02_循環器系 サクビトリル/バルサルタンの関連有害事象と投与中止との関連性は?(日本コホート研究; REVIEW-HF登録; J Cardiol. 2023) サクビトリル/バルサルタンを投与された心不全患者の特徴、忍容性、転帰について、日本人におけるデータは不充分であり、未だ不明な点が多い。そこで今回は、サクビトリル/バルサルタンを心不全治療薬として新規に処方された患者の特徴と転帰を評価するこ・・・ 2023.12.14 02_循環器系
00_その他 SGLT2阻害薬服用中にアルコール検知器反応陽性を示した正常血糖ケトーシス症例(症例報告; 糖尿病 2019) アルコールを摂取していないのにも関わらずアルコール検知器で陽性?Sodium-glucose cotransporter 2(SGLT2)阻害薬は、近位尿細管でのブドウ糖の再吸収を抑制することで尿糖排泄を促進し、血糖および体重を減少させるこ... 2023.12.13 00_その他07_症例検討
01_中枢神経系 軽度認知障害におけるシロスタゾールの有効性と安全性は?(DB-RCT; COMCID試験; JAMA Netw Open. 2023) これまでに報告されたエビデンスでは、アルツハイマー病の治療におけるβアミロイド免疫療法の有効性が強調されていますが、実臨床における効果は依然として不明です。脳からのβアミロイド除去を促進する作用については、選択的ホスホジエステラーゼ-3阻… 2023.12.12 01_中枢神経系
02_循環器系 安定狭心症に対する経皮的冠動脈インターベンション vs. プラセボ(DB-RCT; ORBITA-2試験; ) 経皮的冠動脈インターベンション(PCI)は安定狭心症の症状を軽減するために頻繁に施行されています。しかし、抗狭心症薬の投与を受けていない患者において、PCIがプラセボよりも狭心症を緩和するかどうかは明らかとなっていません。そこで今回は、安… 2023.12.11 02_循環器系
09_感染症 中国における軽度〜中等度のCOVID-19患者に対する経口抗ウイルス薬VV116の効果はどのくらい?(DB-RCT; Lancet Infect Dis. 2023) SARS-CoV-2の蔓延は世界的な大流行を引き起こし、オミクロン感染症の治療には未だ満たされていない医療ニーズがあります。SARS-CoV-2に対して強力な活性を有する経口抗ウイルス薬であるVV116は、in vitroや小規模の臨床研… 2023.12.10 09_感染症
01_中枢神経系 コリンエステラーゼ阻害薬と認知障害患者における転倒、失神、外傷との関連性は?(SR&MA; Age Ageing. 2023) コリンエステラーゼ阻害薬は、転倒リスクが高いことが多い神経認知障害患者の治療によく用いられています。これらの薬剤を効果的に使用するには、リスクとベネフィットを慎重に評価する必要がありますが、充分に検討されていません。そこで今回は、神経認知… 2023.12.09 01_中枢神経系
08_炎症・免疫・アレルギー系 アロプリノールは肝硬変関連合併症を予防できますか?(QB-RCT; Am J Med. 2023) 肝硬変とは、B型やC型肝炎ウイルス感染、アルコール、非アルコール性脂肪性肝炎などによって肝臓に炎症が生じ、その炎症を修復するときにできる線維増加が肝臓全体に拡がった状態のことです。肝硬変では、腹水や食道静脈瘤、肝性脳症や黄疸、こむらがえり… 2023.12.08 08_炎症・免疫・アレルギー系
02_循環器系 CKD患者の心血管アウトカムに対するフィブラート系薬の効果は?(日本コホート内症例対照研究; CKD患者におけるフィブラート系薬の効果はどのくらいなのか?慢性腎臓病 (CKD) 患者における重大な心血管イベント (MACE) のリスクが高いことは、これまでの研究結果から明らかです。しかし、CKD患者におけるMACEリスクに対するフィ... 2023.12.07 02_循環器系05_内分泌代謝系
02_循環器系 左室駆出率が軽度に低下または維持された心不全におけるダパグリフロジン投与後のeGFRファーストディップの影響はどのくらい?(DELIVER試験の事前規定二次解析; JAMA Cardiol. 2023) ナトリウム-グルコース共輸送体-2阻害薬(SGLT2i)の投与開始後、推定糸球体濾過量(eGFR)の初期低下が報告されています。この低下は、糖尿病、慢性腎臓病、心不全の患者全体で観察されています。しかし、心不全における左室駆出率の違いによ… 2023.12.06 02_循環器系05_内分泌代謝系
01_ワクチン vaccine BNT162b2 BA.4/5 COVID-19ワクチンとインフルエンザワクチン同時接種は有効ですか?(後向き研究; JAMA Netw Open. 2023) 地域社会におけるCOVID-19ワクチンと季節性インフルエンザワクチン(SIV)は同時期に流行がみられることから、同時接種が可能となれば国民の利便性向上につながります。しかし、これらワクチンの同時接種の推定効果を比較したデータは存在しませ… 2023.12.05 01_ワクチン vaccine09_感染症
01_ワクチン vaccine SARS-CoV-2経鼻ワクチンdNS1-RBDの安全性と有効性は?(DB-RCT; COVID-19-PRO-003試験; Lancet Respir Med. 2023) 弱毒化インフルエンザウイルスベクターを用いたSARS-CoV-2経鼻ワクチン(dNS1-RBD, Pneucolin; Beijing Wantai Biological Pharmacy Enterprise, Beijing, Chi… 2023.12.04 01_ワクチン vaccine09_感染症
00_その他 カベルゴリンあるいはピリドキシンの泌乳抑制効果はどのくらいですか?(RCT; Am J Obstet Gynecol. 2023) 個人的、社会的、医学的な理由から泌乳抑制を求める母親がいます。泌乳抑制に用いられる一般的な薬剤はカベルゴリンですが、いくつかの副作用と禁忌が知られています。具体的には、高血圧性疾患や線維性疾患、心疾患、肝疾患のある患者への使用は禁忌です。… 2023.12.03 00_その他
02_循環器系 冠動脈ステント留置におけるアスピリンフリーSAPT vs. 二重抗血小板療法(RCT; STOPDAPT-3; Circulation. 2023) PCI後の血栓コントロールにおけるプラスグレル単独療法はDAPTよりも優れるのか?経皮的冠動脈インターベンション(PCI)後1ヵ月以内の抗血小板薬2剤併用療法(dual antiplatelet therapy, DAPT)による出血率は、... 2023.12.02 02_循環器系
04_消化器系 胃食道逆流症患者におけるライフスタイルの特徴は?(アンケート調査; Zhong Nan Da Xue Xue Bao Yi Xue Ban. 2017) 胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease, GERD)は、胃の内容物が食道へ逆流することにより不快な症状や合併症が引き起こされる疾患と定義されています。また、軽度の症状が週に2日以上あるいは中等度〜重症… 2023.12.01 04_消化器系
00_その他 院内蘇生または医療緊急対応イベントにおける薬剤師の影響はどのくらい?(システマティックレビュー; Am J Emerg Med. 2023) 病院において蘇生や救急隊による治療を必要とする重症患者の救急管理において、しばしば医師・看護師の影響力が検証されています。一方、薬剤師の存在が薬物療法や患者関連の転帰に及ぼす影響については充分に検証されていません。そこで今回は、救急外来に… 2023.11.30 00_その他
08_炎症・免疫・アレルギー系 慢性特発性蕁麻疹に対する鍼治療の有効性はどのくらい?(RCT; Ann Intern Med. 2023) 慢性特発性蕁麻疹(chronic spontaneous urticaria, CSU)患者に対する鍼治療の有効性は、少数の小規模研究で報告されています。より大規模な試験での検証が求められています。そこで今回は、鍼治療がCSUに対して偽鍼… 2023.11.29 08_炎症・免疫・アレルギー系
00_その他 錠剤の外観変更に対する患者の嗜好と治療継続率は?(横断研究; Am J Manag Care. 2020) 医薬品の流通状況や後発医薬品の発売により服用中の薬の外観(大きさ、形状、色、マーク)が変化することは、しばしば見られる事象です。しかし、この変化が患者の服薬コンプライアンスに及ぼす影響については不明です。そこで今回は、錠剤の外観(大きさ、… 2023.11.28 00_その他
未分類 潜在性心房細動におけるアピキサバンの脳卒中予防効果はどのくらい?(DB-RCT; ARTESIA試験; N Engl J Med. 2023) 潜在性心房細動は持続時間が短く無症状であり、通常はペースメーカーや除細動器による長期の連続的なモニターによってのみ発見できます。潜在性心房細動は、潜在性心房細動を有さない場合と比較して、脳卒中のリスクを2.5倍増加させますが、経口抗凝固療… 2023.11.27 未分類
02_循環器系 糖尿病を伴わない肥満における心血管アウトカム発生とセマグルチドの効果は?(DB-RCT: SELECT試験; N Engl J Med. 2023) グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬であるセマグルチドは、糖尿病患者において有害な心血管イベントのリスクを減少させることが示されています。糖尿病を有さない過体重や肥満に伴う心血管リスクをセマグルチドが減少させることができるか… 2023.11.26 02_循環器系05_内分泌代謝系
09_感染症 小児のCOVID-19患者では、新たに疾患を発症するリスクが78%高い?(コホート内症例対照研究; Acta Paediatr. 2023) 小児は成人と比較して重度のCOVID-19の影響をほとんど受けていないことが報告されていますが、発症後に新たな病態を経験した可能性を示唆するデータがあります。そこで今回は、COVID-19を経験した小児と健常対照者の転帰を比較したコホート… 2023.11.25 09_感染症