05_内分泌代謝系 2型糖尿病の血糖コントロール、体重、脂質プロファイルに対するGLP-1受容体作動薬の比較有効性(SR&NWM; BMJ. 2024) GLP-1受容体作動薬の中で優れているものはどれか?成人2型糖尿病患者において、血糖コントロール、体重、脂質プロファイルに対するグルカゴン様ペプチド-1受容体作動薬(GLP-1RA)の有効性と安全性については、充分に比較検討されていませんそ... 2024.08.26 05_内分泌代謝系
01_ワクチン vaccine コロナ後遺症(long-COVID)発症後に対するワクチン接種の有効性は?(前向きコホート研究; Int J Infect Dis. 2023) ワクチン接種はCOVID-19の重篤な症状を予防することが多くの研究結果から示されています。COVID-19罹患後状態(PCC)またはlong-COVIDの患者については、COVID-19ワクチン接種が症状の進展、免疫応答、ウイルスの持続… 2024.08.25 01_ワクチン vaccine09_感染症
12_血液・造血器系 孤立性下肢表在静脈血栓症の治療に対する抗凝固薬の効果どのくらい?(RCTのベイジアンネットワークメタ解析; Thromb Res. 2024) 孤立性表在静脈血栓症(isolated superficial vein thrombosis、iSVT)は、体内の他の血管や深部静脈に影響を及ぼさない、限局した表在静脈に発生する血栓症を指します。通常、表在静脈血栓症は、深部静脈血栓症(… 2024.08.24 12_血液・造血器系
未分類 スタチン系薬剤は中止したほうが良い?それとも継続した方が良い?(系統的レビュー; J Am Geriatr Soc. 2024) 臨床医と患者はしばしばスタチンを継続するか中止するか決断する場面に直面します。しかし、将来のリスクを的確に評価することは困難です。そこで今回は、スタチンの中止が臨床転帰(全死亡、心血管[CV]死亡、CVイベント、QOL)に及ぼす影響を継続… 2024.08.23 未分類
01_中枢神経系 高齢者の転倒と傷害を予防するための中枢神経系作用薬の減量は有効ですか?(クラスターRCT; JAMA Netw Open. 2024) 有害な健康転帰の一因となる高リスクの薬剤が高齢者に処方されることは多いことが報告されています。非処方介入はこれらの薬剤の使用を減少させますが、研究はしばしば患者に関連する健康転帰に対する効果を検討するようにはデザインされていません。そこで… 2024.08.22 01_中枢神経系
04_消化器系 血液透析患者におけるプロトンポンプ阻害薬と赤血球造血刺激因子製剤の低反応性との関連性は?(J-DOPPS横断研究; Am J Nephrol. 2024) ESA低反応性に関連する因子の一つにPPI使用?赤血球造血刺激因子(ESA)に対する反応性低下は透析患者における重要な問題です。ESAの使用用量が増加すると、高血圧症や血栓塞栓症、赤芽球癆の発生リスク増加が懸念されます。プロトンポンプ阻害薬... 2024.08.21 04_消化器系
01_ワクチン vaccine SARS-CoV-2感染後の糖尿病発症率とCOVID-19ワクチン接種の意義は?(後向きコホート研究; Lancet Diabetes Endocrinol. 2024) COVID-19後の2型糖尿病の発症リスクはワクチン接種でリスク低減できるのか?COVID-19の診断後に2型糖尿病の発症率が増加することを示した研究もありますが、決定的な証拠ではありません。また、この関連に対するCOVID-19ワクチンの... 2024.08.20 01_ワクチン vaccine09_感染症
03_呼吸器系 成人気管支拡張症に対する吸入抗生物質の有効性と安全性(メタ解析; Chest. 2024) 気管支拡張症患者の治療において、吸入抗生物質は国際的な気管支拡張症ガイドラインで条件付きで推奨されていますが、個々の研究の結果は一貫していません。以前のメタ解析では、気管支拡張症における吸入抗生物質の有効性と安全性に関して有望な結果が示さ… 2024.08.19 03_呼吸器系
08_炎症・免疫・アレルギー系 中等度から重度のアトピー性皮膚炎を有する青年および成人患者を対象としたネモリズマブと外用併用療法の効果はどのくらい?(DB-RCT; ARCADIA試験; Lancet. 2024) インターロイキン(IL)-31受容体サブユニットα拮抗薬であるネモリズマブは、アトピー性皮膚炎におけるIL-31経路を阻害することでかゆみと皮膚炎症を鎮めます。今回ご紹介するのは、アトピー性皮膚炎におけるネモリズマブの有効性と安全性を評価… 2024.08.18 08_炎症・免疫・アレルギー系
02_循環器系 肥満関連駆出率維持心不全におけるセマグルチドと利尿薬の使用が患者転帰に及ぼす影響は?(2試験の併合解析; Eur Heart J. 2024) セマグルチド使用において、利尿薬の使用量で患者転帰は変化するのか?STEP-HFpEF試験プログラムにおいて、肥満に関連する駆出率維持心不全(HFpEF)患者でセマグルチドによる治療が複数の有益な効果をもたらしました。一方、この有効性はベー... 2024.08.17 02_循環器系05_内分泌代謝系
01_中枢神経系 いびきと認知症リスクとの関連性はどのくらい?(前向きコホートおよびメンデルランダム化研究; Sleep. 2024) いびきは年齢や体格指数(BMI)とともに増加し、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)や心代謝性疾患と関連することが多いことが知られています。しかし、いびきと認知症との関連性に関する研究エビデンスは乏しく、議論の余地があります。メンデルランダ… 2024.08.16 01_中枢神経系
05_内分泌代謝系 2型糖尿病患者におけるセマグルチドとタバコ使用障害との関連性はどのくらい?(標的試験エミュレーション研究; Ann Intern Med. 2024) グルカゴン様ペプチド受容体作動薬(GLP-1RA)の2型糖尿病(T2DM)および肥満治療薬であるセマグルチド(semaglutide)を投与された患者において、喫煙欲求が減少したという報告があり、タバコ使用障害(tobacco use d… 2024.08.15 05_内分泌代謝系
00_その他 カフェインとアデノシンを含むシャンプーの抗脱毛効果はどのくらい?(介入研究; J Cosmet Dermatol. 2024) 抜け毛は、多くの人に影響を及ぼす広範な健康問題であり、加齢、睡眠不足、ストレス、内分泌系の問題などと関連しています。カフェインは、特に摂取後に様々な薬理作用を発揮します。カフェインによるホスホジエステラーゼの阻害は、細胞内のcAMP濃度を… 2024.08.14 00_その他
未分類 ジペプチジルペプチダーゼ-4阻害薬使用者と非使用者の腎予後の比較(日本のデータベース研究; Diabetes Obes Metab. 2024) ジペプチジルペプチダーゼ-4阻害薬(DPP-4is)は、日本では2型糖尿病患者の第一選択薬として広く処方されており、その使用率はアジア人の高い血糖降下作用により60%を超えています(PMID: 34309213)。しかし、DPP-4isに… 2024.08.13 未分類
11_皮膚・骨格筋系 変形性膝関節症に対するメトトレキサート経口投与による疼痛軽減効果は?(RCT; Ann Intern Med. 2024) 変形性関節症(OA)の治療法は限られています。これまでの小規模な研究から、抗リウマチ薬であるメトトレキサートがOA疼痛の治療薬となりうる可能性が示唆されていますが、実臨床における検証は充分ではありません。そこで今回は、膝関節OA(KOA)… 2024.08.12 11_皮膚・骨格筋系
11_皮膚・骨格筋系 蕁麻疹治療における抗ヒスタミン薬へのロイコトリエン受容体拮抗薬の追加は有効ですか?(RCTのメタ解析; J Allergy Clin Immunol. 2024) 蕁麻疹(じんましん、かゆみ、血管浮腫)の治療において、H1抗ヒスタミン薬(AH)に抗ロイコトリエン薬を追加することの有益性と有害性は、依然として不明です。そこで今回は、急性および慢性の蕁麻疹に対する抗ロイコトリエン薬とAHの併用療法とAH… 2024.08.11 11_皮膚・骨格筋系
00_その他 血液分布異常性ショック治療におけるアンギオテンシンIIの有効性は?(SR&MA; Shock. 2024) ノルエピネフリン不応性ショックのレスキュー療法として非ノルエピネフリン系昇圧薬が使用されるようになってきているが、その有効性に関するデータは限られています。そこで今回は、血液分布異常性ショック(distributive shock)におけ… 2024.08.10 00_その他01_中枢神経系
02_循環器系 軽症慢性高血圧の妊婦におけるニフェジピンとラベタロールの安全性比較(RCTの事後解析; CHAP試験; Obstet Gynecol. 2024) 妊婦そして新生児において、降圧薬による安全性評価のデータは限られています。そこで今回は、ランダム化比較試験CHAP(Chronic Hypertension in Pregnancy)試験参加者において、使用した降圧薬の種類別に母体および… 2024.08.09 02_循環器系20_妊婦
02_循環器系 ポリファーマシーが心不全患者の3年死亡率に及ぼす影響は?(単施設の後向き研究; J Pharm Health Care Sci. 2024) ガイドラインに沿った薬物療法(GDMT)は心不全管理において重要ですが、ポリファーマシー自体が心不全に影響を与える可能性があります。ポリファーマシーに対する対策は必要ですが、一方的な薬剤漸減(漸減すべき薬剤を含む)に関する現在の議論は不充… 2024.08.08 02_循環器系
05_内分泌代謝系 2型糖尿病における週1回投与イコデックと1日投与インスリンアナログ製剤との比較(メタ解析; ONWARDS試験; Diabetes Obes Metab. 2024) 2型糖尿病(T2D)患者の多くは、長期にわたってインスリンを必要とします。基礎インスリン治療を開始し、適切に漸増すれば血糖値を下げるのに有効ですが、基礎インスリン治療には低血糖に陥るリスクが内在しています。そのため、インスリンによる糖尿病… 2024.08.07 05_内分泌代謝系