09_感染症

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01_ワクチン vaccine

ワクチン接種後の肩症状リスクはどのくらい?(後向きコホート研究; Ann Intern Med. 2022)

三角筋へのワクチン接種後の有害事象として肩の症状が報告されていますが、ワクチン接種後の肩の症状に関する疫学的データは限られています。そこで今回は、大規模な統合医療組織であるKaiser Permanente Southern Californiaの会員を対象に、肩の障害診断コードを有するワクチン接…
09_感染症

SARS-CoV-2感染症およびCOVID-19に対するワクチンの有効期間はどのくらい?(SR&MA; Lancet. 2022)

COVID-19パンデミックから約2年、いくつかのCOVID-19ワクチンは、ランダム化比較試験によるワクチン有効性の結果に基づいて、規制当局やWHOから緊急使用リストまたは緊急使用認可(EULまたはEUA)を受けました。しかし、EULやEUAの時点での有効性の結果は、完全接種後のフォローアップ期…
09_感染症

増悪リスクの高い軽症から中等症のCOVID-19非入院患者の入院または死亡に対するソトロビマブの効果は?(RCT; COMET-ICE試験; JAMA. 2022)

SARS-CoV-2に感染した高齢者や合併症のある患者は、入院や死亡のリスクが高まる可能性があります。ソトロビマブは、COVID-19の進行を防ぐために高リスクの患者を治療するための中和抗体であり、増悪リスクの高い軽症から中等症のCOVID-19非入院患者における有効性が示されています。2021年…
01_ワクチン vaccine

COVID-19 mRNAワクチン接種後の抗体価に対して解熱剤の影響はありますか?(in vitro; Vaccine. 2022)

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-CoV-2)の感染を予防するワクチンは、パンデミックを抑制するための最も有効なアプローチと考えられており、いくつかの有効なワクチンが製造されています。このうち、BNT162b2 mRNA COVID-19ワクチン(ファイザー・ビオンテック社製)は…
09_感染症

SARS-CoV-2感染と産科合併症による重篤な母体罹患率および死亡率との関連性は?(後向きコホート研究; JAMA. 2022)

SARS-CoV-2感染が重篤な産科疾患のリスクを特異的に増加させるかどうかは依然として不明です。したがって、SARS-CoV-2感染と一般的な産科合併症による母体の重篤な罹患率または死亡率との関連を評価することが求められています。そこで今回は、SARS-CoV-2感染と産科合併症による重篤な母体…
09_感染症

SARS-CoV-2既感染によるOmicron変異株に対する防御効果は?(カタール人工ベース研究; 試験陰性症例対象研究; N Engl J Med. 2022)

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-CoV-2)の自然感染では、B.1.1.7(α)、B.1.351(β) および B.1.617.2 (δ)、これら変異株の再感染に対する強い防御力が発揮されることが報告されました。しかし、B.1.1.529(omicron、ο変異株)変異株は、免疫…
01_ワクチン vaccine

COVID-19パンデミックにおける高齢者の呼吸器感染症に対するBCGワクチン接種の有効性は?(RCT; Clin Infect Dis. 2022)

高齢化は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を含む呼吸器感染症の重症度や死亡率の上昇と関連しています。感染流行初期において、結核ワクチンBacille Calmette-Guérin(BCG)を接種する地域では、接種しない地域と比較して、COVID-19発症率が低い可能性が報告されました…
09_感染症

COVID-19の長期的な心血管系アウトカムのリスクはどのくらいですか?(米国データベース研究; Nat Med. 2022)

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-CoV-2)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急性後遺症は、肺および心血管系を含むいくつかの肺外臓器に及ぶことがあります。COVID-19の急性期後の心血管アウトカムを調査した研究はいくつかありますが、そのほとんどは(COVID-…
09_感染症

重症化リスク因子を有するCOVID-19非入院患者に対するパクスロビドの有効性・安全性は?(RCT; 第2相 EPIC-HR試験; N Engl J Med. 2022)

COVID-19に対するニルマトルビル(リトナビル併用下)の有効性・安全性は? 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-CoV-2)感染および関連する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による疾病は、引き続き世界の健康を脅...
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オミクロン出現後のニューヨークにおける5〜11歳および12〜17歳におけるBNT162b2ワクチンの有効性は?(プレプリント; コホート研究; medRxiv 2022)

ニューヨーク州では、約85万人の小児および青年(17歳以下)がCOVID-19と診断されています。デルタ型およびそれ以前の変異株が優勢な時期に実施されたランダム化試験および観察研究において、オリジナル株を防ぐために開発されたCOVID-19 mRNAワクチン(BNT162b2)は、5〜17歳以上の…
09_感染症

SARS-CoV-2 オミクロン亜種BA.2に対してソトロビマブの効果は減少するかもしれない(基礎研究; プレプリント; bioRxiv 2022)

オミクロン亜種に対する中和抗体製剤の効果は? 2021年11月にボツワナでSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)のオミクロン変異株(B.1.1.529.1またはBA.1)が確認されました(PMID: 35042229)...
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COVID-19入院患者における抗菌薬使用と併発感染症の頻度は?(日本単施設; 横断研究; JAMA Netw Open. 2022)

COVID-19入院患者における抗菌薬使用と併発感染症の頻度はどのくらいなのか? 最近のメタアナリシス(PMID: 32711058、PMID: 33418017)および前向き研究(PMID: 34100002)により、COVID-19感染...
09_感染症

SARS-CoV-2 オミクロンおよびデルタ変異株に対するCOVID-19ワクチン mRNA-1273の有効性は?(試験陰性症例対照研究; Nat Med. 2022)

オミクロンおよびデルタ変異株に対するCOVID-19 mRNAワクチンの有効性は? SARS-CoV-2感染症(COVID-19)の拡大に歯止めがかかりません。特に2021年〜2022年にかけてはデルタ、そしてオミクロン変異株により感染者数...
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増悪リスクの高いCOVID-19患者におけるファビピラビル早期投与の有効性・安全性は?(非盲検RCT; Clin Infect Dis. 2021)

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症、通称、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2019年12月に中国湖北省で出現しました。重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症、通称、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2019年…
09_感染症

軽症から中等症のCOVID-19および併存疾患を有する成人におけるイベルメクチン治療の有効性・安全性は?(RCT; I-TECH試験; JAMA Intern Med. 2022)

COVID-19の治療には、安価で広く入手可能な抗寄生虫薬であるイベルメクチンが処方されている国及び地域があります。しかし、イベルメクチンについては、その使用について賛否を問うエビデンスが報告されています。したがって、より質の高いエビデンスに基づくデータが必要とされています。Ivermectin…
09_感染症

SARS-CoV-2感染予防のための屋内公共環境におけるフェイスマスクまたは防護マスクの有効性は?(検査陰性症例対照研究; MMWR 20220211)

屋内公共環境におけるフェイスマスクや防護マスク(N95/KN95)の使用によりSARS-CoV-2感染を予防できるのか? COVID-19の原因ウイルスであるSARS-CoV-2の感染を減らすために、フェイスマスクや防護マスク(N95/KN...
09_感染症

COVID-19に対する高用量イベルメクチン早期治療の有効性・安全性は?(小規模DB-RCT; COVER試験; 第2相試験; Int J Antimicrob Agents. 2022)

ワクチンの展開は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策において重要な役割を果たしたことは確かです。しかし、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)亜種の出現とワクチン接種ペースの遅れが、世界のほとんどの地域でみられ、ワクチン接種により期待される患者数の減少を妨げてい…
09_感染症

コロナバックCOVID-19ワクチン2回接種者に対する異種 vs. 同種ブースター接種の安全性・有効性は?(単盲検RCT; RHH-001試験; Lancet. 2022)

不活化全ウイルスSARS-CoV-2ワクチンであるコロナバックを用いた異種(交互) vs. 同種ブースター接種 不活化全ウイルスSARS-CoV-2ワクチン(CoronaVac コロナバック:シノバック生命科学、中国、Instituto B...
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COVID-19に対する新規経口抗ウイルス薬(モルヌピラビル、フルボキサミン、パクスロビド)の有効性と安全性(SR&MA; Ann Med. 2022)

COVID-19に対する新規経口抗ウイルス薬であるモルヌピラビル、フルボキサミン、パクスロビドの有効性と安全性は? 2019年12月、中国で重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-COV-2)によるCOVID-19が勃発しました。...
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血液透析患者におけるCOVID-19ワクチン接種後のオミクロン中和抗体はどのくらいで得られるのか?(横断研究; Lancet. 2022)

オミクロンに対するワクチン接種後の中和抗体はいつから得られるのか? 懸念される変異株としてSARS-CoV-2(variant of concern, VOC)であるB.1.1.529 omicron(オミクロン)は、現在英国で主に流行して...
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