02_循環器系 ラーメン摂取頻度と死亡リスクの関連 ― 山形コホート研究からの知見(コホート研究; J Nutr Health Aging. 2025) 日本ではラーメンが国民食の一つとして広く親しまれていますが、その高い塩分・脂質含有量から心血管疾患やがんとの関連が懸念されています。そこで今回は、日本の地域(山形県)住民を対象にラーメン摂取頻度と死亡リスクの関連を検討したコホート研究の結… 2025.08.31 02_循環器系食事
01_中枢神経系 新規オレキシン2受容体拮抗薬 “セルトレキサント” の不眠症に対する効果と安全性(DB-RCT; JAMA Psychiatry. 2025) 既存の不眠症治療薬(例:ベンゾジアゼピン系、非ベンゾ系、ゾルピデムなど)には、依存性や持続効果の限界といった課題があります。近年、オレキシン受容体拮抗薬(特にオレキシン2選択的拮抗薬)が新たな治療ターゲットとして注目されています。本研究で… 2025.08.30 01_中枢神経系30_睡眠
00_その他 薬剤師のコミュニケーション戦略と患者の計算能力が服薬意欲に与える影響とは?(オンライン調査; Int J Pharm Pract. 2025) 薬剤師による服薬指導では、患者が薬を「飲むかどうか」を決定する過程に大きな影響を与えることが知られています。その際、副作用リスクの伝え方や、患者の数的スキル(numeracy)が意思決定を左右することが知られていますが、実臨床における検証… 2025.08.28 00_その他
00_その他 退職は健康に良いのか?―35か国データを用いた国際研究からの新知見(データベース研究; Am J Epidemiol. 2025) 多くの先進国では、財政的な理由から年金支給開始年齢の引き上げが進められています。これに伴い、退職年齢の遅延が避けられなくなっています。しかし、退職が健康や行動に与える影響については、これまで一貫した結論が得られていません。そこで今回ご紹介… 2025.08.27 00_その他
01_中枢神経系 入院患者のせん妄予防に有効か?―スボレキサント・レンボレキサント・ラメルテオンの効果を検証(SR&MA; Crit Care Med. 2025) せん妄は入院患者、特に高齢者やICU患者に多く発生し、予後不良と関連する重要な合併症です。これまでの研究では、睡眠覚醒リズムや神経生物学的経路を標的とする薬剤(オレキシン受容体拮抗薬:スボレキサント・レンボレキサント、メラトニン受容体作動… 2025.08.24 01_中枢神経系30_睡眠
02_循環器系 集中降圧目標(収縮期血圧120mmHg未満)は費用対効果に優れるのか?(マイクロシュミレーションモデル; Ann Intern Med. 2025) 降圧治療の大規模臨床試験(SPRINT試験など)では、収縮期血圧(SBP)の目標を120mmHg未満とする集中的な降圧管理が、140mmHg未満の従来目標に比べて有効であることが示されています。さらに経済評価では、120mmHg未満を目指… 2025.08.21 02_循環器系費用対効果分析
00_その他 扇風機は猛暑で使っていい?高齢者における効果とは(クロスオーバー試験の事後解析; JAMA Netw Open. 2025) 夏の猛暑時に「扇風機を使うのは良いのか、それとも危険なのか?」という疑問を持つ方は多いでしょう。特に高齢者は体温調節が難しく、熱中症リスクが高いため、扇風機の使い方には注意が必要です。米国疾病対策センター(CDC)は、気温32℃を超える環… 2025.08.19 00_その他
11_皮膚・骨格筋系 股関節痛は運動だけで十分?ダイエットの追加効果を検証したRCT(Open-RCT; Ann Intern Med. 2025) 「股関節が痛い…でも運動しなきゃ…痩せたら楽になる?」変形性股関節症(hip osteoarthritis)において、運動療法は推奨されていますが「減量が痛みに与える影響」は明確にわかっていませんでした。今回紹介するのは、「非常に低カロリ… 2025.08.09 11_皮膚・骨格筋系運動・身体活動
01_中枢神経系 ICU患者におけるメラトニン補充の効果は?―せん妄・睡眠に対する検証(RCTのSR&MA; Crit Care Med. 2025) 集中治療室(ICU)における患者では、内因性メラトニンの分泌が大きく乱れていることが知られています。これにより睡眠障害やせん妄(delirium)が悪化し、ICU滞在期間の延長や予後の悪化に関与する可能性があります。しかし、メラトニン補充… 2025.08.01 01_中枢神経系30_睡眠
30_小児 赤ちゃんの夜間睡眠パターンはいつ整う? ― アクチグラフと睡眠日誌からみた6ヶ月間の発達軌跡(ミニスコーピングレビュー; Front Neurosci. 2025) 乳児期の睡眠と覚醒リズムの発達は、神経発達の基盤となる重要なプロセスです。しかし、「夜にどれだけ眠るのか」、「どれくらい起きるのか」といった客観的データは乏しく、多くの研究は保護者の主観的な記録に頼ってきました。本レビュー論文では、アクチ… 2025.07.30 30_小児30_睡眠
02_循環器系 「週末だけ運動」でも効果あり?―糖尿病患者における身体活動パターンと死亡リスクの関連(前向きコホート研究; Ann Intern Med. 2025) 忙しくて運動する時間が取れない、でも週末にはしっかり運動している――いわゆる“ウィークエンド・ウォリアー(週末戦士)”と呼ばれる運動スタイルが、糖尿病患者にとっても有効かどうかは、これまで明確なエビデンスがありませんでした。今回ご紹介する… 2025.07.25 02_循環器系運動・身体活動
30_小児 子どもの身長は夜の睡眠時間で決まる?(日本のコホート研究; J Clin Endocrinol Metab. 2025) 昔から「よく寝る子は育つ」と言われますが、実際に夜間の睡眠時間が子どもの身長に影響するのか、科学的にははっきりしていませんでした。そこで今回は、日本の全国規模の出生コホート研究(Japan Environment and Childre… 2025.07.23 30_小児30_睡眠
00_その他 日本のプライマリ・ケアにおける“低付加価値医療”の提供実態(日本の横断研究; JAMA Health Forum. 2025) 患者に明確な利益をもたらさない「低付加価値医療(low-value care)」は、医療資源の浪費や不必要な副作用リスクの原因として、国際的に注目されています。これまでの研究は主に米国を対象としており、日本における医師の特性と低付加価値医… 2025.07.06 00_その他
食事 納豆をよく食べる高齢男性は長生き?|発酵大豆食品と死亡リスクの関連(日本の前向きコホート研究; Clin Nutr ESPEN. 2025) 発酵大豆食品として日本で親しまれている納豆。健康食品としてのイメージも強く、骨粗鬆症予防や動脈硬化の改善など、多くの効果が語られてきました。しかし、実際に「納豆を食べる人は長生きするのか?」という点を、長期間にわたって科学的に検証した研究… 2025.07.05 食事
02_循環器系 糖尿病の高血圧対策に「減塩+食事改善」が有効?(クロスオーバーRCT; DASH4D試験; JAMA Intern Med. 2025) 2型糖尿病を抱える方の多くが、同時に高血圧を発症しています。これは心筋梗塞や脳卒中といった重大な心血管イベントのリスクを大きく高めるため、血圧管理が極めて重要です。しかし、体重減少を伴わない純粋な食事介入のみでの血圧改善効果については、こ… 2025.06.30 02_循環器系05_内分泌代謝系食事
40_AI SNS・ゲーム・スマホ依存が小児のメンタルヘルスに与える影響とは?(米国コホート研究; JAMA. 2025) 近年、SNS・スマートフォン・ビデオゲームの利用が低年齢層にまで広がる中、その「依存的な使い方」が子どものメンタルヘルスや自殺リスクに与える影響が注目されています。これまでの研究では「総画面時間」の影響に焦点が当てられていましたが、実際に… 2025.06.27 40_AI
00_その他 通勤が健康をむしばむ?通勤時間と手段が都市住民の心身に与える影響とは(システマティックレビュー; Journal of Transport & Health 2025) 仕事のための通勤——多くの人が毎日繰り返すこの行為が、実は健康に悪影響を及ぼしている可能性があるとしたらどうでしょうか?都市化が進む現代、経済活動を支える日常的な移動は避けがたいものです。この日常的な移動の影響について、充分に検証されてい… 2025.06.18 00_その他
05_内分泌代謝系 2型糖尿病と肥満を併発する患者においてチルゼパチドはコストパフォーマンスに優れる?(費用対効果分析; Diabetes Obes Metab. 2025) 2型糖尿病(T2D)と肥満の両方を抱える患者に対し、チルゼパチド(tirzepatide, 以下TZP)は体重と血糖コントロールの両面で効果が期待される薬剤です。しかし、費用対効果について充分に評価されていません。そこで今回は、アメリカで… 2025.06.13 05_内分泌代謝系費用対効果分析
01_中枢神経系 コーヒーと片頭痛の因果関係を探る|カフェイン構成成分の影響度は?(メンデルランダム化解析; Neurol Res. 2025) 片頭痛は、慢性的な神経疾患であり、その発症には不適切な薬物使用、不安、睡眠障害、うつ病、ストレスなど、さまざまな要因が関与しています。コーヒーはその多様な生理活性特性で知られており、急性の片頭痛症状を緩和する可能性がありますが、長期的なコ… 2025.06.05 01_中枢神経系食事
13_悪性腫瘍 運動で大腸がん再発リスクが約30%低下?|術後3年間のエクササイズがもたらす新たな選択肢(RCT; CHALLENGE試験; N Engl J Med. 202) 「手術も終わったし、あとは静かに過ごすだけでいい」。そう思っていませんか?実は──術後の“運動”が、がんの再発リスクを大きく下げる可能性がある。そんな衝撃の結果が、約900人を対象にした国際的な臨床試験で明らかになりました。もともと前臨床… 2025.06.04 13_悪性腫瘍運動・身体活動