2025-01

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03_呼吸器系

成人喘息増悪時の高用量コルチコステロイド噴霧療法は有効ですか?(RCT; Emerg Med J. 2024)

成人の喘息増悪における高用量吸入コルチコステロイド(HDICS)に関するエビデンスは不充分です。そこで今回は、救急診療科(ED)で急性喘息増悪を来した成人患者を対象に、アドオン療法としてのHDICSの治療成績を標準治療の成績と比較したラン…
09_感染症

COVID-19で入院した患者における抗凝固療法の効果は?(SR&MA; Ann Intern Med. 2024)

COVID-19で入院した患者における高用量抗凝固療法を評価した臨床試験の結果は一貫していません。そこで今回は、高用量抗凝固療法と低用量抗凝固療法の臨床転帰との関連を推定することを目的に実施されたシステマティックレビュー・メタ解析の結果を…
02_循環器系

透析患者におけるデノスマブと経口ビスホスホネート製剤の心血管安全性と骨折予防効果の比較(標的試験模倣研究; Ann Intern Med. 2025)

透析患者は骨折罹患率が高いが、骨粗鬆症に対する最適な管理戦略に関するエビデンスは不充分です。そこで今回は、透析依存患者におけるデノスマブと経口ビスホスホネート製剤との比較による心血管イベントリスクと骨折予防効果を明らかにすることを目的に実…
01_ワクチン vaccine

遺伝子組換え帯状疱疹ワクチンと認知症リスクとの関連性は?(後向きコホート研究; Vaccine. 2024)

認知症は、実行機能、知覚・運動能力、社会的認知などの認知領域の低下を特徴とする神経認知障害であり、世界中で5,500万人以上の罹患、年間1,000万人が新たに認知症と診断されています。発症後の認知症の影響を逆転させる確立された治療法はあり…
09_感染症

インフルエンザ治療におけるラニナミビル vs. オセルタミビル(DB-RCT; MARVEL試験; Clin Infect Dis. 2010)

非臨床試験において、長時間作用型ノイラミニダーゼ阻害剤であるラニナミビルオクタン酸塩のインフルエンザ感染症に対する単回投与が有効であることが証明されています。しかし、実臨床における効果検証は限られています。そこで今回は、成人インフルエンザ…
00_その他

オンライン医療情報データベースの投稿者による潜在的な業界の利益相反と開示の検討(横断研究; JAMA Netw Open. 2022)

医師はオンラインデータベースにコンテンツを寄稿し、他の医療従事者は意思決定を支援するためにこれらのウェブサイトを利用します。オンラインコンテンツの作成者において、金銭的利益相反(conflicts of interest, COI)はエビ…
02_循環器系

65歳以上の日本人における高血圧の死亡リスクへの影響は?(コホート研究; Geriatr Gerontol Int. 2024)

高齢者の高血圧治療は、年齢、併存疾患、虚弱性(フレイル)、認知症、終末期ケアなどの要因に基づいた個別の決定が必要であり、取り組むべき課題がまだ残っています。そこで今回は、65歳以上の日本人高齢者4万人を超える大規模コホートにおいて、異常血…
09_感染症

MDR結核に暴露された小児におけるレボフロキサシン予防治療の効果はどのくらい?(TB-CHAMP試験; N Engl J Med. 2024)

世界では、15歳未満の小児約200万人が多剤耐性(multidrug-resistant, MDR)結核菌に感染しており、年間約3万人がMDR結核を発症しています。しかし、MDR結核に曝露した人の結核予防治療に関するランダム化比較試験のエ…
02_批判的吟味 Critical Appraisal

【批判的吟味】インフルエンザウイルス感染症にはオセルタミビルよりもバロキサビルが優れているのか?(SR&MA; J Infect Chemother. 2024)

新たに開発されたキャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬であるBaloxavir marboxil(BXM)は、入院患者および外来患者におけるインフルエンザウイルス感染症の治療に広く使用されています。以前のメタ解析では、外来患者および臨床症…
00_その他

急性心筋梗塞入院患者における学会発表と院内死亡率の関係性は?(日本の管理データベースを用いた後向き分析; PLoS One. 2024)

臨床医の研究活動は、その医療パフォーマンスを向上させることが報告されています。また学会での研究発表は患者ケアのアウトカムの改善に関係する可能性がありますが、この関係を調査した研究はほとんどありません。そこで今回は、学会発表と急性心筋梗塞で…
00_その他

高齢者における夜間のこむら返り治療にビタミンK2が有効?(RCT; JAMA Intern Med. 2024)

夜間下肢けいれんに対するビタミンK2の効果は?現在のところ、夜間下肢けいれん(nocturnal leg cramps, NLCs)に対する安全性と有効性が証明された治療法はありません。Ca補充や芍薬甘草湯が使用されることがありますが、電解...
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