心配事はなんですか?
突然届いたダイレクトメッセージ
ある日、一般の方から以下の相談を受けました。 — 患者Aさん「扁桃炎で薬剤が出されたのですが、副作用として胃腸障害が起こる薬剤のようなのです。吐き気が酷くて困っているのに … こういう場合は服用を中止した方が良いのでしょうか ?」 — 「猫になりたい」とか訳の分からんこと言ってるアカウントに相談して大丈夫ですか?という思いと “相談してくださり誠にありがとうございます” という想いが混在していました。まぁ、嬉しいものです。まずは状況確認から
— 猫「こんばんは。症状や薬剤の情報が足りないので結論は出せませんが、扁桃炎に悪心が伴うことはよくあります。一概に今お飲みの薬が原因とは言えません。と、いうところまでしか言えません(°_°)」 — 私は扁桃炎にかかりやすく、入院経験もあります。患者Aさんの症状の辛さは充分理解しているつもりです。 担当医が必要だと思って処方している薬ですので、基本的には “きちんと” 飲んで欲しいと思います。しかし中には、飲んだ方が良いかもしれない薬と、飲まない方が良いかもしれない薬があることもまた事実です。 すると患者Aさんが薬剤情報提供書を送信してくれました。詳細は記載しませんが、処方内容から扁桃炎の炎症症状の程度と、胃腸への負担軽減を考慮していることが分かりました。事実と寄添いの狭間で
今回の件を通して、患者さんが心配になるのは家に帰ってからが多いのかな、と感じました。
薬局で薬を受け取るときには分からなかった或いは疑問にすら思わなかったことが、家に帰って一息つくと出てくるのではないでしょうか。
そんな時、誰に相談すればよいのでしょうか?答えは簡単です。
薬剤師に相談してください!!!
薬関係に限らず、体調のことでも何でもお任せください。
分からないときは「分からない!」とハッキリ言いますので、少しだけ調べる時間をくださいw
我々、薬剤師の役割は薬を渡すことではありません。少なくとも私は、日常生活に支障がないよう、ときには薬を使い、ときには相談に乗り、患者さんの人生をサポートする職業だと思っています。
本ブログが悩んでいる方に届けば幸いです。
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