的な効果は不明です。そこで今回は、週の運動頻度と心血管イベントの発症リスクとの関…
運動・身体活動

ポケモンGOの身体活動への影響はどのくらいですか?(SR&MA; Am J Prev Med. 2020)

ポケモンGOは、プレイヤーが仮想キャラクターを捕まえるために様々な場所に移動することを要求する人気のモバイル拡張現実ゲームです。しかし、プレイヤーの身体活動に対する影響については充分に検討されていません。そこで今回は、ポケモンGOがプレイヤーの身体活動へどのような影響を及ぼすのか検討したメタ解析の…
運動・身体活動

クリスマス準備期間中の身体活動への参加を増やすためのクリスマスをテーマとした身体活動介入は座位時間を減らし身体活動を活発化する(パイロットRCT; BMJ. 2022)

身体活動は、非伝染性疾患の予防と管理(PMID: 22818936、PMID: 31389871)、および全死因死亡リスクの低減において重要な因子であることが知られています(PMID: 31095084)。自己申告データによると、成人の約60%が中程度から強度の身体活動への推奨参加レベルを満たして…
運動・身体活動

腰痛症に対するウォーキング、サイクリング、水泳の効果はどのくらい?(SR&MA; J Orthop Sports Phys Ther. 2022)

非特異的腰痛症に対する運動の効果はどのくらいなのか? 非特異的腰痛症とは「腰背部の痛みを呈し、腰部に起因するが下肢に神経根や馬尾由来の症状を含まないもの」と定義されています。つまり、神経症状(神経痛、しびれ、感覚異常、麻痺など)や、馬尾症状...
01_中枢神経系

うつ病の女性に対する運動の効果はどのくらい?(メタ解析; Medicine (Baltimore). 2021)

うつ病に対する運動の効果とは? うつ病は、精神障害として現れる一般的な病気です。世界保健機関の統計によると、2030年には、うつ病が世界の疾病負担原因のトップになると予想され(WHO)、毎年80万人近くがうつ病で死亡しています(WHO De...
02_循環器系

高齢者の心血管リスクにおける運動トレーニングの効果はどのくらい?(RCT; Eur Heart J. 2021)

高齢者は加齢に伴い身体機能の低下、心血管イベントのリスク増加が報告されています。高齢者の心血管リスクプロファイルにおける運動トレーニングの効果は明らかになっていません。そこで今回は、高齢者の心血管リスクプロファイルに対して、5年間の監督付き運動トレーニング(ExComb)の効果を検証したランダム化…
00_疫学

中年層の全死亡リスクにおいて1日あたりの歩数は7000歩以上が良い?(前向きコホート研究; CARDIA試験; JAMA Netw Open. 2021)

定期的な身体活動は、健康を増進・維持するための最も重要な行動の一つです。身体活動を継続して行うことは、心血管疾患、糖尿病、種々のがんなど、多くの疾患に対して健康上の大きなメリットをもたらし、生活の質も向上させることが報告されています。一日あたりの歩数は、一日の総活動量を定量化するための有意義な指標…
00_その他

身体活動パターンは死亡率に影響しますか?〜週末戦士と一期間の活動〜(米国人口ベース研究; Med Sci Sports Exerc. 2019)

身体活動が多くの健康上のメリットをもたらすことは合意されていますが、身体活動をどのように獲得するのがベストなのか、また、異なる活動パターンが同様のメリットをもたらすのかについては、依然として議論が続いています。米国の身体活動ガイドラインでは、10分以上の運動を1週間に150分以上行うことが推奨…
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