07_腎・泌尿器系 CKD患者におけるNa-グルコース共輸送体-2阻害薬およびグルカゴン様ペプチド-1受容体作動薬の中止の効果は?(データベース研究; J Am Soc Nephrol. 2024) ナトリウム-グルコース共輸送体-2(SGLT2)阻害薬およびグルカゴン様ペプチド-1受容体作動薬(GLP-1 RA)の投与中止と慢性腎臓病(CKD)患者の転帰との関連についてはほとんど知られていません。そこで今回は、ステージ3~4のCKD… 2024.11.10 07_腎・泌尿器系
09_感染症 発熱を有する感染症患者における解熱薬には何が適しているのか?(ブログ管理者によるレビュー) インフルエンザ脳症は、インフルエンザウイルス感染後に発症する重篤な神経系の合併症で、特に小児で多く見られます。まだまだ不明な点は多いものの、主な原因としては、1) 免疫反応の異常や 2)サイトカインストームによる脳の炎症が挙げられ、急激な… 2024.11.09 09_感染症
05_内分泌代謝系 6~12歳未満の肥満小児に対するリラグルチドの効果は?(RCT; SCALE Kids試験; N Engl J Med. 2024) 2024年10月現在、12歳未満の小児の非単発性、非シンドローム性肥満の治療薬として承認されている薬剤はありません。リラグルチドの使用は成人および青年の肥満症において体重減少を誘導することが示されていますが、小児における安全性と有効性は確… 2024.11.08 05_内分泌代謝系
01_中枢神経系 第一世代抗ヒスタミン薬と幼児における痙攣発作との関連性は?(コホート研究; JAMA Netw Open. 2024) 第一世代抗ヒスタミン薬のリスクは?感冒症状の治療のために抗ヒスタミン薬が小児に広く使用されており、眠気などの中枢神経系への作用があることから、関連するリスクを認識しておくことの重要性が強調されています。そこで今回は、包括的かつ全国的なデータ... 2024.11.07 01_中枢神経系
01_中枢神経系 アルツハイマー型認知症における興奮・焦燥に対するブレクスピプラゾールの効果は?(DB-RCT; Alzheimers Dement. 2024) アルツハイマー型認知症の興奮に対するブレクスピプラゾールの効果は?アルツハイマー型認知症はさまざまな症状を呈します。具体的には、記憶障害として、新しい情報の記憶が難しくなり、見当識障害では時間や場所の認識が困難になります。言語障害により言葉... 2024.11.06 01_中枢神経系
02_循環器系 心不全に対する心房間シャント治療の効果はどのくらい?(RCT; RELIEVE-HF試験; Circulation. 2024) 心房間シャント(Atrial Septal Defect: ASD)は、左右の心房間に穴が開いている先天性の心疾患で、酸素の多い血液が左心房から右心房へ異常に流れ込みます。この異常な血流は、右心室や肺動脈に過剰な負担をかけ、長期的には肺高… 2024.11.05 02_循環器系
02_循環器系 軽症虚血性脳卒中および一過性脳虚血発作後72時間までの二重抗血小板療法の有益期間とリスク(RCTの二次解析; INSPIRES試験; Neurology. 2024) INSPIRES試験(Intensive Statin and Antiplatelet Therapy for Acute High-risk Intracranial or Extracranial Atherosclerosis)に… 2024.11.04 02_循環器系
02_循環器系 心不全、COPD、心筋梗塞、脳卒中の30日再入院は外来フォローアップで減少できますか?(SR&MA; Prev Chronic Dis. 2024) 病院の再入院は公衆衛生上の重要な問題であり、米国の病院はこれを減らす責任を負っています。再入院を予防するための1つの戦略は、退院前に外来フォローアップ受診を予定することですが、フォローアップの効果検証については充分に行われていません。そこ… 2024.11.03 02_循環器系03_呼吸器系
03_呼吸器系 夜間咳嗽と風邪症状のある小児に対するヴェポラップ vs. ワセリン vs. 無治療(RCT; Pediatrics. 2010) 上気道感染による夜間の咳、鼻づまり、および睡眠障害に対して、ヴェポラップ(vapor rub, VR)が有効かどうかはエビデンスが限られています。そこで今回は、夜間咳嗽と風邪症状を有する小児に対するヴェポラップまたはワセリンの単回塗布が無… 2024.11.02 03_呼吸器系
01_中枢神経系 三叉神経領域の帯状疱疹に対するアメナメビルの効果はどのくらい?(症例報告; 臨床神経学 2021) 帯状疱疹性脳血管炎は水痘・帯状疱疹ウイルス(varicella-zoster virus,以下VZVと略記)の再活性化や初感染によって、自己免疫性に脳梗塞や動脈瘤、動脈解離を来す病態です。1997年から2001年の間に帯状疱疹に罹患した1… 2024.11.01 01_中枢神経系09_感染症