09_感染症

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01_ワクチン vaccine

イスラエルの医療従事者に対するBNT162b2ワクチン接種と症候性および無症候性SARS-CoV-2感染症の発生率(単施設; 後向き研究; JAMA. 2021)

Pfizer社とBioNTech社が製造したBNT162b2 COVID-19ワクチンは、第3相プラセボ対照ランダム化臨床試験において、症候性SARS-CoV-2感染の予防に95%の有効性を示し、COVID-19ワクチンとしては初めて米国食...
09_感染症

症候性および無症候性のCOVID-19入院妊婦の発生率、特徴、転帰について(英国の人口ベース前向きコホート研究; UKOSS試験; PLoS One. 2021)

COVID-19で入院した妊婦における発生率、特徴、転帰について症候性と無症候性で違いはあるのか? 2020年3月、世界保健機関は新型コロナウイルス感染症(SARS-CoV-2)の世界的パンデミックを宣言しました。妊娠中の女性とその児におけ...
09_感染症

COVID-19パンデミック時の手指衛生遵守率はどのくらいですか?(単施設; JAMA Intern Med. 2021)

COVID-19パンデミック時の手指衛生遵守率 手指衛生は感染制御の要ですが、コンプライアンスは依然として低く、全国の病院の平均値は50%です。コンプライアンスを向上させるには、監査とフィードバックが有効ですが、監査は従来、直接観察する方法...
01_ワクチン vaccine

12〜15歳の青年におけるBNT162b2 mRNAワクチンはCOVID-19発症を予防できますか?(単盲検RCT; C4591001試験; N Engl J Med. 2021)

これまでは16歳以上の青年・成人におけるデータしかなかった 2021年5月21日時点において、コロナウイルス感染症2019(COVID-19)のパンデミックは、全世界であらゆる年齢層に1億6500万人以上の感染と340万人以上の死亡をもたら...
09_感染症

退院後にSARS-CoV-2 RNAが再陽性となった患者に対するファビピラビル使用は、プラセボと比較してRT-PCR結果が2回連続して陰性となるまでの時間が短いかもしれない(小規模; open-RCT; Int Immunopharmacol. 2021)

SARS-CoV-2再陽性患者への治療戦略には何が良いのか? 2019年末、SARS-CoV-2と名付けられた新型コロナウイルスが、COVID-19と名付けられた呼吸器疾患の国際的な大流行を引き起こしました。2020年12月24日までに、C...
03_呼吸器系

上気道炎小児の急性咳嗽に対するチペピジンヒベンズ酸塩の効果はどのくらいですか?(Open-RCT; 外来小児科2019)

上気道炎患児の咳嗽に対するアスベリン®️の効果は? 咳嗽は、発熱に次いでプライマリ・ケアの小児科 外来を受診することの多い臨床症状であることが知られています。また季節に関係なく外来患者の30%前後が咳嗽を伴って受診しており、6 歳未満児が ...
09_感染症

市中肺炎の入院患者に対する最も有効な抗菌薬はどれですか?(NWM; Thorax. 2021)

市中肺炎により入院した患者に対する最も有効な抗菌薬はどれか? これまでに多くの抗生剤が販売され、肺炎に対して使用されています。軽症〜中等症の場合は、アモキシシリンをはじめとするペニシリン系抗菌薬が第一選択ですが、治癒率や死亡率などのアウトカ...
02_批判的吟味 Critical Appraisal

【批判的吟味】小児市中肺炎に対するアモキシシリン投与は10日間より5日間が良い?(RCT; SAFER試験; JAMA Pediatr. 2021)

試験の概要 論文のPICO P:生後6ヵ月から10歳までの、外来での治療が可能な状態の市中肺炎(CAP)の小児 281例 I :アモキシシリン5日+プラセボ5日(140例) C:アモキシシリン5日+アモキシシリン5日(141例) O:登録後...
09_感染症

小児市中肺炎に対するアモキシシリン投与は10日間より5日間が良い?(RCT; SAFER試験; JAMA Pediatr. 2021)

小児の市中肺炎(CAP)に対する最適な抗菌薬投与期間は? 残念ながら、小児の市中肺炎(CAP)に対する最適な抗菌薬投与期間は明らかになっていません。 米国感染症学会(Infectious Disease Society of America...
09_感染症

SARS-CoV-2への自然感染者に対するワクチン接種の効果はどのくらいですか?(Letter; NEJM2021)

COVID-19感染者へのワクチン接種は有効なのか? 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染患者に対し、ワクチンを接種すべきかどうかは不明です。過去にSARS-CoV-2へ感染したワクチン接種者が、過去に感染してい...
01_ワクチン vaccine

英国の医療従事者に対するCOVID-19ワクチン接種率とBNT162b2 mRNAワクチンの有効性はどのくらいですか?(前向きコホート研究; SIREN研究; Lancet 2021)

医療従事者におけるBNT162b2 mRNAワクチン(ファイザー・バイオンテッック社製)の有効性はどのくらいか? WHOが2020年3月11日に「コロナウイルス感染症2019(COVID-19)」の発生をパンデミックと宣言して以来、全世界で...
09_感染症

COVID-19の妊婦及び新生児は非感染者と比較して死亡リスクや新生児合併症リスクが高いかもしれない(前向きコホート研究; INTERCOVID試験; JAMA Pediatr. 2021)

COVID-19が妊婦と新生児に与える影響は? COVID-19が流行し始めた頃、妊娠中のリスクの正確な把握は不確かであり、それが妊婦の精神的健康に影響を与えていました。この問題は、妊娠前の他のコロナウイルス感染症(重症急性呼吸器症候群や中...
09_感染症

COVID-19入院患者における退院後の感染後症候群には何がありますか?(後向き研究; BMJ. 2021)

COVID-19感染後に後遺症がある? 2019年後半にSARS-CoV-2感染が認識されて以来、学術的・臨床的には呼吸器症状に重点が置かれてきました。一方で、多臓器への直接的な影響や、医療提供や患者の行動の変化を通じて、心血管疾患やがんな...
01_ワクチン vaccine

65歳以上のCOVID-19入院成人に対するmRNAワクチンの有効性はどのくらいですか? – 米国、2021年1月~3月(CDC MMWR 20210428)

65歳以上の高齢者では免疫を獲得しづらい? 高齢者では免疫を獲得しづらいことが知られています。 液性免疫では、末梢のリンパ組織中のB細胞の全体数自体に変化はありませんが、新たな抗原に反応するB細胞数が減少し、これまでに抗原刺激を受けたメモリ...
01_ワクチン vaccine

妊婦に対するmRNA COVID-19ワクチンはどのくらい安全ですか?(データベース研究; NEJM 2021)

妊婦におけるmRNA COVID-19ワクチンの安全性は? 米国で最初に販売されたコロナウイルス感染症2019(COVID-19)ワクチンは、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンであり、BNT162b2(Pfizer-BioNTech)...
01_ワクチン vaccine

COVID-19に対するヤンセン社製Ad26.COV2.Sワクチン単回接種の有効性はどのくらいですか?(RCT; NEJM2021)

COVID-19ワクチンは2回投与が基本 COVID-19に限った話ではありませんが、ワクチン接種は2回以上が基本です。これは免疫を獲得するプロセスから決められています。ただし、接種1回であっても体内で抗体が産生されるため、感染リスクを低下...
09_感染症

成人COVID-19入院患者に対するバリシチニブとレムデシビルの併用療法は、プラセボとレムデシビルの併用療法より優れていますか?(RCT; ACTT-2試験; NEJM2020)

新型コロナウイルス感染症に対する3つ目の治療薬が承認された 厚生労働省の部会は2021年4月21日、関節リウマチ薬として承認されている「バリシチニブ(オルミエント®️)」を、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬として使用する...
02_循環器系

アストラゼネカ社製ワクチン接種後の異常な血栓症や血小板減少症リスクはどのくらいですか?(症例シリーズ; N Engl J Med. 2021)

COVID-19ワクチン接種後に血栓症が発生する? 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)に対するワクチンは、コロナウイルス2019(COVID-19)のパンデミックに対抗するための最も重要な対策です。 2020年12...
09_感染症

COVID-19によるICU入院患者の血栓イベント、体外式膜酸素療法、死亡率に対する中間用量と標準用量の予防的抗凝固療法の効果はどのくらいですか?(INSPIRATION trial; JAMA2021)

COVID-19では血栓塞栓症リスクの増加が報告されている COVID-19患者において、血栓塞栓症のリスク増加が報告されています。これはサイトカインストームと呼ばれる免疫の異常反応により引き起こされていると考えられています。 サイトカイン...
04_消化器系

ピロリ除菌におけるアモキシシリン ベース2剤除菌療法の有効性と安全性はどのくらいですか?(RCTのメタ解析; J Clin Gastroenterol. 2020)

抗生剤の耐性化が進みピロリ除菌率が低下? 抗生剤により人類は細菌感染症の脅威から逃れることができています。その一方で、抗生剤の使用頻度増加による薬剤耐性化(AMR)が進んでいます。 AMRにより、細菌感染症の重症化、重篤化により死亡リスクが...
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