02_循環器系 ラーメン摂取頻度と死亡リスクの関連 ― 山形コホート研究からの知見(コホート研究; J Nutr Health Aging. 2025) 日本ではラーメンが国民食の一つとして広く親しまれていますが、その高い塩分・脂質含有量から心血管疾患やがんとの関連が懸念されています。そこで今回は、日本の地域(山形県)住民を対象にラーメン摂取頻度と死亡リスクの関連を検討したコホート研究の結… 2025.08.31 02_循環器系食事
02_循環器系 心房細動関連心筋症における左室機能回復後の心不全治療は必要か?(クロスオーバーRCT; Eur Heart J. 2025) 心房細動により左室収縮不全をきたす心房細動関連心筋症(AFCM)は、リズムコントロールにより可逆的に改善することが知られています。しかし、左室駆出率(LVEF)が正常化した後も、心不全薬物療法を継続すべきかどうかについては明確なエビデンス… 2025.08.29 02_循環器系
02_循環器系 降圧薬は朝か夜か?―就寝前投与と朝投与の比較(SR&MA; Can J Cardiol. 2025) 高血圧治療において「降圧薬を朝に飲むか、夜に飲むか」という投与タイミングの問題は長年議論されています。過去の一部の研究では、夜間投与(bedtime dosing)が心血管イベントを減らす可能性が示唆されましたが、その再現性には疑問が残っ… 2025.08.25 02_循環器系
02_循環器系 透析患者にスタチンは有効か?ASCVD合併例を対象としたメタ解析の結果(SR&MA; Am J Cardiol. 2025) 透析患者においてもスタチンは有効なのか?スタチンは動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)の二次予防における標準治療として位置づけられています。しかし、透析導入患者ではスタチンの有効性が明確でないことから、現在の国際的なガイドラインでは一律の使用... 2025.08.23 02_循環器系05_内分泌代謝系
02_循環器系 集中降圧目標(収縮期血圧120mmHg未満)は費用対効果に優れるのか?(マイクロシュミレーションモデル; Ann Intern Med. 2025) 降圧治療の大規模臨床試験(SPRINT試験など)では、収縮期血圧(SBP)の目標を120mmHg未満とする集中的な降圧管理が、140mmHg未満の従来目標に比べて有効であることが示されています。さらに経済評価では、120mmHg未満を目指… 2025.08.21 02_循環器系費用対効果分析
02_循環器系 ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物(SZC)は心不全患者のスピロノラクトン使用最適化に有用か?(DB-RCT; REALIZE-K試験; J Am Coll Cardiol. 2025) 心不全(特に左室駆出率が低下した心不全:HFrEF)において、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRA) は予後改善効果が確立しています。しかし実臨床では「高カリウム血症」が主な理由となり、MRAが十分に使用されていない現状があります。そ… 2025.08.20 02_循環器系07_腎・泌尿器系
02_循環器系 高齢者高血圧における血圧管理目標は130mmHg未満を目指すべきか?(RCTのメタ解析; Hypertens Res. 2025) 高齢者の高血圧管理において「血圧をどこまで下げるべきか」は、長年議論されてきたテーマです。従来、日本高血圧学会のガイドライン(2019年版)では、75歳以上の推奨目標は収縮期血圧(SBP)140mmHg未満とされていました。しかし、その後… 2025.08.18 02_循環器系12_血液・造血器系
02_循環器系 セマグルチドはT2D高リスク患者における心血管・腎アウトカムを改善する(SUSTAIN6/PIONEER6統合解析; 心血管・腎アウトカムに対するセマグルチドの効果は?GLP-1受容体作動薬セマグルチドは、2型糖尿病(T2D)の血糖コントロールだけでなく、心血管や腎への保護効果も示唆されています。今回ご紹介するのは、SUSTAIN 6試験(注射剤)とPIO... 2025.08.16 02_循環器系05_内分泌代謝系
02_循環器系 抗血小板薬の「減量」は性別で効果が違う?―PCI後DAPTのデエスカレーション戦略(RCTのメタ解析; Eur Heart J. 2025) 経皮的冠動脈インターベンション(PCI)後の二重抗血小板療法(DAPT)は、虚血イベント予防に有効ですが、出血リスクの増加が問題となります。そのため、DAPTの「デエスカレーション(軽減・中止)」戦略が模索されています。今回ご紹介するメタ… 2025.08.02 02_循環器系12_血液・造血器系
02_循環器系 脳梗塞後のDOACは4日以内に始めた方がよい?(RCTのメタ解析; CATALYST試験; Lancet. 2025) 心原性脳梗塞の原因として最も多い心房細動(AF)。その再発予防には直接経口抗凝固薬(DOAC)が有効ですが、「いつから開始すべきか」というタイミングは長らく議論の対象でした。今回ご紹介する研究は、4件のRCTを統合した個別患者データ(IP… 2025.07.26 02_循環器系
02_循環器系 「週末だけ運動」でも効果あり?―糖尿病患者における身体活動パターンと死亡リスクの関連(前向きコホート研究; Ann Intern Med. 2025) 忙しくて運動する時間が取れない、でも週末にはしっかり運動している――いわゆる“ウィークエンド・ウォリアー(週末戦士)”と呼ばれる運動スタイルが、糖尿病患者にとっても有効かどうかは、これまで明確なエビデンスがありませんでした。今回ご紹介する… 2025.07.25 02_循環器系運動・身体活動
02_循環器系 降圧薬の開始は早いほうが良い?年齢別に見た開始時期と心血管イベントリスクの関係(データベース研究; Hypertens Res. 2025) 高血圧は心血管疾患の主要なリスク因子として知られていますが「いつから治療を始めるか」が予後にどの程度影響するのかは明確ではありません。今回ご紹介するのは、日本の大規模保険データベースを用いて、降圧薬の開始時期と心血管イベント・死亡リスクと… 2025.07.21 02_循環器系
02_循環器系 降圧薬は朝か夜か?就寝前内服による夜間血圧コントロールの効果を検証したRCT(Open-RCT; OMAN試験; JAMA Netw Open. 2025) はじめに:この論文でわかること高血圧の管理において、夜間の血圧コントロールは心血管イベント予防の鍵とされています。しかし、降圧薬をいつ内服するのが効果的なのか(chronotherapy)は、いまだ議論のあるテーマです。今回ご紹介するのは、... 2025.07.16 02_循環器系
02_循環器系 心房細動アブレーションは「脳卒中・死亡・心不全再入院」リスクを下げるのか?(SR&MA; Ann Intern Med. 2025) 心房細動(AF)は、脳梗塞や心不全の発症リスクを高める不整脈の一つです。薬物療法が基本ですが、根治的な治療としてカテーテルアブレーション(CA)も選択されるようになっています。これまでアブレーションは心電図上の洞調律回復という電気的アウト… 2025.07.11 02_循環器系
02_循環器系 脳出血における血圧管理は早期開始がカギ?(メタ解析; INTERACT試験群の統合解析; Lancet Neurol. 2025) 脳出血(ICH:intracerebral hemorrhage)は、急性期における迅速な治療介入が予後を左右します。特に血圧管理は重要ですが、「どの程度早く」、「どの程度下げるべきか」については議論が続いていました。今回ご紹介するのは、… 2025.07.10 02_循環器系
01_中枢神経系 週末の「寝だめ」が心臓や代謝の病気を防ぐ?|睡眠不足と多疾患リスクとの関係に注目 ◆ はじめに:「寝不足は万病のもと」って本当?現代人の多くが抱える「平日の睡眠不足」。その影響を和らげるため、週末にまとめて眠る「週末の寝だめ(Weekend Catch-Up Sleep: WCS)」をしている方も多いのではないでしょうか... 2025.07.04 01_中枢神経系02_循環器系未分類
02_循環器系 心筋梗塞後の便秘が心不全による再入院リスクを高める?(後ろ向きコホート研究; BMC Cardiovasc Disord. 2025) 心筋梗塞(MI)後の患者ケアでは、心機能や再梗塞予防に注目が集まりますが、「便秘」の存在が予後に影響する可能性があることをご存知でしょうか?今回ご紹介するのは、心筋梗塞後の患者における便秘と心不全による再入院の関連性を後ろ向きに検討し、退… 2025.07.03 02_循環器系04_消化器系
02_循環器系 LDLコレステロールを効果的に下げる新選択肢?(DB-RCT; VICTORION-Mono試験; J Am Coll Cardiol. 2025) これまで高コレステロール血症の治療といえば「スタチン」が中心でした。しかし、近年注目されているのが、Proprotein Convertase Subtilisin/Kexin type 9(PCSK9)を標的としたRNA干渉療法「インク… 2025.07.02 02_循環器系
02_循環器系 糖尿病の高血圧対策に「減塩+食事改善」が有効?(クロスオーバーRCT; DASH4D試験; JAMA Intern Med. 2025) 2型糖尿病を抱える方の多くが、同時に高血圧を発症しています。これは心筋梗塞や脳卒中といった重大な心血管イベントのリスクを大きく高めるため、血圧管理が極めて重要です。しかし、体重減少を伴わない純粋な食事介入のみでの血圧改善効果については、こ… 2025.06.30 02_循環器系05_内分泌代謝系食事
02_循環器系 DOAC服用中の消化管出血、その30日死亡率は?(SR&MA; Thromb Res. 2025) 直接経口抗凝固薬(DOAC)は、静脈血栓塞栓症(VTE)や心房細動(AF)の治療に広く使用されており、その利便性や安全性から臨床現場での使用が急速に拡大しています。しかしながら、消化管出血(GI bleeding)という重篤な出血イベント‥ 2025.06.24 02_循環器系