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09_感染症

COVID-19入院患者における抗菌薬使用と併発感染症の頻度は?(日本単施設; 横断研究; JAMA Netw Open. 2022)

COVID-19入院患者における抗菌薬使用と併発感染症の頻度はどのくらいなのか?最近のメタアナリシス(PMID: 32711058、PMID: 33418017)および前向き研究(PMID: 34100002)により、COVID-19感染症...
02_循環器系

高齢者における血圧治療後の脳卒中減少が得られるまでの時間はどのくらい?(メタ解析; J Am Geriatr Soc. 2022)

高血圧は、脳卒中の強力かつ一般的な修正可能な危険因子である。米国では、高血圧は成人の47%(2億4500万人)、65歳以上の高齢者の76%(4800万人)が罹患しています。脳卒中の有病率は年齢依存性が強く、高血圧は高齢者の脳卒中リスクを劇的に上昇させます。脳卒中の有病率は年齢依存性が強く、高血圧は…
09_感染症

SARS-CoV-2 オミクロンおよびデルタ変異株に対するCOVID-19ワクチン mRNA-1273の有効性は?(試験陰性症例対照研究; Nat Med. 2022)

オミクロンおよびデルタ変異株に対するCOVID-19 mRNAワクチンの有効性は?SARS-CoV-2感染症(COVID-19)の拡大に歯止めがかかりません。特に2021年〜2022年にかけてはデルタ、そしてオミクロン変異株により感染者数お...
02_循環器系

心房細動を伴う虚血性脳卒中後のDOAC開始における「1-2-3-4-Day」ルールは有用?(病院ベースコホート研究; Stroke. 2022)

非弁膜症性心房細動(NVAF)に関連した急性虚血性脳卒中(IS)または一過性脳虚血発作(TIA)後早期に開始した直接経口抗凝固薬(DOAC)を用いた抗凝固療法は、実際の臨床現場においてワルファリンと比較して、主に頭蓋内出血(ICH)のリスク低下に起因する不良臨床評価項目のリスク低減と関連しているこ…
09_感染症

増悪リスクの高いCOVID-19患者におけるファビピラビル早期投与の有効性・安全性は?(非盲検RCT; Clin Infect Dis. 2021)

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症、通称、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2019年12月に中国湖北省で出現しました。重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症、通称、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2019年…
02_循環器系

日本人早期心房細動患者に対するカテーテルアブレーションは予後およびQOLを改善する(コホート研究; KiCS-AFレジストリー; Heart Rhythm 2022)

カテーテルアブレーションはQOLが低下した患者の第一選択治療として広く用いられていますが、日本の心房細動(AF)症例において、カテーテルアブレーションが生存率やその他のアウトカムを改善するかどうかはまだ不明です。今回ご紹介するのは、慶應義塾大学病院の心房細動治療の診療および予後調査のためのレジスト…
09_感染症

軽症から中等症のCOVID-19および併存疾患を有する成人におけるイベルメクチン治療の有効性・安全性は?(RCT; I-TECH試験; JAMA Intern Med. 2022)

COVID-19の治療には、安価で広く入手可能な抗寄生虫薬であるイベルメクチンが処方されている国及び地域があります。しかし、イベルメクチンについては、その使用について賛否を問うエビデンスが報告されています。したがって、より質の高いエビデンスに基づくデータが必要とされています。Ivermectin…
03_呼吸器系

鼻プリープを伴う喘息患者におけるファビピプラントの有効性・安全性は?(DB-RCT; THUNDER試験; J Allergy Clin Immunol. 2022)

鼻ポリープ(鼻茸)を有する喘息患者に対するプロスタグランジンD2受容体2(DP2)拮抗薬であるフェビピプラント使用は、鼻茸スコアを改善できるのか?鼻ポリープ(鼻茸)を伴う慢性副鼻腔炎(Chronic rhinosinusitis with ...
07_腎・泌尿器系

Triple Whammy トリプル・ワーミーによる急性腎障害発症の好発時期は2週間?(JADER; PLoS One. 2022)

最近のいくつかの研究で、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)やアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)などのレニン-アンジオテンシン系阻害薬(RASI)と利尿薬、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を併用した場合の急性腎障害(AKI)のリスクについて報告されました。このような薬剤の組み合わせ…
02_循環器系

急性期脳卒中における脳卒中発症前の降圧薬継続と一時的な中止、どちらが良さそうですか?(患者個々のデータを用いたメタ解析; Hypertension. 2017)

急性期脳卒中患者における脳卒中発症前の降圧薬継続と一時的な中止、どちらが良いのか?急性期脳卒中患者では血圧の一般的な上昇がみられ、そのうちの約75%は140/90mmHg以上であることが報告されています(PMID:17157679、PMID...
09_感染症

SARS-CoV-2感染予防のための屋内公共環境におけるフェイスマスクまたは防護マスクの有効性は?(検査陰性症例対照研究; MMWR 20220211)

屋内公共環境におけるフェイスマスクや防護マスク(N95/KN95)の使用によりSARS-CoV-2感染を予防できるのか?COVID-19の原因ウイルスであるSARS-CoV-2の感染を減らすために、フェイスマスクや防護マスク(N95/KN9...
07_腎・泌尿器系

痛風治療におけるアロプリノールとフェブキソスタットの有効性比較(RCT; NEJM Evidence 2022)

フェブキソスタットの方が尿酸低下作用が強いとされているが、、、高尿酸血症の治療において、アロプリノールとフェブキソスタットがよく用いられます。国内においてアロプリノールは1日2〜3回の服用であるため、1日1回のフェブキソスタットの使用量が増...
02_循環器系

【再掲】楽観主義者は悲観主義者と比較して心血管系イベントおよび全死亡リスクが低い?(コホート研究のSR&MA; JAMA Netw Open. 2019)

ネガティブな感情、社会的要因、ある種の慢性的なストレス状態と心臓の有害なアウトカムとの間に関連性があることは、広範なエビデンスによって証明されています。しかし、ポジティブ(楽観主義)およびネガティブ(悲観主義)なマインドセットと心臓リスクとの関連性については、あまり研究されていません。このような研…
09_感染症

COVID-19に対する高用量イベルメクチン早期治療の有効性・安全性は?(小規模DB-RCT; COVER試験; 第2相試験; Int J Antimicrob Agents. 2022)

ワクチンの展開は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策において重要な役割を果たしたことは確かです。しかし、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)亜種の出現とワクチン接種ペースの遅れが、世界のほとんどの地域でみられ、ワクチン接種により期待される患者数の減少を妨げてい…
09_感染症

コロナバックCOVID-19ワクチン2回接種者に対する異種 vs. 同種ブースター接種の安全性・有効性は?(単盲検RCT; RHH-001試験; Lancet. 2022)

不活化全ウイルスSARS-CoV-2ワクチンであるコロナバックを用いた異種(交互) vs. 同種ブースター接種不活化全ウイルスSARS-CoV-2ワクチン(CoronaVac コロナバック:シノバック生命科学、中国、Instituto Bu...
09_感染症

COVID-19に対する新規経口抗ウイルス薬(モルヌピラビル、フルボキサミン、パクスロビド)の有効性と安全性(SR&MA; Ann Med. 2022)

COVID-19に対する新規経口抗ウイルス薬であるモルヌピラビル、フルボキサミン、パクスロビドの有効性と安全性は?2019年12月、中国で重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-COV-2)によるCOVID-19が勃発しました。C...
02_循環器系

2型糖尿病に対するインスリン治療と急性冠症候群後の主要有害心血管イベントのリスクとの関係性は?(RCTの事後解析; BETonMACE試験; Cardiovasc Diabetol. 2021)

急性冠症候群(ACS)患者は、主要な有害心血管イベント(MACE)の発生リスクがより高いことが報告されています。2型糖尿病患者はACS患者の約30%を占め、2型糖尿病を有さない患者に比べてMACE再発のリスクが最大で2倍となることが報告されています。2型糖尿病患者の約25%では、高血糖をコントロー…
02_循環器系

日本人の非弁膜症性心房細動患者におけるエドキサバンの長期的な安全性と有効性は?(観察研究; ETNA-AF-Japan試験; J Arrhythm. 2021)

日本人心房細動患者に対するエドキサバンの長期的な安全性・有効性は?ランダム化臨床試験の結果、心房細動(AF)患者の脳卒中予防において、ワルファリンに対する直接経口抗凝固薬(DOAC)のアドバンテージが示されています(PMID: 197178...
09_感染症

血液透析患者におけるCOVID-19ワクチン接種後のオミクロン中和抗体はどのくらいで得られるのか?(横断研究; Lancet. 2022)

オミクロンに対するワクチン接種後の中和抗体はいつから得られるのか?懸念される変異株としてSARS-CoV-2(variant of concern, VOC)であるB.1.1.529 omicron(オミクロン)は、現在英国で主に流行してい...
09_感染症

SARS-CoV-2の迅速抗原検査における偽陽性の割合はどのくらい?(JAMA. 2022)

SARS-CoV-2に対する迅速抗原検査で偽陽性が認められる割合は?新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染収束の兆しは見えません。ウイルス変異株によっては感染状況を把握(パンデミックマネジメント)するためにPCR検査や抗原検査が...
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