【雑記】ネコ初心にかえる
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しょ‐しん【初心】
[名・形動]
1 最初に思い立ったときの純真な気持ち。初志。「初心を貫く」「初心に返る」
2 物事の習い始めであること。また、そのさま。初学。
「はがきに二句か三句認めあるは…―なる人の必ずする事なり」〈子規・墨汁一滴〉
3 物事に慣れていないこと。世慣れていないこと。また、そのさま。うぶ。
「かれは自分の―なことを女に見破られまいとして」〈花袋・田舎教師〉
4 仏教で、初めて悟りを求める心を発すること。また、その人。
以上、デジタル大辞泉より引用
私的背景
エピペン注射液の品薄が続いている。安定供給できるようになるのは 2018年4月以降らしい。
ある日、いつも薬局を利用してくれている子供のお母さまから電話があり「手持ちのエピペンの期限が2月できれてしまう。新しいものを貰おうとしたけど、病院の近くの薬局には在庫がないみたい。品薄が続いているようだけど、何とかならないでしょうか」との相談をうけた。
その後どうなったのか?
4社ほど卸さんに確認したところ、1社だけ在庫があるとのこと。ちなみにエピペンは流通制限薬剤である。
すぐに処方箋に記載されている処方元の医療機関と処方医名を伝え何とか納品してもらえた。後日、お母さまが来局されたときには、無事に薬を渡すことができた。
「子供のアレルギー発作が起きるかもしれない状況で、エピペンがないのは家族みんなが不安だった。本当に助かりました。ありがとう。」という言葉がすごく印象深かった。少しくすぐったいような感覚もあった。
コメント
今回の件を通して、ふと薬剤師になろうと思った時のことが頭に浮かんだ。
「こんな、どうしようもない自分でも、世の中の誰かのために役に立つことができて、感謝されるような仕事に就きたいな」
きっかけは、こんな感じだったと思う。理由はどうあれ、単純に誰かに必要とされたかったのかもしれない。
今世間では2年に一度のお祭り騒ぎ状態。制度という枠組みや体制に左右されてしまい、また日々の業務に忙殺されてしまい、普段より疲弊している時期だと思う。
そんな中で、このように自身を振り返れる機会に巡り合えて本当に良かった。世の中の制度がどのように変わっていこうと、自分なりの薬剤師像を追いかけていきたい。
いや~、薬剤師って本当にいいもんですね。]]>
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