2021-05

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01_ワクチン vaccine

英国の医療従事者に対するCOVID-19ワクチン接種率とBNT162b2 mRNAワクチンの有効性はどのくらいですか?(前向きコホート研究; SIREN研究; Lancet 2021)

医療従事者におけるBNT162b2 mRNAワクチン(ファイザー・バイオンテッック社製)の有効性はどのくらいか? WHOが2020年3月11日に「コロナウイルス感染症2019(COVID-19)」の発生をパンデミックと宣言して以来、全世界で...
09_感染症

COVID-19の妊婦及び新生児は非感染者と比較して死亡リスクや新生児合併症リスクが高いかもしれない(前向きコホート研究; INTERCOVID試験; JAMA Pediatr. 2021)

COVID-19が妊婦と新生児に与える影響は? COVID-19が流行し始めた頃、妊娠中のリスクの正確な把握は不確かであり、それが妊婦の精神的健康に影響を与えていました。この問題は、妊娠前の他のコロナウイルス感染症(重症急性呼吸器症候群や中...
02_循環器系

【Up To Date for SGLT2阻害薬】SGLT2阻害薬の安全性比較(ナラティブレビュー; 最終更新年月:2021年5月)

糖尿病治療には心血管イベントのリスクを増加させない薬剤が求められている? 米国では新規の抗糖尿病薬の承認申請の際に心血管の安全性評価の実施を求めています。抗糖尿病薬の一つであるナトリウム・グルコース共輸送体2(Sodium Glucose ...
02_循環器系

【Up To Date for HIF-PH阻害薬】HIF-PH阻害薬の比較(ナラティブレビュー; 最終年月:2021年5月)

CKDに伴う貧血治療の背景 これまでは、慢性腎臓病(CKD)や透析に伴う貧血の治療としては、赤血球増殖因子刺激製剤(ESA)による治療が中心でしたが、ESA治療において、ESA低反応性の症例が認められることや、血栓塞栓リスク、赤芽球癆リスク...
09_感染症

COVID-19入院患者における退院後の感染後症候群には何がありますか?(後向き研究; BMJ. 2021)

COVID-19感染後に後遺症がある? 2019年後半にSARS-CoV-2感染が認識されて以来、学術的・臨床的には呼吸器症状に重点が置かれてきました。一方で、多臓器への直接的な影響や、医療提供や患者の行動の変化を通じて、心血管疾患やがんな...
01_ワクチン vaccine

65歳以上のCOVID-19入院成人に対するmRNAワクチンの有効性はどのくらいですか? – 米国、2021年1月~3月(CDC MMWR 20210428)

65歳以上の高齢者では免疫を獲得しづらい? 高齢者では免疫を獲得しづらいことが知られています。 液性免疫では、末梢のリンパ組織中のB細胞の全体数自体に変化はありませんが、新たな抗原に反応するB細胞数が減少し、これまでに抗原刺激を受けたメモリ...
02_循環器系

保存期CKD患者におけるバダデュスタットの有効性・安全性はダルベポエチン アルファに劣っていませんか?(Open-RCT; PRO2TECT試験; NEJM2021)

欧米におけるHIF-PH阻害薬の承認に必要な安全性試験とは? 主に米国と英国において、貧血治療薬の承認時には、有効性と安全性試験に加えて、重大かつ有害な心血管イベント(major adverse cardiovascular event, ...
02_循環器系

DOACとの薬物-薬物相互作用においてベッドサイドで簡単に実施できる推奨事項とは?(※校正前版; AJM2021)

DOAC 欧州心臓病学会および米国心臓病学会の現行のガイドラインでは、非弁膜症性心房細動患者の大部分にビタミンK拮抗薬(VKA)ではなく直接経口抗凝固薬(DOAC)を使用することが広く推奨されています。 理論的には、DOACはVKAに比べて...
02_循環器系

β3刺激薬ミラベグロン使用による心血管リスクはどのくらいですか?(ナラティブレビュー; 最終更新2021年5月)

ミラベグロンによる心血管リスクはどの程度なのか? β3刺激薬であるミラベグロン(ベタニス®️)の添付文書では、禁忌として「重篤な心疾患を有する患者」が設定されています。これは国内臨床試験で脈拍数の増加が認められたため、症状悪化の可能性が否定...
05_内分泌代謝系

慢性腎臓病患者におけるダパグリフロジン使用は死亡率を減らせますか?(RCTの事前設定解析; DAPA-CKD; Eur Heart J. 2021)

慢性腎臓病(CKD)患者に対するだパグリフロジンの効果はどのくらいか? SGLT-2阻害薬は1型・2型糖尿病だけでなく、心不全(HF)患者への有効性が示されています。また糖尿病の有無に関わらず慢性腎臓病(CKD)患者に対しても有効である可能...
25_授乳婦

発展途上国における母乳育児によるアレルギー疾患の一次予防効果はどのくらいですか?(横断研究; Eur Ann Allergy Clin Immunol. 2007)

発展途上国における完全母乳育児はどのくらいか? 長期間の母乳育児は、アレルギー疾患や呼吸器疾患のリスクを低減することが示されていることから、完全母乳育児を推奨している背景があります。しかし、アレルギー疾患の発症に対する完全母乳育児の有効性に...
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