05_内分泌代謝系 糖尿病治療薬における製造コストを踏まえた経済評価(JAMA Netw Open. 2024) 糖尿病の負担は世界中で増大しています。糖尿病に関連する費用は、特に低・中所得国において、患者と医療予算に大きな負担をかけています。糖尿病治療薬の価格は糖尿病治療へのアクセスを決定する重要な要因の一つですが、製造コストと現在の市場価格との関… 2024.04.21 05_内分泌代謝系
02_循環器系 急性心筋梗塞後の心不全患者に対するエンパグリフロジンの効果は?(DB-RCT; EMPACT-MI試験; New England Journal of Medicine 2024) エンパグリフロジンは心不全患者、心血管リスクの高い2型糖尿病患者、慢性腎臓病患者の心血管転帰を改善することが報告されています。しかし、急性心筋梗塞患者におけるエンパグリフロジンの安全性と有効性は不明です。そこで今回は、急性心筋梗塞で入院し… 2024.04.13 02_循環器系05_内分泌代謝系
05_内分泌代謝系 2型糖尿病におけるエンパグリフロジンと急激な腎機能低下発生率との関連性は?(RCTの探索的解析; Kidney Med. 2023) ほとんどの2型糖尿病(T2DM)患者において腎機能は徐々に低下することが知られています。多くの患者は進行性の慢性腎臓病(CKD)を発症しますが、一部の患者では腎機能が急速に低下し、腎不全や心血管疾患のリスクが高くなることも報告されています… 2024.03.29 05_内分泌代謝系07_腎・泌尿器系
04_消化器系 Lactiplantibacillus plantarum OLL2712を含むプロバイオティクス・ヨーグルト摂取は血糖コントロールを改善する?(DB-RCT; Diabetes Obes Metab. 2024) Lactiplantibacillus plantarum OLL2712(OLL2712)細胞の摂取は、マウスモデルや臨床研究において、慢性炎症を抑制することにより糖代謝を改善することが示されています。しかし、充分に検証されていません。… 2024.03.27 04_消化器系05_内分泌代謝系
02_循環器系 2型糖尿病における厳格な血糖コントロールの効果はどのくらい?(SR&MA; Diabetes Obes Metab. 2024) 2型糖尿病(T2D)は様々な合併症を引き起こします。なかでも血管に関連する合併症は患者予後を悪化させることから、合併症の発症予防が求められています。治療目標に糖化ヘモグロビン(HbA1c)のコントロール指標が求められますが、厳格にコントロ… 2024.03.20 02_循環器系05_内分泌代謝系
02_循環器系 2型糖尿病における血糖コントロールと大血管および微小血管転帰に優れる薬剤とは?(RCTのSR&MA; Diabetes Obes Metab. 2024) 糖尿病は、血管内皮細胞の機能低下に続く種々の血管合併症の発症により、健常人と比較して寿命が短くなることが知られています。糖尿病治療における血糖コントロールは、目標範囲に収まるように行われますが、これはあくまでも手段です。本来の目的は、健常… 2024.03.16 02_循環器系05_内分泌代謝系
05_内分泌代謝系 骨粗鬆症治療患者におけるデノスマブと糖尿病リスクとの関連性は?(コホート研究; JAMA Netw Open. 2024) 核因子κBリガンド活性化因子(RANKL)に対するヒト化モノクローナル抗体であるデノスマブは、骨粗鬆症治療に広く用いられている抗骨吸収薬です。前臨床研究において、RANKLシグナル伝達の阻害がインスリン感受性、耐糖能、β細胞増殖を改善する… 2024.03.13 05_内分泌代謝系06_骨代謝系
05_内分泌代謝系 集中的な血糖コントロールは大血管および細小血管の転帰を改善できるのか?(SR&MA; Diabetes Obes Metab. 2024) 2型糖尿病(T2D)における集中的な血糖降下戦略と標準的な血糖降下戦略が、大血管および細小血管の転帰を改善するのかについては充分に検証されていません。そこで今回は、上記の血管関連転帰と試験群の糖化ヘモグロビン(HbA1c)低下との関係を検… 2024.03.09 05_内分泌代謝系
02_循環器系 2型糖尿病でアルブミン尿を有する患者における心血管、腎臓、死亡率の生涯ベネフィットに優れる併用療法とは?(Circulation. 2024) ナトリウムグルコース共輸送体2阻害薬(SGLT2i)、グルカゴン様ペプチド-1受容体作動薬(GLP-1 RA)、非ステロイド性ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(ns-MRA)であるフィネレノンは、2型糖尿病でアルブミン尿を有する患者におい… 2024.02.23 02_循環器系05_内分泌代謝系
05_内分泌代謝系 2型糖尿病患者におけるSGLT-2阻害薬と腎結石リスクとの関連性は?(米国データベース研究; JAMA Intern Med. 2024) 2型糖尿病(T2D)は腎結石リスクの上昇と関連していることが報告されています。一方、ナトリウム-グルコース共輸送体2阻害薬(SGLT2i)は尿組成を変化させることにより腎結石のリスクを低下させる可能性を有しています。しかし、糖尿病治療薬と… 2024.02.20 05_内分泌代謝系
05_内分泌代謝系 2型糖尿病の血糖コントロール、体重、脂質プロファイルに対するGLP-1受容体作動薬の比較(ネットワークメタ解析; BMJ. 2024) 2型糖尿病の治療薬としてグルカゴン様ペプチド-1受容体作動薬(GLP-1RA)が使用されています。しかし、血糖コントロール、体重、脂質プロファイルに対してどのGLP-1RAが優れているのかについては充分に検証されていません。そこで今回は、… 2024.02.15 05_内分泌代謝系
05_内分泌代謝系 2型糖尿病患者におけるインクレチン系薬剤と糖尿病性網膜症リスクとの関連性は?(観察研究のメタ解析; Diabetes Obes Metab. 2024) SUSTAIN-6試験の結果から、インクレチン系薬物[ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)阻害薬およびグルカゴン様ペプチド-1受容体作動薬(GLP-1 RA)]と糖尿病性網膜症リスクとの関連について不確実性が生じました。そこで今回は… 2024.01.30 05_内分泌代謝系
02_循環器系 2型糖尿病と最近の心筋梗塞を有する患者における低用量コルヒチンの効果はどのくらい?(DB-RCT; COLCOT試験; Diabetes Care. 2024) 低用量コルヒチンの心血管に対する有益性は冠動脈疾患患者において証明されていますが、2型糖尿病患者に対する効果については充分に検討されていません。そこで今回は、COLchicine Cardiovascular Outcomes Trial… 2024.01.29 02_循環器系05_内分泌代謝系
05_内分泌代謝系 妊娠初期におけるGLP-1受容体作動薬および他のセカンドライン抗糖尿病薬の安全性はどのくらい?(メタ解析; JAMA Intern Med. 2023) 2型糖尿病の妊婦における非インスリン系糖尿病薬の安全性評価 妊娠中の2型糖尿病(T2DM)患者において、治療のファーストライン(第一選択)はインスリンです。一方、セカンドライン(第二選択)の非インスリン系抗糖尿病薬(ADM)の使用が近年増加... 2024.01.02 05_内分泌代謝系20_妊婦
05_内分泌代謝系 妊娠初期の既往糖尿病または妊娠糖尿病に対するメトホルミン+インスリン併用療法の効果は?(RCT; MOMPOD試験; JAMA. 2023) 既存の2型糖尿病または妊娠初期に糖尿病と診断された妊婦には、インスリンの投与が推奨されています。インスリンにメトホルミンを追加することで、新生児の予後が改善する可能性があるものの、充分に検証されていません。そこで今回は、既存の2型糖尿病ま… 2023.12.28 05_内分泌代謝系20_妊婦
02_循環器系 利尿薬、ACE阻害薬、カルシウム拮抗薬を投与された高血圧患者の死亡率と罹患率に差はあるのか?(ALLHAT試験の二次解析; JAMA Netw Open. 2023) 高血圧は一般的な疾患であり、脳卒中などの心血管リスクの一因です。高血圧に対しては高圧薬による血圧コントロールが行われますが、治療の目標は将来にわたる心血管イベントの発生抑制(イベントの先送り)です。しかし、死亡率と罹患率に関する降圧治療の… 2023.12.25 02_循環器系05_内分泌代謝系
00_その他 ココア抽出物サプリメントと2型糖尿病の発症リスクとの関連性は?(RCT; COSMOS試験; Diabetes Care. 2023) これまでに実施された観察研究の結果、ココアフラバノールの補給が2型糖尿病(T2D)予防の有望な戦略である可能性が示されています。しかし、より大規模で質の高い研究については実施されていません。そこで今回は、大規模ランダム化臨床試験(RCT)・・・ 2023.12.17 00_その他05_内分泌代謝系
02_循環器系 CKD患者の心血管アウトカムに対するフィブラート系薬の効果は?(日本コホート内症例対照研究; CKD患者におけるフィブラート系薬の効果はどのくらいなのか? 慢性腎臓病 (CKD) 患者における重大な心血管イベント (MACE) のリスクが高いことは、これまでの研究結果から明らかです。しかし、CKD患者におけるMACEリスクに対するフ... 2023.12.07 02_循環器系05_内分泌代謝系
02_循環器系 左室駆出率が軽度に低下または維持された心不全におけるダパグリフロジン投与後のeGFRファーストディップの影響はどのくらい?(DELIVER試験の事前規定二次解析; JAMA Cardiol. 2023) ナトリウム-グルコース共輸送体-2阻害薬(SGLT2i)の投与開始後、推定糸球体濾過量(eGFR)の初期低下が報告されています。この低下は、糖尿病、慢性腎臓病、心不全の患者全体で観察されています。しかし、心不全における左室駆出率の違いによ… 2023.12.06 02_循環器系05_内分泌代謝系
02_循環器系 糖尿病を伴わない肥満における心血管アウトカム発生とセマグルチドの効果は?(DB-RCT: SELECT試験; N Engl J Med. 2023) グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬であるセマグルチドは、糖尿病患者において有害な心血管イベントのリスクを減少させることが示されています。糖尿病を有さない過体重や肥満に伴う心血管リスクをセマグルチドが減少させることができるか… 2023.11.26 02_循環器系05_内分泌代謝系