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07_腎・泌尿器系

Cockcroft-Gault式の偏りおよび精度に及ぼす体重および血清クレアチニン濃度の影響は?(後向き研究; Pharmacotherapy. 2012)

体重と血清クレアチニン(Scr)濃度がCockcroft-Gault式によるクレアチニンクリアランス(C-G Clcr)の偏りと精度に及ぼす影響について、きちんと調べたことがなかったため文献検索を行いました。今回ご紹介するのは2012年の論文です。本論文では、体重とScr濃度がC-G Clcrの偏…
02_循環器系

HFrEF患者における利尿薬の使用と新規利尿薬投与に関連する臨床成績(2試験の事後解析; JACC Heart Fail. 2022)

駆出率低下型の心不全(HFrEF)患者を対象とした試験において、ベースラインで利尿剤を服用していない患者は最大で20%いることが報告されています。しかし、利尿薬を服用していない患者の実態はほとんど知られていません。そこで今回は、ベースラインで利尿薬を服用していないHFrEF患者および利尿薬服用開始…
00_その他

フレイル高齢者における多成分介入は運動障害を予防できますか?(RCT; SPRINTT試験; BMJ. 2022)

高齢者において、運動能力の低下は、障害、生活の質の低下、入院、施設入所、死亡のリスクが高くなります。 また、医療費も増加します。運動能力に制限のある高齢者の障害の軌跡は、ライフスタイルへの介入によってそれる可能性があります。2013年、欧州連合と欧州製薬団体連合会の官民パートナーシップである革新的…
05_内分泌代謝系

高齢の慢性腎臓病患者における骨折リスクはSGLT2阻害剤の使用により変化しますか?(人口ベースコホート研究; Clin J Am Soc Nephrol. 2022)

ナトリウム・グルコース共輸送体-2(SGLT2)阻害剤は、いくつかのランダム化プラセボ対照試験において、骨格骨折の高いリスクと関連している可能性が示されています。この骨折リスクの要因として、二次性副甲状腺機能亢進症および骨回転率の上昇(慢性腎臓病でもよく見られる)が、観察された骨折リスクに寄与して…
00_その他

潜在的不適切処方(PIMs)を減らすための教育的介入は費用対効果に優れていますか?(クラスターRCT; Age Ageing. 2022)

教育的介入によりPIMsが減少すると、12ヵ月後の費用対効果の向上につながるのか? 高齢者の薬物療法は、関連するリスクが潜在的な利益を上回る場合、潜在的に不適切であると定義されます(PMID: 1888249)。潜在的に不適切な処方...
09_感染症

軽症から中等症の血液悪性腫瘍患者のニューモシスチス・イロベチイ肺炎に対するトリメトプリム-スルファメトキサゾールの減量投与は有効ですか?(後向き研究; Clin Infect Dis. 2022)

免疫機能が低下した血液悪性腫瘍患者のニューモシスチス肺炎に対するTMP-SMX減量投与は有効なのか? 悪性腫瘍患者など免疫機能が低下している集団においては、ニューモシスチス・イロベチイなどによる日和見感染が起こりやすく重症化しやすい...
07_腎・泌尿器系

高齢CKD患者におけるアロプリノール投与開始量と重篤な皮膚反応リスクに関連性はありますか?(人口ベースコホート研究; Am J Kidney Dis. 2022)

アロプリノールは、慢性腎臓病(CKD)患者では、副作用を避けるため、低用量から開始する必要があります。ザイロリック®️の添付文書では、腎機能障害患者において「投与量の減量や投与間隔の延長を考慮すること。本剤やその代謝物の排泄が遅延し高い血中濃度が持続する。特に腎不全患者に副作用が発現した場合は重篤…
05_内分泌代謝系

長期的なメトホルミンおよび生活習慣への介入による心血管イベントへの影響は?(長期観察研究; Circulation. 2022)

2型糖尿病は、心血管疾患のリスクを2~3倍増加させます。血糖値に関する機序が寄与していると考えられますが、血糖値の集中的な管理によるリスク低減の試みは、さまざまな結果をもたらしています。 当初は否定的であった臨床試験の長期追跡調査において、短期間ではあるが有益性が示唆されたものがあります。 また…
09_感染症

BCG再接種は医療従事者のCOVID-19罹患リスクを低下できますか?(DB-RCT; EC linical Medicine. 2022)

COVID-19は、世界的に医療システムを荒廃させ、医療従事者に深刻な脅威を与え続けています。南アフリカでは、歴史的にインフラが限られており、看護師や医師が大幅に不足しているため、継続的な患者ケアを安全に行うためには、医療従事者を保護することが不可欠となっています。2020年3月5日に同国で最初の…
07_腎・泌尿器系

IgA腎症患者におけるメチルプレドニゾロン経口投与による腎機能低下および腎不全に対する影響は?(DB-RCT; TESTING試験; JAMA. 2022)

IgA腎症は糸球体性血尿や蛋白尿などの検尿異常が持続的にみられ、糸球体にIgAの優位な沈着を認め、その原因となりうる基礎疾患が認められないものと定義されています。IgAの沈着部位は主に腎糸球体のメサンギウム領域ですが、ヘンレ係蹄への沈着を認めることもあり、同時にC3の沈着も認めることが多いとされて…
01_中枢神経系

教育とフィードバックからなる多因子介入は一般開業医によるベンゾジアゼピン処方を減らせますか?(クラスターRCT; BENZORED試験; PLoS Med. 2022)

臨床医は主に、不安や不眠症の治療、またはうつ病の治療補助薬としてベンゾジアゼピン(BZDs)を処方しています。 診療ガイドラインでは、BZDsの短期使用を推奨しています。これは、長期間のBZDs使用は耐性と依存につながり、傾眠、一日の眠気、記憶障害、大腿骨近位部骨折の原因となる転倒の増加、自動車事…
01_ワクチン vaccine

小児におけるワクチン接種は青年と比較してオミクロンによる感染および入院リスクを低下できますか?(ニューヨークのデータベース研究; JAMA. 2022)

米国では、2022年4月7日までに18歳以下の1230万人の青少年がCOVID-19と診断されました。Omicron(オミクロン)変異株出現前に行われた研究では、BNT162b2ワクチンは5歳以上におけるCOVID-19転帰の予防に安全かつ有効であることが示されています。12~17歳の青年(30μ…
05_内分泌代謝系

LDL-C低下とスタチン治療の相対的・絶対的効果との関連性はどのくらい?(SR&MA; JAMA Intern Med. 2022)

心筋梗塞や脳卒中、全死亡リスクについては、アウトカム発生までの時間が長いこと、また血圧低下や脂質低下などのソフトアウトカムと比較して、発生率が低いことから個々のアウトカムとして設定されることは稀であり、多くの臨床試験で複合アウトカムとして設定されています。ハードアウトカムの中でも非致死的心筋梗塞…
02_循環器系

non-dipper型高血圧患者においてはアムロジピンを夜に飲んだ方が良い?(SR&MA; Rev Cardiovasc Med. 2019)

社会経済の発展と人口の高齢化に伴い、慢性疾患は中国および世界の住民の健康に影響を与える主要な公衆衛生問題となっています。高血圧は、有病率の高い最も一般的な慢性疾患の1つであり、心血管および脳血管疾患の最も重要な危険因子です。高血圧ガイドラインによると、高血圧治療にはアンジオテンシン変換酵素阻害薬(
01_ワクチン vaccine

COVID後遺症はワクチン接種で防げますか? (コホート研究; Nature Medicine 2022)

SARS-CoV-2感染後の急性期以降の後遺症(post-acute sequelae of COVID-19, Long COVIDとも呼ばれる)は、その特徴が明らかになっています。ワクチン接種者がブレイクスルー感染(Breakthrough SARS-CoV-2感染)の結果、COVID-19と…
02_循環器系

2型糖尿病の心血管アウトカムに対する第一選択薬としてはSGLT-2阻害剤とメトホルミン、どちらを開始した方が良いですか?(コホート研究; Annals of Internal Medicine 2022)

2型糖尿病の心血管アウトカムに対する第一選択薬としてSGLT-2阻害剤を使用すると心血管イベントのリスクを低下できるのか? 2型糖尿病治療において、インスリンを含めてさまざまな治療薬が販売されています。日本の診療ガイドライン(糖尿病...
02_循環器系

血栓性脳卒中患者の主要心血管イベントに対するプラスグレル vs. クロピドグレル、どちらが良いのか?(DB-RCT; PRASTRO-III試験; J Atheroscler Thromb. 2022)

非心原性塞栓性脳卒中の再発予防のために、日本の脳卒中診療ガイドラインでは、抗血小板療法としてシロスタゾール、クロピドグレル、アスピリンが推奨されています。プラスグレルは、チエノピリジン骨格を有するアデノシン二リン酸受容体拮抗薬であり、クロピドグレルよりも速やかで強力、かつ安定した抗血小板作用を示し…
01_ワクチン vaccine

妊娠中のmRNA COVID-19ワクチン接種の安全性と有効性は?(SR&MA; Nat Commun. 2022)

2020年12月に最初のCOVID-19ワクチン接種の有効性が報告され、高所得国では直ちに大量接種が開始され、地域や世界によって接種率にばらつきがあるものの、これまでにないスピードで進行しています。ワクチン接種が十分でないグループのひとつが妊娠中の人々です。COVID-19ワクチンの初期試験から妊…
09_感染症

日本における一般的な風邪症状に対する潜在的不適切処方の割合はどのくらい?(日本の横断研究; PLoS One. 2022)

風邪の症状は、海外でも日本でも、患者が医療機関を受診する主な理由の一つとなっています。従来、風邪の症状に対して医師は主に抗菌薬を処方していました。抗菌薬処方の実態や、感冒症状のある患者が抗菌薬を使用することによる弊害については、多くの研究により報告されています。米国で発表された報告によると、薬剤耐…
02_循環器系

日本人糖尿病患者における心血管イベントの発生においてSGLT2阻害薬間に差はありますか?(日本の後向きデータベース研究; Cardiovasc Diabetol. 2022)

SGLT-2阻害薬間で心血管イベントの発生に差はあるのか? ナトリウム・グルコース共輸送体-2(SGLT2)阻害剤は、腎近位尿細管によるグルコースの再吸収を阻害することによりグルコースの尿中排泄を促進し、血漿グルコース値を低下させる...
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