05_内分泌代謝系

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01_中枢神経系

2型糖尿病患者におけるメトホルミン使用と認知症リスクとの関連性は?(SR&MA; Diabetes Obes Metab. 2025)

2型糖尿病(T2DM)におけるメトホルミン使用と認知症リスクとの関連については議論が続いています。そこで今回は、T2DM患者におけるメトホルミン治療が認知症に及ぼす影響を評価するために行われたシステマティックレビュー・メタ解析の結果をご紹…
05_内分泌代謝系

心筋梗塞患者におけるNa-グルコース共輸送体-2阻害薬の効果はどのくらい?(系統的レビューとメタ解析; Diabetes Obes Metab. 2024)

ナトリウム-グルコース共輸送体-2(SGLT2)阻害薬は、心不全(HF)、2型糖尿病(T2DM)、慢性腎臓病(CKD)の患者において心血管系の転帰を改善することが知られています。しかし、心筋梗塞(MI)後の有効性については不明な点が多く、…
02_循環器系

腎臓および心血管疾患の転帰に対するGLP-1受容体作動薬の効果は?(RCTのメタ解析; Lancet Diabetes Endocrinol. 2024)

GLP-1受容体作動薬は主要有害心血管イベント(MACE)のリスクを低下させ、腎臓にも有益であることが報告されています。しかし、GLP-1受容体作動薬が臨床的に重要な腎臓の転帰を改善するかどうかは不明です。そこで今回は、腎臓および心血管疾…
02_循環器系

心血管疾患または腎疾患におけるSGLT2阻害薬と新規発症糖尿病との関連性(メタ解析; Eur Heart J. 2024)

SGLT2阻害薬ダパグリフロジンは糖尿病の新規発症を抑制できるのか?心不全(HF)、その他の心血管疾患、腎疾患を有する患者は、糖尿病の発症や健康への悪影響のリスクが高いことが報告されています。そのため、これらの患者では糖尿病の予防または遅延...
01_中枢神経系

ナトリウム-グルコース共輸送体-2阻害薬、デュラグルチド、および認知症リスクとの関連性は?(標的試験模倣研究; Ann Intern Med. 2024)

ナトリウム-グルコース共輸送体-2(SGLT2)阻害薬とグルカゴン様ペプチド-1受容体作動薬(GLP-1 RA)はともに2型糖尿病(T2D)患者において神経保護作用を有する可能性があります。しかし、認知症予防におけるこれらの薬剤の有効性の…
05_内分泌代謝系

高齢者における血糖降下薬は何が良いのか?(RCTのネットワークメタ解析; Age Ageing. 2024)

2型糖尿病(T2DM)への罹患は高齢者においてますます増加しています。血糖コントロールのために糖尿病治療薬が多く上市され臨床で使用されていますが、それぞれのリスクベネフィットについては充分に比較検証されていません。そこで今回は、この特定の…
02_循環器系

一次予防における目標達成および主要有害心血管イベントの予測因子としての脂質低下療法の強度とアドヒアランスとの関連性は?(観察研究; Am Heart J. 2024)

日常診療における動脈硬化性心血管病(ASCVD)の一次予防のための脂質低下療法(LLT)の有効性は、治療強度とアドヒアランスに左右される可能性があるものの、充分に検証されていません。そこで今回は、2017~2021年にスウェーデンのストッ…
05_内分泌代謝系

血漿オメガ-6およびオメガ-3脂肪酸と全がん及び19の部位特異的がんとの関連性は?(集団ベースのコホート研究; Int J Cancer. 2024)

多価不飽和脂肪酸(polyunsaturated fatty acids, PUFA)とがん罹患率との関連に関するこれまでの疫学研究には一貫性がなく、リスクを低減する場合とリスクを増加させる場合ともに報告されています。そこで今回は、血漿中…
02_循環器系

2型糖尿病で肥満度が低~正常の患者におけるSGLT2阻害薬と心血管イベントとの関連性は?(標的試験模倣研究; Cardiovasc Diabetol. 2024)

2型糖尿病に対するNa-グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害薬に関する主要なランダム化比較試験において、BMI(body mass index;体重25.0kg/m2未満)が正常から低値の患者の割合が低いことが知られています。しかし、日…
02_循環器系

2型糖尿病患者における厳格な血圧コントロールは有効か?(RCT; BPROAD試験; N Engl J Med. 2024)

2型糖尿病患者における血圧のコントロール目標値は?高血圧や2型糖尿病は合併しやすく、心血管イベントの発症リスクが高いことから、患者予後を悪化させます。しかし、2型糖尿病患者における収縮期血圧コントロールの有効な目標値は不明です。そこで今回は...
02_循環器系

駆出率が維持された心不全と肥満に対するチルゼパチドの効果は?(DB-RCT; SUMMIT試験; N Engl J Med. 2024)

肥満は駆出率が維持された心不全のリスクを増加させることが知られています。グルコース依存性インスリン分泌促進ポリペプチドおよびグルカゴン様ペプチド-1受容体(GIP/GLP-1)の長時間作用型アゴニストであるチルゼパチドはかなりの体重減少を…
02_循環器系

2型糖尿病患者の心血管イベントのリスクにおけるSGLT2阻害薬の効果は?(後向きコホート研究; JAMA Netw Open. 2024)

心血管イベントの1次予防・2次予防におけるSGLT2阻害薬の有効性糖尿病は様々な合併症を引き起こし、大血管障害の一つとして心血管イベントがあげられます。心血管疾患(CVD)は2型糖尿病(T2D)の進行中に再発する可能性がありますが、ナトリウ...
05_内分泌代謝系

6~12歳未満の肥満小児に対するリラグルチドの効果は?(RCT; SCALE Kids試験; N Engl J Med. 2024)

2024年10月現在、12歳未満の小児の非単発性、非シンドローム性肥満の治療薬として承認されている薬剤はありません。リラグルチドの使用は成人および青年の肥満症において体重減少を誘導することが示されていますが、小児における安全性と有効性は確…
05_内分泌代謝系

2型糖尿病の心血管アウトカムに対するセマグルチドの効果は慢性腎臓病の重症度により異なりますか?(RCTの事後解析; FLOW試験; Eur Heart J. 2024)

FLOW試験において、セマグルチドは2型糖尿病(T2D)と慢性腎臓病(CKD)を有する参加者において、腎臓および心血管(CV)の転帰と死亡のリスクを減少させました。しかし、CKD重症度別のセマグルチド評価は充分に行われていません。そこで今…
05_内分泌代謝系

最近心不全増悪を経験した患者におけるフィネレノンの効果は?(DB-RCTの二次解析; FINEARTS-HF試験; J Am Coll Cardiol. 2024)

心不全(HF)を有し、最近心不全増悪(worsening heart failure, WHF)イベントを起こした患者は、駆出率にかかわらず、入院と死亡の再発リスクが高いことが知られています。しかし、これらの背景を有する患者におけるフィネ…
05_内分泌代謝系

座位時間を減らすと腰痛は減らせるのか?(RCTの二次解析; BMJ Open. 2024)

座位行動は、腰痛緩和のためのもっとも妥当な介入対象です。しかし、その効果検証は充分に行われていません。そこで今回は、6ヵ月間の座位行動削減介入が、腰痛と関連障害のアウトカム、および傍脊柱筋(すなわち、脊柱起立筋と横脊柱筋)のインスリン感受…
05_内分泌代謝系

変形性膝関節症および2型糖尿病患者におけるトリアムシノロンアセトニドの徐放製剤と即時放出製剤の比較(事後解析; J Arthroplasty. 2024)

関節内コルチコステロイド注射は高血糖(グルコース値 180mg/dL以上)を引き起こす可能性があります。変形性膝関節症および2型糖尿病を有する患者33例を対象とした第2相試験において、トリアムシノロンアセトニド徐放製剤(, TA-ER)は…
02_循環器系

2型糖尿病患者におけるGLP-1受容体作動薬とSGLT2阻害薬の有効性と安全性に対する虚弱(フレイル)の影響(後向き全国縦断研究; Lancet Healthy Longev. 2024)

GLP-1受容体作動薬とSGLT2阻害薬はランダム化比較試験の結果に基づいて2型糖尿病患者に使用されるようになってきていますが、実臨床において虚弱が臨床転帰に影響を及ぼすかどうかについてはほとんど知られていません。そこで今回は、2型糖尿病…
02_循環器系

慢性腎臓病を有する糖尿病患者の心不全アウトカムに対するセマグルチドの効果は?(RCTの事後解析; FLOW試験; J Am Coll Cardiol. 2024)

2型糖尿病(T2D)と慢性腎臓病(CKD)を有する患者は、心不全(HF)と心血管疾患(CV)による早期死亡のリスクが高いことが報告されています。2型糖尿病と慢性腎臓病の患者を対象としたFLOW試験(Research Study To Se…
02_循環器系

治療中の成人2型糖尿病患者におけるエンパグリフロジンとダパグリフロジンの心血管効果の比較(標的試験のエミュレーション; Circulation. 2024)

エンパグリフロジンとダパグリフロジンは心血管リスクの高い2型糖尿病患者において心血管への有用性が証明されています。しかし、2剤間の比較有効性は不明です。そこで今回は、2型糖尿病患者に対するエンパグリフロジンとダパグリフロジンの有効性につい…
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