00_その他 日本のCRO主導の機能性表示食品試験において、誤解を招く表現が頻繁に観察された(RCTのメタ解析; J Clin Epidemiol. 2024) 機能性表示食品のランダム化比較試験の実際の結果と表現に大きな乖離がある?機能性表示食品市場は著しい成長を遂げ、医薬品開発業務受託機関(CRO)による臨床試験が増加しています。しかし、CROが管理する臨床試験および臨床試験結果の消費者市場への... 2024.04.01 00_その他
00_その他 超早産児の神経発達アウトカムに対するドナーミルク vs. 早産児用ミルク(DB-RCT; JAMA. 2024) 出産入院中の超早産児への母乳給与は、早産児用ミルクと比較して神経発達の転帰が良好であることと関連していることが報告されています。しかし、母乳栄養を全く受けていない、または最低限しか受けていない乳児の場合、ドナーヒトミルクが早産児用ミルクと… 2024.03.28 00_その他
00_その他 高齢女性の健康に対するカルシウムおよびビタミンDサプリメントの長期効果は?(RCT延長試験における事後解析; Ann Intern Med. 2024) Ca・ビタミンDの長期的な補充は閉経後女性の転帰を改善できるのか?カルシウムとビタミンD(CaD)の補充は高齢女性の慢性疾患に影響を及ぼす可能性がありますが、健康転帰に対する長期的な影響についてのエビデンスは限られています。そこで今回は、W... 2024.03.22 00_その他
00_その他 ブロッコリー類の摂取と炎症および死亡率との関連性は?(大規模前向きコホート研究; J Med Food. 2024) 食事パターンには、炎症を引き起こすものもあれば、炎症を抑えて健康を増進させるものもあります。しかし、多くの人は完全で健康的な食生活を送ることはできません。したがって、より予後改善に影響する食品の特定が求められています。そこで今回は、慢性炎… 2024.03.17 00_その他
00_その他 高リスク集団における早期の健康診断は有用なのか?(データベース研究; Atherosclerosis. 2024) 高リスク集団における健康診断後の患者転帰については充分に検証されていません。そこで今回は、健診後の病院への受診時期と心血管イベントによる入院および全死亡リスクとの関連を検討することを目的に実施したデータベース研究の結果をご紹介します。本研… 2024.03.08 00_その他
00_その他 嚥下障害に対する”とろみ”は薬剤の溶出に影響するのか?(システマティックレビュー; Eur Geriatr Med. 2024) 嚥下障害は、脳卒中、認知症、パーキンソン病、虚弱(フレイル)などの長期疾患と関連しています。嚥下障害は65歳以上の人口の30~40%にみられます。嚥下障害のある成人は、多くの場合、複数の薬剤(しばしば5種類以上:ポリファーマシー)を必要と… 2024.03.06 00_その他
00_その他 日本のプライマリ・ケア提供者のためのベンゾジアゼピン処方中止の質改善の実現可能性と認識は?(質的研究; 日本のプライマリ・ケアにおける質の向上(QI, Quality Improvement)*の取り組みは稀です。QIの重要な領域の1つは、高齢者人口が増加傾向にある日本における、ベンゾジアゼピン系薬剤の適切な処方ですが、実臨床において充分に… 2024.02.28 00_その他
00_その他 病院での転倒予防として患者の転倒予防教育の効果はどのくらいですか?(RCT; Age Ageing. 2024) 転倒は、世界中の病院で頻発し、回避可能な問題であるものの、予防対策としての介入については充分に検証されていません。病院における転倒率は過去の報告で3~16/1,000病床日であり、超高齢者や認知機能障害、パーキンソン病などの慢性疾患患者で… 2024.02.27 00_その他
00_その他 レジオネラ症に対する抗菌薬併用療法の有効性はどのくらい?(全国入院患者データベース研究; Int J Infect Dis. 2024) レジオネラ肺炎(レジオネラ症)はレジオネラ属菌により引き起こされる細菌感染症です。早期診断、早期治療が重要な疾患の一つです。 治療薬としてマクロライド系やニューキノロン系の抗菌薬、リファンピシン等が挙げられます。 一方、レジオネラ症に対す… 2024.02.26 00_その他
00_その他 医師のバーンアウトを軽減するための介入には何が良い?(RCTのSR&MA; Am J Med. 2023) 医師は職業上の強いプレッシャーにさらされており、そのことが燃え尽き症候群を増加させる一因となっている可能性があります。しかし、介入効果については充分に検証されていません。そこで今回は、医師、研修中の医師、その他の医療専門職のバーンアウトを… 2024.02.24 00_その他
00_その他 『The Great British Bake Off』のレシピに含まれるクリスマスデザート材料の健康上の有益性と有害性の関連は?(観察研究のメタ解析のアンブレラレビュー; BMJ. 2023) ときに食材は薬剤と同様に患者転帰に影響することが報告されています。しかし、その影響については充分に検証されていません。そこで今回は、ザ・グレート・ブリティッシュ・ベイク・オフ(The Great British Bake Off)*のクリ… 2024.02.10 00_その他
00_その他 血液透析患者に対する認知行動療法、トラゾドンの有効性は?(小規模DB-RCT; Ann Intern Med. 2024) 慢性不眠症は血液透析を受けている患者によくみられるが、この集団に対する有効な治療法に関するエビデンスは限られています。そこで今回は、長期血液透析を受けている患者の不眠症に対する認知行動療法(CBT-I)、トラゾドン、プラセボの有効性を比較… 2024.02.01 00_その他
00_その他 米国における年末年始の緊急避妊需要はどのくらいか?(時系列研究; BMJ 2023) 年末年始などの大型連休において、無計画の妊娠リスク増加が懸念されます。しかし、充分に検証されていません。そこで今回は、無計画妊娠リスクについて大晦日と元旦の連休後の緊急避妊薬の売上増加を推定した時系列分析の結果をご紹介します。本試験は自己・・・ 2024.01.22 00_その他
00_その他 毎日の歯磨きと院内肺炎発生との関連性は?(SR&MA; JAMA Intern Med. 2023) 院内肺炎(Hospital-acquired pneumonia, HAP)は最も一般的で病的な医療関連感染症ですが、有効な予防戦略に関するデータは限られています。そこで今回は、毎日の歯磨きがHAPの発生率の低下および他の患者関連転帰と関… 2024.01.18 00_その他
00_その他 多併存疾患とポリファーマシーを有する高齢者における処方中止で求められることは?(レビュー; TAILOR試験; Health Technol Assess. 2022) 問題となるポリファーマシーに対処するためには、個々のニーズや状況に合わせて医薬品を使用する必要があります。そのためには薬の服用を中止する(deprescribing)ことが必要ですが、患者や臨床家はどのようにするのが最善なのかが不明と報告… 2024.01.16 00_その他
00_その他 多併存疾患・ポリファーマシーの高齢者は減処方についてどう考えているか?(LESS試験; BMC Geriatr. 2020) プライマリ・ケアにおける高齢者の多併存疾患とポリファーマシーは非常に一般的です。理想的には、一般開業医(GP)は定期的に薬剤リストを見直し、不適切な薬剤を特定し、適切な場合には処方中止を行うべきです。しかし、時間的な制約や診療ガイドライン… 2024.01.13 00_その他
00_その他 電動歯ブラシと手動歯ブラシ、口腔衛生に優れるのはどちらか?(SR&MA; CDSR; Cochrane Database Syst Rev. 2014) 歯垢の除去は口腔の健康維持に重要な役割を果たす可能性があります。これを達成するための手動歯ブラシと電動歯ブラシの相対的な利点については、相反するエビデンスがあることから更なる検証が求められています。そこで今回は、年齢を問わず日常的に使用さ… 2024.01.12 00_その他
00_その他 減処方に対する患者の嗜好は?(横断研究; 日本のアンケート調査; Int J Clin Pharm. 2019) デプレスクリプション(deprescribing; 脱処方、減処方)は患者中心の介入ですが、不確実性を内在しているため、意思決定の共有と患者の関与が必要です。そこで今回は、日本の代表的なサンプルにおいて、減処方に対する患者の嗜好に関連する… 2024.01.06 00_その他ポリファーマシー 多剤併用 polypharmacy
00_その他 誤った情報を評価するためのオンライン検索は、誤報の信憑性を高める可能性がある?(Nature. 2023) ソーシャルネットワークを中心に、ネット上の誤情報に対する理解には、学術的にかなりの注意が払われてきました。しかし、情報の信憑性を評価するためにオンライン検索を利用することは、メディアリテラシー介入の中心的な要素であるにもかかわらず、情報環… 2024.01.04 00_その他未分類
00_その他 椅子の配置が医師の行動と患者の満足度に及ぼす影響はどのくらいですか?(DB-RDT; BMJ. 2023) ベッドサイドでの診察中に医師が座っている時間の長さと患者の満足度に及ぼす椅子の配置の影響については充分に検証されていません。そこで今回は、椅子を配置する位置により患者との面会中に医師が椅子に座る頻度に変化があるのか、患者満足度にどのような… 2023.12.27 00_その他