それは、いつも突然はじまる
こんな感じではじまる企画、毎回ワクワクしています。それでは、早速本題に行きましょう!
オススメの書籍① “臨床推論”
近年、タスクシフティングが求められている昨今。
薬局にフラッと訪れた患者さんに対して、一般用医薬品(OTC)を案内するのか、受診勧奨するのか、はたまた経過観察するのか、判断するための一助として本書が役立つと思います。
難点はページ数と文字が小さいこと。端から端まで読むのはオススメしません。各章のポイントを掴んだ方が良いと思います。
オススメの書籍② “ハートドリブン”
合言葉は “不合理の合理” です。管理薬剤師など、いわゆる責任ある立場になったときに役立ちます。2019年発売というしばりがなければアルフレッド・アドラーの “嫌われる勇気” もあわせてオススメしたいところ。
本書の特徴は、企業の社長として直走ってきた塩田社長の半生を描いた物語です。それでいてただの自叙伝ではなく、社長という立場が作り出している檻を抜け出す方法、また檻を作って構えずとも企業理念を貫き、売上も上げられるという指南書に近いようにかんじました。
立場に囚われ苦しんでいる方、これから責任ある立場になる方は一度読んでみると良いと思います。
オススメの書籍③ “FACTFULNESS(ファクトフルネス) “
思い込みを捨て、前提を疑い、事実を正確に捉えるための本です。
普段ヒトが如何に思い込みに囚われているのかについて向き合うことが出来ます。やや過剰な表現でヒトと “サル” を比べているのがユニークだと思いました。
メタ認知することにも繋がると思います。薬剤師といわず全人類にオススメしたい。
まとめ
2019年に発売されたオススメ3冊を紹介しました。
来年読む本は、すでに何冊か決まっているので楽しみ。
また機会があればご紹介したいと思います。
キーワード
#読めよ薬剤師2019
#猫薬プロジェクト3rd〜論文情報の活用〜
コメント
[…] https://pharmacyebmrozero.com/2019/12/30/%e3%80%90%e8%aa%ad%e3%82%81%e3%82%88%e8%96%ac%e5%89%a4%e5%b… カンファレンスで学ぶ 薬学管理に生かす 臨床推論 […]