01_中枢神経系 学生における携帯電話依存症と先延ばしの関連性はどのくらい?(メタ解析; J Affect Disord. 2024) 携帯電話依存症(Mobile phone addiction, MPA)は、学生の先延ばしの重要な要因として広く研究されている。しかし、MPAと先延ばしとの相関の方向性や大きさについては不明な点が多い。そこで本メタ分析では、学生におけるM… 2024.01.03 01_中枢神経系
05_内分泌代謝系 妊娠初期におけるGLP-1受容体作動薬および他のセカンドライン抗糖尿病薬の安全性はどのくらい?(メタ解析; JAMA Intern Med. 2023) 2型糖尿病の妊婦における非インスリン系糖尿病薬の安全性評価妊娠中の2型糖尿病(T2DM)患者において、治療のファーストライン(第一選択)はインスリンです。一方、セカンドライン(第二選択)の非インスリン系抗糖尿病薬(ADM)の使用が近年増加し... 2024.01.02 05_内分泌代謝系20_妊婦
07_腎・泌尿器系 サイアザイド誘発性低ナトリウム血症の累積発生率はどのくらいか?(集団ベースのコホート研究; Ann Intern Med. 2023) 医薬品の添付文書によると、サイアザイド誘発性低ナトリウム血症の頻度は不明、またはまれから非常にまれ(すなわち、1万人に1人未満から100人に1人未満)であるが、正確な負担は不明なままです。そこで今回は、日常臨床において、非サイアザイド系降… 2024.01.01 07_腎・泌尿器系
01_中枢神経系 猫の飼育と統合失調症関連障害および精神病症状様体験との関連性は?(SR&MA; Schizophr Bull. 2023) 猫の飼育は統合失調症関連障害や精神病症状様体験(psychotic-like experiences, PLE)のリスク修飾因子である可能性が提唱されている。本研究では、猫の飼育と統合失調症関連の転帰との関係を報告した文献を系統的にレビュ… 2023.12.31 01_中枢神経系
04_消化器系 食べ物による完全食道閉塞患者に対してコーラは有効ですか?(Open-RCT; BMJ. 2023) 食べ物(食塊)による完全食道閉塞の解消におけるコーラの効果については不明です。そこで今回は、食塊による食道閉塞に対するコーラの有効性・安全性を検検証した小規模なランダム化比較試験の結果をご紹介します。本研究は、オープンラベル、多施設、ラン… 2023.12.30 04_消化器系
02_循環器系 看護師主導のセルフケア介入が心不全患者の健康転帰に及ぼす効果は?(RCTのメタ解析; J Clin Nurs. 2023) 心不全(HF)患者に対する看護師主導のセルフケア介入への効果について、患者の転帰に及ぼす効果に関する研究エビデンスは乏しく、充分に検証されていません。そこで今回は、ランダム化比較試験(RCT)の系統的レビューとメタ解析により、看護師主導の… 2023.12.29 02_循環器系
05_内分泌代謝系 妊娠初期の既往糖尿病または妊娠糖尿病に対するメトホルミン+インスリン併用療法の効果は?(RCT; MOMPOD試験; JAMA. 2023) 既存の2型糖尿病または妊娠初期に糖尿病と診断された妊婦には、インスリンの投与が推奨されています。インスリンにメトホルミンを追加することで、新生児の予後が改善する可能性があるものの、充分に検証されていません。そこで今回は、既存の2型糖尿病ま… 2023.12.28 05_内分泌代謝系20_妊婦
00_その他 椅子の配置が医師の行動と患者の満足度に及ぼす影響はどのくらいですか?(DB-RDT; BMJ. 2023) ベッドサイドでの診察中に医師が座っている時間の長さと患者の満足度に及ぼす椅子の配置の影響については充分に検証されていません。そこで今回は、椅子を配置する位置により患者との面会中に医師が椅子に座る頻度に変化があるのか、患者満足度にどのような… 2023.12.27 00_その他
09_感染症 米国における小児および青年の外来での抗インフルエンザウイルス剤使用の傾向は?(横断研究; Pediatrics. 2023) インフルエンザ抗ウイルス薬は、症状持続期間が2日未満の小児やインフルエンザ合併症のリスクが高い小児の転帰を改善することが報告されています。しかし、小児集団におけるインフルエンザ抗ウイルス薬の実際の処方傾向は不明です。そこで今回は、2010… 2023.12.26 09_感染症
02_循環器系 利尿薬、ACE阻害薬、カルシウム拮抗薬を投与された高血圧患者の死亡率と罹患率に差はあるのか?(ALLHAT試験の二次解析; JAMA Netw Open. 2023) 高血圧は一般的な疾患であり、脳卒中などの心血管リスクの一因です。高血圧に対しては高圧薬による血圧コントロールが行われますが、治療の目標は将来にわたる心血管イベントの発生抑制(イベントの先送り)です。しかし、死亡率と罹患率に関する降圧治療の… 2023.12.25 02_循環器系05_内分泌代謝系
未分類 高コレステロール血症治療薬インクリシランの安全性と忍容性はどのくらい?(臨床試験7件の併合解析; J Am Coll Cardiol. 2023) インクリシラン(商品名:レクビオ)は低比重リポ蛋白コレステロールを低下させる低分子干渉RNA製剤(RNAi)です。日本では2023年11月22日の薬価収載と同時に発売されました。しかし、安全性情報が限られていることから、継続的なモニタリン… 2023.12.24 未分類
09_感染症 救急外来を受診した成人におけるSARS-CoV-2オミクロン変異株感染の転帰と季節性インフルエンザおよびRSウイルス感染との比較(多施設コホート研究; Clin Infect Dis. 2023) SARS-CoV-2感染による人類への影響度はどのくらいか?SARS-CoV-2感染の影響については、病原性の低い亜種が出現し、集団免疫力が増加している時代において議論が残っています。そこで今回は、オミクロン、インフルエンザ、または呼吸器合... 2023.12.23 09_感染症
02_循環器系 週末の寝溜めと心血管疾患との関連性はどのくらいですか?(米国の横断研究; Sleep Health. 2023) 平日の睡眠が6時間未満で週末に寝溜めする集団の特徴とは?現代の社会人は多忙であり、睡眠時間が短いことが社会的問題となっています。睡眠時間の短さと心血管疾患との発症リスク増加との関連性が報告されています。一方、このような集団の一部で週末に寝溜... 2023.12.22 02_循環器系30_睡眠
08_炎症・免疫・アレルギー系 アトピー性皮膚炎(湿疹)の局所外用治療で優れるものは?(RCTのNMA; J Allergy Clin Immunol. 2023) アトピー性皮膚炎に対する局所外用治療薬として優れているものはどれか?アトピー性皮膚炎(AD)は一般的な皮膚疾患であり、複数の外用療法があるものの、効果比較は充分に行われていません。そこで今回は、アトピー性皮膚炎に対する処方外用療法の有益性と... 2023.12.21 08_炎症・免疫・アレルギー系
09_感染症 COVID-19迅速抗原検査の検体採取として最適な方法は?(RCT; JAMA Netw Open. 2023) COVID-19の迅速抗原検査を実施するためには、自己採取または医療従事者(HCW)採取の鼻腔スワブ検体が望ましいサンプリング方法とされていますが、咽頭検体が検査感度を向上させることができるかどうかについては議論の余地があります。そこで今・・・ 2023.12.20 09_感染症
02_循環器系 急性虚血性脳卒中に対する血管内治療後の血圧管理はどのくらいが良いのか?(Open RCT; BEST-II試験; JAMA. 2023) 血管内治療後の血圧管理における最適な目標値は?急性虚血性脳卒中に対する血管内治療による再灌流成功後の血圧コントロールについては議論が分かれています。特に収縮期血圧(SBP)コントロールの目標値として、中等度低下の効果は不明です。そこで今回は... 2023.12.19 02_循環器系
08_炎症・免疫・アレルギー系 滑膜炎を伴う変形性手関節症に対するメトトレキサートの効果は?(DB-RCT; METHODS試験; Lancet 2023) 変形性手関節症に対するメトトレキサートの効果はどのくらいか?変形性手関節症は、有効な治療法がほとんどなく、患者に障害をもたらす疾患です。滑膜炎を伴う変形性手関節症は、疼痛を伴う一般的な炎症表現型であることから、メトトレキサートが有効である可... 2023.12.18 08_炎症・免疫・アレルギー系
00_その他 ココア抽出物サプリメントと2型糖尿病の発症リスクとの関連性は?(RCT; COSMOS試験; Diabetes Care. 2023) これまでに実施された観察研究の結果、ココアフラバノールの補給が2型糖尿病(T2D)予防の有望な戦略である可能性が示されています。しかし、より大規模で質の高い研究については実施されていません。そこで今回は、大規模ランダム化臨床試験(RCT)・・・ 2023.12.17 00_その他05_内分泌代謝系
09_感染症 米国退役軍人におけるCOVID-19後遺症の発症に対するニルマトレルビル-リトナビルの有効性はどのくらい?(標的試験エミュレーション; Ann Intern Med. 2023) これまでの研究結果から、COVID-19は急性感染後の多くのCOVID-19後遺症の発症に関連していることが示されています。一方で、急性COVID-19の治療に用いられる経口抗ウイルス薬のCOVID-19後遺症の発症予防効果に関する情報は・・・ 2023.12.16 09_感染症
01_中枢神経系 メトホルミン投与中止と認知症発症率との関連性は?(米国データベース研究; JAMA Netw Open. 2023) 先行研究では、メトホルミンは認知症発症率の低下と関連する可能性が示唆されていますが、その関連は疾患の重症度や処方傾向によって混同される可能性があります。また、糖尿病患者におけるメトホルミン治療の中止は、一般的には腎機能障害の徴候により起こ・・・ 2023.12.15 01_中枢神経系