09_感染症

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09_感染症

COVID-19治療に対するアンギオテンシン受容体拮抗薬は有益ですか?(RCT; CLARITY試験; BMJ 2022)

アンギオテンシン受容体拮抗薬(ARB)でレニン・アンギオテンシン系を阻害することにより、COVID-19の臨床転帰が改善されるかどうかについては議論の余地があります。そこで今回は、ARBであるテルミサルタンを主に用い、COVID-19の重症度への影響について、対照群と比較検討した多施設共同第3相ラ…
09_感染症

アスピリン使用中の高齢患者におけるヘリコバクター・ピロリ除菌は消化性潰瘍出血を予防できますか?(RCT; HEAT試験; Lancet 2022)

アスピリン投与患者における消化性潰瘍は、Helicobacter pylori(H pylori)感染と関連していることが報告されています。しかし、ピロリ除菌によりアスピリン誘発の消化性潰瘍を予防できるのかについては明らかとなっていません。そこで今回は、H pylori除菌がアスピリンに関連する潰…
09_感染症

コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の治療における亜鉛投与の効果はどのくらい?(DB-RCT; Clin Infect Dis. 2022)

亜鉛の補給は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する潜在的な治療法と考えられています。しかし、充分に検討されておらず、また結果の一貫性は示されていません。そこで今回は、COVID-19感染症の成人患者における亜鉛の有効性を検討した二重盲検ランダム化比較試験の結果をご紹介します。本試験は…
09_感染症

学校におけるユニバーサル・マスクの解除はCOVID-19の発生率を増加させる?(N Engl J Med. 2022)

2022年2月、米国マサチューセッツ州は公立学校における全州共通のマスク政策を撤回し、マサチューセッツ州の多くの学区がその後の数週間のうちにマスク装着要件を解除しました。ボストン地区では、ボストン地区と近隣のチェルシー地区の2学区だけが、2022年6月までマスク装着要件を維持しました。マスク装着義…
02_循環器系

アンジオテンシン変換酵素阻害薬が市中肺炎の入院と死亡を減少させる?(コホート研究; Pharmacotherapy 2022)

肺炎は世界的な疾患であり、入院を長期化させる一般的な理由となっています。アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEi)には肺炎を抑制する作用があると考えられていますが、その効果の一貫性は示されてなく、意見が分かれるところです。そこで今回は、神経学的障害のある患者群において、ACEiによる肺炎の改善効果…
09_感染症

小児急性感染性結膜炎の罹患期間に対するモキシフロキサシン点眼薬の効果は?(RCT及びメタ解析; JAMA Netw Open. 2022)

急性結膜炎は、小児によく見られる感染症で、通常、細菌によって引き起こされます。この疾患に対して、医師は抗生物質を処方しますが、小児患者におけるその有効性に関するエビデンスは限られており、相反するものです。Gigliottiらは、小児の急性結膜炎を対象とした最初のランダム化試験で、抗生物質の局所投与…
01_ワクチン vaccine

米国における中等症および重症COVID-19成人に対するワクチンの効果減弱と追加免疫の効果は?(試験陰性症例対照研究; VISIONネットワーク; BMJ. 2022)

BNT162b2(ファイザー・バイオンテック)およびmRNA-1273(モデナ)ワクチンのランダム化試験では、成人においてCOVID-19に対する94~95%の予防効果を示し、入院を要するCOVID-19に対する有効性が示唆されました。2020年12月にこれらのワクチンが導入されて以来、ワクチン接…
05_内分泌代謝系

2型糖尿病における尿路感染症および性器感染症のリスクに対するDPP4阻害薬 vs. SGLT2阻害薬(NWM; Adv Ther. 2021)

ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)阻害薬とナトリウムグルコース共輸送体2(SGLT2)阻害薬は、低血糖のリスクが低いため、T2DM患者にしばしば使用されてきました。しかし、DPP4阻害薬やSGLT2阻害薬は、感染症リスクを高める可能性があります。そこで今回は、2型糖尿病患者における2つの新しい…
09_感染症

軽症から中等症のCOVID-19外来患者における回復持続時間に対してイベルメクチンは有効ですか?(RCT; ACTIV-6試験; JAMA. 2022)

COVID-19治療は進歩していますが、特に外来での追加治療が必要となります。高所得国の高リスク者に対しては、新規の経口抗ウイルス薬が認可されていますが、ワクチン接種者におけるこれらの薬剤の有効性は不明であり、世界的に入手が制限されています。米国では、高リスクでない個人に対しては、現在COVID-…
09_感染症

インフルエンザによる入院または死亡の予防において、吸入ザナミビルと経口オセルタミビルどちらが優れていますか?(人口ベースコホート研究; Clin Infect Dis. 2022)

ランダム化比較試験の患者個人データのメタ分析によると、インフルエンザに対する早期のオセルタミビル治療により、肺炎と入院のリスクがそれぞれ44%と63%減少しました。しかし、吸入ザナミビルの入院と死亡の予防効果に関するデータは不足しています。そこで今回は、インフルエンザの臨床診断後48時間以内に吸入…
09_感染症

児童のマスク着用は手指と顔面の接触回数に影響しない?(シミュレーションRCT; Back-to-School COVID-19 Simulation試験; JAMA Pediatr. 2022)

地域環境におけるフェイスマスクの使用は、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-CoV-2)の感染とCOVID-19の発生を抑えるために用いられる公衆衛生対策の重層的アプローチに不可欠です。しかし、子供や学校でのフェイスマスクの使用は、利害関係者が潜在的な利益と否定的な結果をどう判断する…
09_感染症

足を急に冷やすことと感冒症状の発現に関連性はありそうですか?(RCT; Fam Pract. 2005)

風邪は、通常、上気道に限定された自己限定的な軽症の病気です。鼻づまり、くしゃみ、喉の炎症、微熱など、さまざまな症状から自己診断されています。風邪の症状の発現は、寒い環境にさらされることと関連づけられ、風邪の発症は衣服、足、髪が濡れていることに直接起因するという一般的な言い伝えがあります。過去300…
01_ワクチン vaccine

COVID-19に対する二価オミクロン含有ブースターワクチンの有効性はどのくらい?(非盲検・非ランダム化試験; N Engl J Med. 2022)

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-CoV-2)ワクチンは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して安全かつ有効であることが確認されました。コロナウイルス有効性試験(COVE)において、mRNA-1273ワクチン(Moderna, モデルナ社製)は、100μgプライマリー…
02_循環器系

アピキサバン、リバーロキサバン、ダビガトランを使用中の心房細動患者におけるフルコナゾール全身投与の影響は?(クロスオーバー試験; Am J Med. 2022)

DOACにフルコナゾールを併用すると出血リスクは増加するのか? アゾール系抗真菌剤の全身投与は、非ビタミンK拮抗型経口抗凝固薬(NOAC、DOAC)投与中の患者において出血のリスクを高めるとされており(PMID: 29562325)...
01_ワクチン vaccine

COVID-19ワクチン接種をためらう妊婦は多い?(SR&MA; BMJ Open. 2022)

急性呼吸器感染症であるCOVID-19は世界中に広がり、世界的な公衆衛生上の一大イベントとして知られるようになりました。2019年12月、中国の武漢で新型コロナウイルスが表面化し、その後も近隣諸国に広がり、パンデミックとなりました。それ以降、世界中で幅広い年齢層の人々の間で大規模な流行を引き起こす…
09_感染症

75歳未満の成人におけるCOVID-19ワクチン接種後の心筋梗塞、脳卒中、肺塞栓症のリスクはどのくらい?(自己症例対照研究; Ann Intern Med. 2022)

BNT162b2(ファイザー・ビオンテック社製)ワクチンは、75歳以上の高齢者において、重篤な心血管イベント(心筋梗塞、肺塞栓、脳卒中など)のリスクに関して、安全であることが示されています。しかし、他のCOVID-19ワクチンの安全性や若年層における転帰についてはあまり知られていません。そこで今回…
01_中枢神経系

COVID-19関連咳嗽に対するガバペンチンおよびガバペンチン+モンテルカスト vs. デキストロメトルファン(Open-RCT; Clin Respir J. 2022)

咳が慢性化すると咳嗽反射の感度が増し、カプサイシンのような咳嗽刺激物質に対する過敏性が生じることが報告されています。一方で、慢性咳嗽患者には、咳嗽刺激物質ではないものに起因する咳も認められ、中枢神経の咳嗽反射亢進が形成されていること(中枢性感作)も報告されています。中枢性感作の関与が知られている疾…
09_感染症

COVID-19入院患者に対するエンソビベップの有効性と安全性は?(DB-RCT; ACTIV-3/TICO試験; Ann Intern Med. 2022)

人類は、SARS-CoV-2による感染症(COVID-19)の脅威にさらされています。Afterコロナ、withコロナ時代と呼ばれる2022年において、依然として感染症治療薬の開発が求められています。Ensovibep(MP0420, エンソビベプ, エンソビベップ)は、SARS-CoV-2感染症…
01_ワクチン vaccine

医療従事者におけるCOVID-19ワクチン4回目接種の効果はどのくらい?(コホート研究; JAMA 2022)

2021年12月、イスラエルで第5次COVID-19流行が始まり、ほとんどがオミクロン変異株によって引き起こされ、ワクチン未接種者とワクチン接種者が影響を受けました。ほとんどの医療従事者を含むイスラエルの成人の90%が、2021年9月までBNT162b2ワクチンの3回接種を受けました。3回目の接種…
09_感染症

オミクロン変異株 BA.2.12.1, BA.4, BA.5に対する抗体薬および抗ウイルス薬の有効性はどのくらい?(in vitro; N Engl J Med. 2022)

2022年6月現在、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-CoV-2)のB.1.1.529(オミクロン)亜型は、5つの異なる亜系統に分類されています。BA.1、BA.2、BA.3、BA.4、BA.5。しかし、BA.2.12.1(BA.2の亜種)、BA.4、BA.5の流行は、世界のいくつ…
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