00_その他

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収入は幸福度をどこまで高めるのか?

「お金はどこまで幸福感を増やしてくれるのか?」この問いは心理学・社会科学で長年議論されてきました。特に有名なのが、次の2つの研究です。Kahneman & Deaton(2010)→ 収入が増えると幸福は増えるが「年収75,000ドル」付…
食事

納豆をよく食べる高齢男性は死亡リスクが低い?|前向きコホート研究と“健康志向バイアス”(Clin Nutr ESPEN. 2025)

「納豆は健康に良い」といわれますが、科学的な根拠はどの程度あるのでしょうか?今回紹介するのは、地域在住の高齢男性を約12年間追跡した前向きコホート研究で、納豆摂取量と死亡リスクの関連を検討した疫学研究です。しかし、こうした栄養疫学では、健…
04_相互作用、薬物相互作用

レンボレキサント併用でクロザピン血中濃度が上昇?|薬物相互作用の可能性を示した症例報告(Br J Clin Pharmacol. 2024)

クロザピン(Clozapine, CLZ)は、治療抵抗性統合失調症(treatment-resistant schizophrenia, TRS)に対する最も有効な選択肢の一つですが、重大な有害事象や薬物相互作用(drug-drug in…
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たった一言の「無礼さ」が医療チームの診断力と手技能力を低下させる?|NICUチームを対象としたRCT(Pediatrics. 2015)

日常診療において、医療者間のコミュニケーションは患者安全の根幹を支えています。ところが近年「無礼な言動(rudeness)」が医療チームのパフォーマンスに悪影響を与える可能性が指摘されてきました。今回ご紹介する研究は、新生児集中治療室(N…
00_その他

子供も大人も「親切の効果を過小評価」する?|ランダムな親切行動が相手に与える影響を測った実験研究(J Exp Psychol Gen. 2023)

他者に親切にすると、自分自身の幸福感が高まることは多くの研究で示されています。しかし実際には、「迷惑だと思われないかな…」「大したことないと思われそう…」といった不安から、親切な行動をためらってしまう場面も少なくありません。今回ご紹介する…
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「声」はストレスを軽減し、オキシトシンを高めるのか?(比較研究; Evol Hum Behav. 2012)

日常生活の中で、私たちは電話・対面・メール・SNSなど、さまざまな方法で家族や友人とコミュニケーションを取っています。しかし 「声を聞く」ことが、身体のストレス反応にどれだけ影響するかを科学的に検討した研究は限られています。今回ご紹介する…
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「デタッチメント・パラドックス」とは?

「仕事以外の時間はしっかり休んだほうが、生産性が上がる」これは近年の心理学・労働科学研究で広く支持されている結論です。しかし実際の職場ではどうでしょうか?休暇を取りづらい、定時後もメールを返すことが「当然」、休日に連絡が来るのが当たり前、…
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バイアスピリン®とミカルディス®の一包化は危険?配合変化による溶出低下の実証研究(医療薬学 2018)

高齢患者では服薬管理の利便性を高めるため、一包化調剤(同時刻に服用する複数の薬剤を1袋にまとめる方法)が広く行われています。しかし、一包化により薬剤同士が物理的・化学的に影響し合い、安定性や溶出性が変化する “配合変化” が起こる場合があ…
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歩数は「どのように歩くか」で変わる?|1日の歩き方と死亡・心血管リスクの関連(コホート研究; Ann Intern Med. 2025)

「1日8,000歩を目標にしましょう」といった健康指導は広く知られています。しかし、同じ歩数でも「歩き方」や「歩行のまとまり方(バウト)」によって健康効果が異なる可能性があることが、近年の研究で注目されています。今回紹介する論文は、英国バ…
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薬局の患者満足度を高める鍵は「人」だった?

医薬分業が進むなかで、薬局は単なる「薬を渡す場所」から、患者に選ばれる医療提供施設へと変化しています。しかし、「どのような薬局機能・サービスが患者満足度を高めるのか」は、これまで十分に検証されていませんでした。2009年に『薬学雑誌(Ya…
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低カリウム血症の治療では「マグネシウム補正」が鍵?|ICU患者を対象としたRCTから学ぶ(DB-RCT; Crit Care Med. 1996)

重症患者で低カリウム血症(血清K<3.5 mmol/L)が生じた場合、カリウム補正がうまくいかないことがあります。その背景には「マグネシウム欠乏」が関与していることが知られています。マグネシウムが不足すると、腎尿細管でのカリウム再吸収が障…
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保険薬局における患者満足の構造とは?|共分散構造分析・重回帰分析から見えた「満足度を高める要因」(日本アンケート調査; YAKUGAKU ZASSHI. 2007)

医薬分業の進展とともに、保険薬局は「薬を渡す場所」から「患者の健康を支える医療拠点」へと役割が変わりつつあります。その中で患者満足度(patient satisfaction)は、医療の質を測定する重要なアウトカム指標の一つとされています…
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心血管疾患の包括的スクリーニングは本当に有効?7年間追跡で明らかになった意外な結果(人口ベースRCT; Eur Heart J. 2025)

心血管疾患(CVD)は世界的に主要な死亡原因のひとつであり、症状が出る前の段階(サブクリニカルCVD)でのスクリーニングが予防に有用ではないかと考えられています。しかし、これまでの研究は限られており、死亡率への影響について明確なエビデンス…
00_その他

カフェインは就寝何時間前まで摂取して良いですか?(SR&MA; Sleep Med Rev. 2023)

カフェインは覚醒作用を持つ代表的な刺激物質であり、眠気対策や集中力向上のために日常的に摂取されています。しかし、睡眠の質や時間に悪影響を与える可能性があることが指摘されており、「何時間前までに控えるべきか」は明確なエビデンスが求められてき…
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薬剤師介入が心不全の再入院を減らす?(RCTのSR&MA; Br J Clin Pharmacol. 2025)

心不全(HF)は、高齢者を中心に再入院の主要な原因であり、退院直後や症状悪化時に特にリスクが高まります。こうした背景から、多職種チーム医療の一員として薬剤師が果たす役割が注目されていますが、その効果についてはこれまで十分に検証されていませ…
05_内分泌代謝系

GLP-1受容体作動薬は「肥満合併変形性膝関節症」のコスト効果で外科手術に迫る(費用対効果分析; Ann Intern Med. 2025)

膝の変形性関節症(OA)は高齢化と肥満の進行に伴い増加しており、疼痛・歩行障害・生活の質(QOL)の低下を引き起こす代表的な慢性疾患です。従来は減量・運動療法や、重症例では外科的治療(スリーブ胃切除術、ルーワイ胃バイパスなど)が中心でした…
00_その他

CYP2C19遺伝子型による抗血小板療法の最適化:クロピドグレル併用療法の効果は遺伝的背景で変わる?(RCTの二次解析; INSPIRES試験; Stroke. 2025)

急性期脳梗塞や一過性脳虚血発作(TIA)後の再発予防では、クロピドグレルとアスピリンなどの抗血小板薬の併用療法(DAPT)が重要な治療選択肢とされています。しかし、その効果は全ての患者に均一ではありません。近年、CYP2C19遺伝子多型が…
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クロピドグレル代謝と遺伝子多型 ― 日本人に多い「CYP2C19 LOFアレル」と臨床的意義(ブログ管理者によるレビュー; 2025年版)

クロピドグレルはプロドラッグであり、体内で肝臓の薬物代謝酵素によって活性体に変換されて初めて抗血小板作用を発揮します。この活性化は以下の2段階の酸化過程を経て行われます。なかでも CYP2C19 は両段階で中心的な役割を担っており、遺伝的…
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不適切処方(PIMs・PPOs)が死亡リスクに与える影響はどのくらい?(コホート研究; J Am Geriatr Soc. 2025)

高齢者医療においては、潜在的に不適切な処方(PIP:Potentially Inappropriate Prescribing) が大きな課題です。PIMs(Potentially Inappropriate Medications):…
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ゼルダの伝説とスタジオジブリ映画が幸福度を高める?(2×2要因分析; JMIR Serious Games. 2025)

現代の若者は、不安や憂うつな気分を抱えることが増えていると言われています。その中で、オープンワールドゲーム(例:ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド)や、スタジオジブリ映画(例:となりのトトロ、魔女の宅急便)によるノスタルジア体験が、…
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