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創造性は「ひらめき」だけでは生まれない?|人は努力を過小評価し、ひらめきを過大評価する(Trends Cogn Sci. 2022)

「創造性はひらめきだ」、「良いアイデアは突然降ってくる」こうしたイメージは、多くの人が共有している直感的な理解でしょう。一方で、トーマス・A・エジソンの有名な言葉にあるように「創造性は努力の積み重ね」であるという考え方も根強く存在します。…
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「楽観的であること」よりも「悲観しすぎないこと」が健康に関係する?

「前向きに考える人は健康になりやすい」このような言説は、医療・心理学の分野だけでなく、一般向けの健康情報でも広く語られてきました。こうした背景には、特性的楽観主義(dispositional optimism)と身体的健康との関連を示す多…
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チカグレロルを支えた “根拠” に何が起きているのか?

今回のBMJ記事は、チカグレロルの承認・普及を後押しした「2つの血小板機能試験(Circulation誌に掲載)」について、主要評価項目の誤報告やデータ欠落などの “データ完全性(integrity)” 問題を指摘しています。これは「チカ…
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「生きがい」は心血管死亡リスクを下げるのか?

「生きがい(Ikigai)」という概念は、日本独自の文化的背景をもつ心理・社会的要因です。近年、この主観的な人生の目的意識が、心血管疾患(CVD)などの健康アウトカムと関連する可能性が疫学研究で示されてきました。今回ご紹介するのは、日本人…
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スーパーマリオは燃え尽き(バーンアウト)を減らすのか?

現代の若年成人は、学業・就職活動・SNSなどにより「常にオン」の状態に置かれ、十分な休息が取れないことによるバーンアウト(燃え尽き)が問題となっています。こうした中、「ゲームは気晴らしになる」という直感的理解を超えて、なぜ・どのように心に…
04_相互作用、薬物相互作用

シクロスポリンと併用できるスタチンは?

免疫抑制剤シクロスポリン(ネオーラル)を服用中の患者にスタチンが新規処方された場合、併用禁忌・重篤な薬物相互作用を見逃さないことが極めて重要です。本記事では、実際の薬局業務で発生した「シクロスポリンとスタチンの併用禁忌」に対する疑義照会事…
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感情語を知ることは、子どもの感情調整力を育てるのか?(Emotion. 2025)

子どもの感情理解(emotion understanding)や感情調整(emotion regulation)は、社会性や学業、メンタルヘルスの基盤となる重要な発達課題です。一方で、これらの能力が家庭内でどのように社会化されるのかについ…
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「相手の立場に立つ」は本当に理解を深めるのか?(J Pers Soc Psychol. 2018)

私たちは日常的に「相手の立場に立って考えなさい」「相手の気持ちを想像すれば分かり合える」と教えられてきました。医療現場においても、患者視点・家族視点に立つことは、コミュニケーションの基本として重視されています。しかし、“相手の立場に立つ(…
00_その他

小児ワクチン接種時の痛みは「冷やす」だけで軽減できる?(PLoS One. 2025)

小児の予防接種では、注射時の痛みや恐怖心が大きな課題です。甘味刺激、授乳、体位調整、ディストラクション(嫌なものから気をそらす)など、エビデンスに基づく疼痛緩和法は複数存在しますが、手間や人員の問題から日常診療では十分に実施されていないの…
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「最近の研究」は本当に最近か?|医学論文における “recent” 表現の実態を検証した横断解析(BMJ 2025)

Recentの意味するところとは?医学論文を読んでいると、“Recent studies have shown that …”という表現を頻繁に目にします。「最近の研究」と書かれていれば、多くの読者は数年以内の新しい知見を想像するでしょう。...
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朝食後の歯みがきが高血圧と関係する?|地域住民を対象とした横断研究(Sci Rep. 2025)

「歯みがきの習慣」が全身の健康に影響する可能性は以前から指摘されており、歯周病は心血管疾患(CVD)との関連も報告されています。では、歯みがきの “タイミング” は高血圧と関係するのでしょうか?今回ご紹介するのは、鹿児島県垂水市で実施され…
00_その他

なぜ「グループで作業すると生産的に感じる」のか?(European Journal of Social Psychology 2006)

ブレインストーミングや会議で「みんなで意見を出し合ったほうが生産性が高い」と感じる経験は、多くの人が持っています。しかし心理学の研究では “個人で作業した方がアイデア数も質も高くなる” ことが一貫して示されてきました。では、なぜ ”実態と…
00_その他

収入は幸福度をどこまで高めるのか?

「お金はどこまで幸福感を増やしてくれるのか?」この問いは心理学・社会科学で長年議論されてきました。特に有名なのが、次の2つの研究です。Kahneman & Deaton(2010)→ 収入が増えると幸福は増えるが「年収75,000ドル」付…
食事

納豆をよく食べる高齢男性は死亡リスクが低い?|前向きコホート研究と“健康志向バイアス”(Clin Nutr ESPEN. 2025)

「納豆は健康に良い」といわれますが、科学的な根拠はどの程度あるのでしょうか?今回紹介するのは、地域在住の高齢男性を約12年間追跡した前向きコホート研究で、納豆摂取量と死亡リスクの関連を検討した疫学研究です。しかし、こうした栄養疫学では、健…
04_相互作用、薬物相互作用

レンボレキサント併用でクロザピン血中濃度が上昇?|薬物相互作用の可能性を示した症例報告(Br J Clin Pharmacol. 2024)

クロザピン(Clozapine, CLZ)は、治療抵抗性統合失調症(treatment-resistant schizophrenia, TRS)に対する最も有効な選択肢の一つですが、重大な有害事象や薬物相互作用(drug-drug in…
00_その他

たった一言の「無礼さ」が医療チームの診断力と手技能力を低下させる?|NICUチームを対象としたRCT(Pediatrics. 2015)

日常診療において、医療者間のコミュニケーションは患者安全の根幹を支えています。ところが近年「無礼な言動(rudeness)」が医療チームのパフォーマンスに悪影響を与える可能性が指摘されてきました。今回ご紹介する研究は、新生児集中治療室(N…
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子供も大人も「親切の効果を過小評価」する?|ランダムな親切行動が相手に与える影響を測った実験研究(J Exp Psychol Gen. 2023)

他者に親切にすると、自分自身の幸福感が高まることは多くの研究で示されています。しかし実際には、「迷惑だと思われないかな…」「大したことないと思われそう…」といった不安から、親切な行動をためらってしまう場面も少なくありません。今回ご紹介する…
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「声」はストレスを軽減し、オキシトシンを高めるのか?(比較研究; Evol Hum Behav. 2012)

日常生活の中で、私たちは電話・対面・メール・SNSなど、さまざまな方法で家族や友人とコミュニケーションを取っています。しかし 「声を聞く」ことが、身体のストレス反応にどれだけ影響するかを科学的に検討した研究は限られています。今回ご紹介する…
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「デタッチメント・パラドックス」とは?

「仕事以外の時間はしっかり休んだほうが、生産性が上がる」これは近年の心理学・労働科学研究で広く支持されている結論です。しかし実際の職場ではどうでしょうか?休暇を取りづらい、定時後もメールを返すことが「当然」、休日に連絡が来るのが当たり前、…
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バイアスピリン®とミカルディス®の一包化は危険?配合変化による溶出低下の実証研究(医療薬学 2018)

高齢患者では服薬管理の利便性を高めるため、一包化調剤(同時刻に服用する複数の薬剤を1袋にまとめる方法)が広く行われています。しかし、一包化により薬剤同士が物理的・化学的に影響し合い、安定性や溶出性が変化する “配合変化” が起こる場合があ…
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