10_眼関連疾患糖尿病黄斑浮腫にアフリベルセプトまたはベバシズマブ先行投与、どちらが良さそうですか? (RCT; N Engl J Med. 2022) 糖尿病黄斑浮腫に対して、アフリベルセプト(商品名:アイリーア)やベバシズマブ(日本では適応外)をはじめとする抗VEGF抗体薬が使用されます。しかし、アフリベルセプト単独投与とベバシズマブ先行投与を比較し、眼の状態が充分に改善しない場合にベバシズマブからアフリベルセプトに切り替える方法(ステップ治療…2022.08.0110_眼関連疾患
10_眼関連疾患白内障に対する即時両眼手術と別日に片眼ずつ手術、どちらが良いですか?(SR&MA; Cochrane Database Syst Rev. 2022) 白内障は両眼とも同日に手術する場合と、片眼ずつ別日に手術する場合、どちらが良いのか? 加齢性白内障は、ほとんどの場合、両眼に発症します。多くの場合、白内障手術は両眼別々の日に行われ、これは、遅延連続両眼白内障手術(delayed s...2022.06.2510_眼関連疾患
02_循環器系眼科処置後の急性心筋梗塞リスクはどのくらい?(症例クロスオーバー試験; Ann Intern Med. 2022) 眼科手術による急性心筋梗塞リスクはどのくらいか? 外来患者において眼科手術の前に、術前心臓血管評価を行うことが一般的です。しかし、これらの処置が急性心筋梗塞(AMI)を誘発するかどうかは不明です。 そこで今回は、眼科手術に伴う...2022.03.3002_循環器系10_眼関連疾患
09_感染症キノロン系抗菌剤の使用は網膜剥離リスクになりますか?(米国FAERSによるシグナル検出; Expert Opin Drug Saf. 2021) キノロン系薬剤による網膜剥離リスクは? キノロン系抗菌剤は、その効力、適用範囲の広さ、良好な薬理学的プロファイル、そしてほとんどが軽度から中等度の副作用であることから、広範囲の細菌感染症の治療に世界的に好まれています。 しかし...2021.11.1909_感染症10_眼関連疾患
05_内分泌代謝系2型糖尿病患者におけるSGLT2阻害剤と網膜静脈閉塞症のリスク (PSマッチコホート研究; Diabetes Care. 2021) 網膜静脈閉塞症は、主に高血圧や糖尿病による動脈硬化を原因として起こります。 網膜静脈閉塞症になると、眼底出血や黄斑浮腫のリスクも高まることが知られています。SGLT2阻害薬は、尿中にグルコースを排泄することから、尿量を増加させることが知られていますが、これに伴い体内で虚血状態を引き起こす可能性…2021.08.2605_内分泌代謝系10_眼関連疾患
10_眼関連疾患ブルーライトカット眼鏡は長時間のスクリーン使用による眼精疲労を軽減できますか?(RCT; Am J Ophthalmol. 2021) ブルーライトカット眼鏡の効果はどのくらいなのか? IT社会において、パーソナルコンピュータやスマートフォンなどの使用は避けられません。これらのIT機器の使用頻度の増加、ブルーライトへの暴露が増加することで眼関連障害のリスク増加が懸念...2021.04.1610_眼関連疾患
05_内分泌代謝系DPP4阻害薬は糖尿病性網膜症のリスクとなりますか?(Diabetes Metab. 2018) ジペプチジルペプチダーゼ-4阻害薬(dipeptidyl peptidase-4 inhibitor: DPP4i)の使用が、2型糖尿病患者における他の血糖降下藥と比較して、糖尿病性網膜症に有益であるか有害であるかを検討した。2018.06.2105_内分泌代謝系10_眼関連疾患