新型コロナウイルス感染症の特徴は?(SR&MA; Medicine & Pharmacology 2020)

Clinical, Laboratory and Imaging Features of COVID-19: A Systematic Review and Meta-analysis

Alfonso J. Rodriguez-Morales et al.

medicine & pharmacology 2020

doi: 10.20944/preprints202002.0378.v1

PMID: 未(プレプリントのためpeer reviewされていない)

背景

2019年12月に中国でコロナウイルス病2019(COVID-19)の流行が始まり、主な懸念を引き起こしている。

提起された臨床疑問の中で。いくつかの観察研究において、臨床、実験室、および画像の特徴が部分的に特徴付けられている。

本問題に関する体系的なレビューは発表されていない。

方法

3つのデータベースを使用して、メタ分析による文献の体系的レビューを行い、COVID-19の確認された症例の臨床、検査室、画像の特徴、および結果を評価した。 すべての観察研究、および症例報告も含まれている。症例報告は個別に分析された。

プールされた有病率と95%CIを計算するために、変量効果モデルのメタ分析を実行した。 コクランのQ統計量、I2インデックス、τ2検定などの不均一性の測定値を推定して報告した。

結果

・660件の文献が取得された。 アブストラクトとタイトルによるスクリーニングの後、全文評価のために文献27件が選択された。そのうち、19件は最終的に定性的および定量的分析に含まれた。さらに、39件の症例報告記事が含まれ、個別に分析された。

・患者656人では、発熱(88.7%、95%CI 84.5-92.9%)、咳(57.6%、40.8-74.4%)および呼吸困難(45.6%、10.9-80.4%)が最も一般的な臨床症状だった。

・患者のうち、20.3%(95%CI 10.0-30.6%)がICUを必要とし、32.8%がARDS(95%CI 13.7-51.8)を示し、6.2%(95%CI 3.1-9.3)がショック、13.9%(95% CI 6.2-21.5%)が致命的アウトカムだった。

結果の議論

COVID-19は、特に併存疾患のある患者でかなりの妥協を引き起こす新しい臨床感染症であり、少なくとも5分の1でICUを必要とし、時には致命的な転機をもたらす。

重度および致命的な関連疾患の病因を媒介する可能性のある要因を解明するには、追加の研究が必要である。

コメント

アブストのみ。アブストからだけでは分からないが、ピアレビューを受けていない論文であるため、内的妥当性は低い可能性がある。

さて、COVID-19の一般的な臨床症状は、①発熱88.7%、②咳57.6%、③呼吸困難45.6%だった。

ここまでは今までの報告と変わらない。気になったのは、ICUを必要とする患者が20.3%、ARDSが32.8%、ショック状態が6.2%、致死的アウトカムが13.9%というところ。なかなかシビアな状態になるリスクが高そう。もちろん基礎疾患によるため、層別解析であっても患者背景を揃えて患者背景毎にアウトカムを把握したいところ。

✅まとめ✅ COVID-19で一般的にみられる症状は発熱、咳、呼吸困難

✅まとめ✅ 患者によっては重篤化しやすく致死的なアウトカムも報告された

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